【ワンピース】モモの助の悪魔の実の能力は龍?声優や父との関係を紹介

大人気漫画『ONE PIECE』、パンクハザード編にて登場した男の子「モモの助」。可愛らしい外見からお姉さんの皆様からは可愛がられるも、そのうちに秘めたる想いとまさかの正体にびっくりした人も多いのではないでしょうか。では、そんなモモの助とはいったい何者なのでしょうか。

これからの『ONE PIECE』で間違いなく、キーパーソンになってくるモモの助についてプロフィールも含めてご紹介させて頂きます。

モモの助の基本情報

【ワンピース】モモの助の悪魔の実の能力は龍?声優や父との関係を紹介

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

モモの助の特徴

ちょんまげ姿に薄く短い眉毛の、8歳の男の子です。普段から着物を着ており、ワノ国の子供はこんな感じなんだとイメージがわいてきます。

子どもながらに自分のことは拙者と言い、語尾にはござるを付ける。当初父の演じていた錦えもんと一緒で日本の誇りの高い、THE・侍をイメージさせます。

モモの助の性格

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

一言でいうとまさに頑固者です。

それが分かるエピソードですが、パンクハザードにて自身が侍であるという誇りを強く持っているため、だれからも施しは受けない!と食事を拒み続け、空腹に耐えかねて自作品の人造悪魔の実を食べてしまう結果となってしまいます。しかし、それが、シーザークラウンによって、実験台にされていた子どもたちに投与され続けていた、覚せい剤入りのキャンディーを食べなくて済んだ結果につながりました。

ルフィ達麦わらの一味によって救い出された後も、施しは受けないと言い続け、サンジの作った「海ブタ肉入りホルモンスープ」を捨てそうになり、サンジに怒られそうにもなってしまいますが、そこは当時父親役であった錦えもんに止められ、数日ぶりのまともな食事にありつくのでした。

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

頑固者の性格をしている一方で、8歳という年齢でありながら、かなりのスケベで、計算高い甘え上手の少年です。なにか嫌なことがあるとすぐにナミやロビンの豊満な胸元に抱きつき、一緒にお風呂に入ったりしているため、サンジ・ブルック・錦えもんの三人からは強い嫉妬を受けております。

大きく説明すると頑固でスケベなモモの助ですが、過去にとても辛い過去を背負っており、ドフラミンゴのトラウマにも苦しめられます。そんな一方でパンクハザードで同じく実験台として捕まっていた子どもたちを心配したり、ゾウではイヌアラシ・ネコマムシの間に入り仲裁したり、侍の、大名としてのやさしさと責任感も持ち合わせております。

モモの助の能力

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ピンク色の龍に変身できます。ルフィからはウナギとからかわれることもあります。

空を飛ぶことができますが、変身も飛ぶことも、まだ自分では制御できない様子です。ルフィがパンクハザードのダストボックスに落とされたときに初めて出会い、トラウマがよみがえった拍子に空を飛び、地上に帰ってくることが出来ました。

ゾウでは、ルフィとともに不思議な体験をします。カイドウの部下であるジャックがミンク族の住処である何全も生きている象を攻撃してきます。「早く・・・命じてくれ・・・!!!」ルフィは声が聞こえるだけで、自分の声は象に伝わらない様子。しかし、モモの助の生まれ持った能力でしょうか。象の視覚を共有し、頭に映像が流れ込んでくることで、犯人がジャックだとわかったのです。象の名前は象主(ズニーシャ)と言い、モモの助に自分は罪を犯したので、歩くことしかできないことを伝えます。戦うことを命じてほしいとモモの助に伝えてきたのです。モモの助の掛け声でジャックを追い払うことが出来ました。

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

モモの助の家族は!!?

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

パンクハザードからゾウまででは父親は錦えもんだとされてきました。しかし、ゾウにてイヌアラシとネコマムシの喧嘩の際に明らかになったのは、実はワノ国「久里」の大名、光月おでんの息子ということでした!

九里の大名光月家とゾウのミンク族は歴史的に固い絆で結ばれており、20年前に亡くなった光月おでんの元で、イヌアラシとネコマムシは共に戦った仲でした。

そこに20年前と同じ姿の錦えもん、モモの助が現れたのです。大好きだったおでんの息子。懐かしい光月の侍の錦えもんが現れたときの、イヌアラシとネコマムシの嬉しさははかりしれないものがあったでしょう。モモの助の言葉もあり、「昼の王」と「夜の王」の仲直りが実現したのでした。

そこから今まで語られてこなかった事実がいくつも明らかになってきます。

光月おでんはすでに死んでおり、実はゴールド・ロジャーの船に乗って、『ラフテル』に到達した一人だということなのです。

そして、光月おでんがロジャーと海に出ている間に、ワノ国はカイドウと元々は小間使いという立場であったオロチにワノ国を乗っ取られ、ワノ国の将軍オロチとカイドウに、20年前におでんは処刑されてしまうのでした。

そして、モモの助、錦えもんは20年前から現在にタイムスリップしたきたというのです。

そこにはモモの助の母、トキの悪魔の実の能力が関わっていました。母親のトキも20年前に死んでしまい、オロチもカイドウもモモの助にとっては両親の仇だったんですね。

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

しかし、モモの助には妹が残されておりました。名前を日和といい、ワノ国一番の花魁として生きておりました。

日和はカッパの河松と一緒に燃え盛る九里の城から逃げ出し、河松の元を自ら離れてから、狂四郎親分のいう、侠客のもとにおりました。実はこの侠四郎、光月家家臣の中でも切れ者の傳ジローだったのです。日和も20年間、河松や傳ジローに守られていたんですね。

二人の再会もこれから楽しみです!

モモの助の名シーン

ここでは、モモの助の名シーンについて紹介させて頂きます。

「カイドウを倒しだい!!!」

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

第819話、”光月家跡取り・モモの助”でのセリフです。

このシーンまでの流れですが、ルフィが錦えもんより、「ワノ国の将軍及び四皇カイドウを討つ戦に!!どうか助太刀願いたい!!!」から始まります。

しかし、この要望をルフィは断ってしまうんですね。その理由は、いかにもルフィらしい。

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

錦えもんをはじめとする侍・忍者たち、そしてイヌアラシとネコマムシをはじめとするミンク族の大将であるモモの助から気持ちを聞きたかったんですね。

ルフィからの厳しい言葉にモモの助。ナミが励ましてあげようと抱きかかえようとしますが、まさかそれをスルーします。

そして、「カイドウを倒しだい!!!カイドウは親の仇でござる!!!母上も殺され申した!!せっしゃだって早く大人になって!強くなって!父上と母上の仇を討ちたい!!家臣もみなまもってやりたい!!!されど・・・体も小さいゆえ・・・むりでござる!!だから一緒にたたかってほしいでござる!!!」

そこで、モモの助は土下座でお願いしようとしますが、それをルフィが制止します。ルフィは同盟を組もうと言い、二人は握手し、ここに『忍者海賊ミンク侍同盟』が結成されるのでした。

子どもながらに大名の息子としての誇りと責任感を持つモモの助に感動する名シーンです。

成長していくモモの助

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

誇り高き武士の心を持ったモモの助は、本当に悲しい過去を背負いながらも大名としての責任感を持ち合わせる少年でした。

ワノ国に到着してから、ルフィから国のみんなの前に出された際、動揺こそするものの自らを奮い立たせます。

ここでもみんなからの期待と自分がこの戦いの中心になっていくんだという思いを強くし、成長していくのでした。

モモの助はまだまだ子供で戦闘には参加しないかと思いますが、これから待っている展開は日和との再会や、鬼ヶ島への討ち入り、今後の成長が楽しみです。