【ワンピース】モンキー・D・ルフィの強さとその正体は?声優もご紹介!

主人公であり、誰よりも熱い心を持ちどんどん成長していくルフィの強さの秘訣や名言、声優など紹介していきたいと思います。

モンキー・D・ルフィの基本情報

【ワンピース】モンキー・D・ルフィの強さとその正体は?声優もご紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ルフィの特徴

ルフィといえばボサッとした髪の毛に赤いノースリーブのまさに「海が似合う少年」という格好をしています。何と言ってもトレードマークはシャンクスから預かっている「麦わら帽子」。麦わらの一味と呼ばれているように、ドクロのマークにも麦わら帽子が記されています。基本的にラフな格好を望んでいますが、冬島のような極寒の地域では流石に厚着になったり砂漠の国では日除けのコートを羽織るなど、環境に合わせて様々な衣類を着用しています。

「大海賊時代」という海賊や冒険者が隆盛を極めた時代に生まれ、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を見つけて海賊王になることを夢見る少年ですが幼い頃に海の秘宝とも呼ばれている悪魔の実の一つ「ゴムゴムの実」を食べたことで、体のあらゆる部位が伸縮自在の全身ゴム人間となります。その代償として海に嫌われ、一生泳げない体になってしまいましたが幼少期より元々カナヅチだったので、ほぼ実害はありません。

ルフィの性格

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

見た目通り底抜けて明るく豪快な楽観主義者で幼い子供がそのまま育ったような気質の持ち主です。「海賊は自由」という言葉をまさに体現するかのような奔放な性格をしており、その人柄ゆえに仲間からの信頼もあついです。

非常に好奇心旺盛でもあり、良くも悪くも思い立ったら考えるより先に行動を起こすタイプなので旅先では自ら問題を起こすことが多々あり、船長ではありますが仲間たちから叱責されることも。

他人を疑うことも知らず相手の嘘もよくあっさりと信じてしまったり、催眠術を使用する相手との相性は非常に悪く、毎度のようにその術中にハマってしまっています。また、他人の顔を覚えるのも苦手な節があり、特徴の一部が似ているだけで勝手に知人と勘違いすることや相手の偽装にまんまと騙されたりすることもしばしば。ルフィ自身も嘘を付くのがかなり下手であり、隠し事をしても露骨なほど表情にあらわれたりちょっとしたブラフで口を滑らせてしまうことも多いため、相手にはすぐにバレてしまいます。

思考回路も極端であり、理論的な話は苦手です。行く先々で出会う不思議な生態系や現象についてナミやロビンなどから説明されてもイマイチ要領をつかめず、最終的には強引な解釈で納得していることが多いです。こうした自分勝手な気質が目につく一方で、仲間のことは非常に大事に思っており、たとえ過ごした時間が短かろうと仲間のためならどんな危険にも身を投じる心の強さを併せ持っています。夢や理想ばかりでなく、厳しい現実を直視し向き合う責任感の強さも内に秘めているため、感情的に行動した後も自分が間違っていたと分かれば、その非を認めて素直に謝罪することもあります。

様々な大物たちに影響力を与える存在

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

17歳にして一人で大海原へ旅立ち、ゆく先々で仲間を集めながら、果てしない海を航海することになったルフィですが現在となっては10人の船員からなる「麦わらの一味」の船長にして“麦わらのルフィ”の通称で知られる15億ベリーの賞金首にまで成長しています。さらには、彼を慕う構成員およそ5600人からなる「麦わら大船団」の大頭でもあります。

その影響力は大きく、これまでクロコダイル、モリア、ドフラミンゴといった王下七武海の撃破、司法の聖地エニエス・ロビーの崩落、大監獄インペルダウンの大脱獄、さらには四皇“ビッグ・マム”シャーロット・リンリンとの一連の抗争など、世界中で起こった様々な騒動の主犯格として、世界政府、海軍もその存在を危険視しているほどです。世間では、ビッグ・マム海賊団との抗争で生還しつつ、同海賊団に甚大な被害を与えたことから「ビッグ・マム海賊団に事実上、勝利した」として「5番目の海の皇帝」と報じられるまでになりました。

人一倍以上の仲間思い

直情的で安い挑発を買ってしまうことも多く、権力や武力を振りかざして弱者を虐げるタイプの人間をとくに嫌っています。こうした相手には立場など関係なく殴り飛ばすことも多いです。極稀に仲間同士のいざこざをまき起こすこともあり、ウイスキーピークでは敵の口車に乗せられてゾロと本気の勝負を展開し、ウォーターセブンではメリー号の進退についてウソップと大喧嘩し、彼が一味を抜ける事態にまでなったこともありました。

しかし仲間を思う気持ちはだれよりも強く、その仲間のためならばどんな危険だろうと真正面から立ち向かう豪胆さがあり、決して自分の口にしたことを理想論で終わらせない力強さがあります。これがルフィの最大の魅力となっており、どんな人物であろうとたちどころに彼の存在感に目を奪われることとなります。自然と周りの者を味方に引き込み、本人も気づかないうちに戦力を増強していく点についてジュラキュール・ミホークからは「この海において最も恐るべき力を持っている」と評されています。

自分がそう考えている以上、仲間にとってもそうであってほしいと考えており、だからこそ仲間が困っていたり悩んでいたりする時は多少力尽くになるとしても全力でぶつかり、他の仲間も巻き込んで全員で問題を解決しようとします。強さなどは関係なく、ただ単純に「一緒に居たい」と思うから絶対に仲間を見捨てないという気持ちがルフィの中の絶対のルールであり、船長としての行動理念でもあります。仲間がピンチに陥った場合は自分のこと以上に心配し、焦りを見せる事もありますがそこがルフィの良いところだと言っても過言ではありません。

ルフィの声優

アニメでのルフィを演じているのは女優でもあり声優の田中真弓さんです。青二プロダクション所属で本名は阿部真弓さんだそうです。

主な代表作は「ドラゴンボール」クリリン役、「うる星やつら」藤波竜之介役、「ロボタン」キーコ役、「幽☆遊☆白書」コエンマ役、「南国少年パプワくん」パプワ役、「忍たま乱太郎」摂津のきり丸役、「モジャ公」モジャ公役など、アニメでは有名のキャラクターを数多く演じています。

声優だけでなく吹き替えやナレーションでも活躍されており、知らない方の方が少ないのではないでしょうか。

モンキー・D・ルフィの名言・名シーン

数多くの名言を残しているルフィですが、その中でも特に印象的だった名言をご紹介していきたいと思います。

海賊王に!!!おれはなる!!!

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

「ONE PIECEといえば」というほど最も有名な台詞がこれです。ルフィの最大の目標であり、冒険の全てを握ると言っても過言ではないと言えるでしょう。頂点を目指すルフィの決意が伺えるこの台詞は、作品のキャッチフレーズでもあります。

ルフィが夢を叫ぶときや、強敵に立ち向かった時にも出ている言葉がこの有名な台詞です。

つまらねェ冒険ならおれはしねェ!!!

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

かつて海賊王の船に乗っていたレイリーと出会ったルフィですが、レイリーは「ひとつなぎの大秘宝・ワンピース」の秘密を知っていました。ウソップは思わずその秘密を聞いてしまいましたが、そんなウソップを見てルフィが怒り始めます。

「宝がどこにあるかなんて聞きたくねェ!!宝があるかないかだって聞きたくねェ!!何もわかんねェけど、みんなそうやって命懸けで海へ出てんだよっ!!!ここでおっさんから何か教えて貰うんなら、おれは海賊やめる」と自身の思いをぶつけるルフィの姿はまさに「海賊王を目指す男の姿」そのものでしょう。

未来の海賊王の仲間(クルー)がよ…情けねェ顔すんじゃねェ!!!

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

空島までのエネルとの最終対決の中で、空島の危機やエネルの船に連れて行かれる自分の行方など解決しなければならない多くの問題に慌てていたナミがルフィに助けを求めようとすがります。

しかしルフィはそれを跳ね除け、この言葉を残します。他の場面でもゾロに対して「海賊王の仲間ならそれくらいになって貰わないとおれが困る!!!」と海賊王になった自分像をすごく強く持っています。

モンキー・D・ルフィのこれから

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

今もまだ成長が止まらないルフィですが、母親の行方やエース・サボと一緒に住んでいた経路、ドラゴンとの関係など、家族関係に関してはまだ解明されていないところも多いです。Dの一族がなぜ恐れられているかの展開もこれから明らかになってくるのでしょうか。

何れにせよこれからもっと強くなっていくルフィとその仲間たちの冒険は、まだまだ目が離せませんね。