【BLEACH】山田花太郎の正体は?その能力や兄についても解説!

オシャレ漫画で有名な「BLEACH」にて一番最初の盛り上がりとも言えるルキア奪還編に登場した護廷十三隊四番隊隊員山田花太郎とは一体どんな人物なのでしょうか?主に初期に登場したキャラですが多くの読者に認知されているその実態をご紹介していこうと思います。

山田花太郎の基本情報

まずは山田花太郎の簡単なプロフィールから紹介していこうと思います。

【BLEACH】山田花太郎の正体は?その能力や兄についても解説!

©久保帯人/集英社

 

山田花太郎の特徴

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©久保帯人/集英社

山田花太郎は小柄で黒髪をわずかに伸ばした平凡な髪形をしており、前髪は左右に分けています。目はぱっちりとしたたれ目でコン曰く「冴えないくせに女子にモテるルックス」とのことです。実際に尸魂界で女性死神にモテていたのかどうかは描写されていませんが、可愛がられてはいるようです。

性格は真面目ですが天然でヘタレ気味で一人称は「僕」です。作中に怪しげな丸薬を飲んで一護らに「元気ハツラツーみたいな顔してるでしょ?」と尋ねるシーンがありますが、実はこの丸薬は先輩がいたずらで花太郎に渡したもので、ただの小麦粉玉なのですが本人はそれを本物だと信じ込み、携帯しています。このことからも花太郎の天然さが伝わるのではないでしょうか?しかし、自分の決めたことは譲らない部分もあり、作中では六番隊の隊舎牢の清掃係を任されていたときに朽木ルキアと出会い、一護たちの目的がルキアの救出であると知ると積極的に救出の手助けをしていました。

山田花太郎と斬魄刀の能力

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©久保帯人/集英社

鬼道を治癒に使うことができ、その能力は第七席であることと第十四上級救護班班長に任命されていることから非常に高いものであることがわかります。ただし、瞬歩を使用することができず、戦闘能力は瓠丸がある程度赤くなっているとき以外は皆無だといえます。

花太郎の斬魄刀は瓠丸(ひさごまる)といい、本編では登場しませんが、単行本のおまけページに登場し、アニメでは実際に解放されました。瓠丸は斬りつけた相手の傷を取り込んで治す能力を持っています。傷を取り込むことでダメージが蓄積され、その蓄積量は赤い色のゲージで確認することができます。ゲージが溜まると形状がメスのような形になり、取り込んだダメージをエネルギーに変換して敵にぶつけることができます。アニメではギリアン級大虚にも大ダメージを与えました。また、威力は取り込んだダメージの量に対応しています。

解号は「満たせ『瓠丸』(みたせ『~』)

技:朱色瓠丸(あけいろひさごまる)

瓠丸がメスのような形状に変化し、取り込まれたダメージのすべてをエネルギーに変換し、敵にぶつける技です。解号を唱えることでゲージが溜まっていなくても使用することが可能です。

山田花太郎の家族構成

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©久保帯人/集英社

山田花太郎の家族で判明しているのは兄だけです。兄の名前は山田清之介(せいのすけ)といい、110年前の護廷十三隊四番隊副隊長でした。現在は真央施薬院という貴族専用の病院の総代(院長)を務めています。その能力は非常に高く、人の形をしていない肉塊でさえ、生きるために必要な部品が残っていれば生命を維持させることができるまで回復させることができます。護廷十三隊を脱退しているため、斬魄刀は返還しており、斬魄刀の能力は不明です。

花太郎も優秀な隊員なのですが、兄の清之介がそれを大きく上回る優秀さであるため、花太郎は自身の能力をそれほど高くないと思っています。

山田花太郎の声優は宮田幸季さん

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©久保帯人/集英社

山田太郎の声優を務めるのは宮田幸季さんです。主な出演作品は「バカとテストと召喚獣」に登場する『土屋康太』、「ダンガンロンパ」に登場する『不二咲千尋』、「Free!」の『似鳥愛一郎』などを演じています。キャラの特徴をみてわかるように高い声のキャラの声優を多く務めています。あまり派手さのない花太郎にぴったりの声を当ててくださっているので是非アニメでご視聴ください。

山田花太郎の名シーン・名セリフ

ここから山田花太郎の名シーンや名セリフをご紹介していこうと思います。

「絶対治しますよ。時間をください。一晩で治してみせます。」

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©久保帯人/集英社

これは朽木ルキアを助けるために尸魂界へ侵入した黒崎一護が六番隊副隊長阿散井恋次との死闘を終えた後、瀕死の一護を治すときに花太郎が言ったセリフです。

この言葉により一護らの中で四番隊山田花太郎が協力をすることに抵抗のない人質から仲間の一人になったのではないでしょうか。事実、花太郎は一晩で一護を戦えるまでに回復させ、さらに一護ほどではないにせよ傷を負っていた志波岩鷲の傷も治しています。

視聴者も花太郎に頼りがいを感じたシーンなのではないでしょうか。

「元気ハツラツーみたいな顔してるでしょう?」

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山田花太郎の有名なシーンの1つがこのシーンです。阿散井恋次との死闘を制した瀕死の黒崎一護を回復させた翌日に隊に支給されたという怪しい丸薬(実はただの小麦粉玉)を飲み、騙されていると言ってきた一護と岩鷲に言った言葉です。

薬を飲み、ペカーという効果音とともに2コマ分も全く同じ顔、同じ姿勢だったシーンと併せて有名な名シーンだと思います。また、これによりシリアスな空気を和ませてくれるキャラということが強調されています。

あまり戦いでは活躍できない花太郎ですが、このように見どころが多いキャラとなっています。

山田花太郎は治癒能力と、優しさを持った愛されキャラ

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©久保帯人/集英社

今回紹介してきた山田花太郎はあまり目立たなく、ただの人質として終わると思いきや、一護たちがルキアを助けるために大きく貢献してくれるキャラにまでなりました。

花太郎は戦闘能力を持っていないにも等しく、回復系の鬼道を使用し、斬魄刀の力によって多くの傷を治した場合のみ攻撃力を持ちます。立場も護廷十三隊四番隊第七席であり、第十四上級救護班班長でもあり、その冴えない外見からは想像もできないほど優秀です。花太郎は真面目で天然、そして心優しい性格をしており、前述した立場にありながらもこの性格もあってか恐れられてはいません。

このように花太郎は強い治癒能力と、優しさを持った仲間であり、作中でも多くのキャラクターに、そして視聴者にも愛されているキャラクターの一人です。