【チェンソーマン】レゼの正体は爆弾の悪魔！物語の最後で復活した？

「チェンソーマン」に登場するキャラクター、レゼ。彼女は作中でもかなり人気のキャラクターです。デンジとの恋物語に心を鷲掴みにされたという方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなレゼについて解説。初登場からデンジとの関わりまさかの復活シーンまで幅広く紹介していきます。

レゼの基本情報

レゼはチェンソーマンにおける「レゼ編」と呼ばれる大きなくくりの中でのヒロイン的ポジションのキャラクターです。レゼ編ではその名前から分かる通り、レゼとデンジ二人の関係が描かれます。

レゼ編は、デンジとレゼが電話ボックスで出会う所から始まります。デンジを見て昔飼っていた犬と重ね合わせ、笑顔でごまかしながらも泣いてしまうレゼ。そんなレゼを励まそうと、デンジは少し前に飲み込んだ花を吐き出し、レゼにプレゼントします。

この事がきっかけでデンジとレゼは付き合う事に。レゼが自身がアルバイトをしているカフェにデンジを誘ったり、夜の学校を二人で探検したりと親交を深めていきます。

レゼの見た目は華奢で美しい美少女といったもの。頬をいつも薄く赤らめていて、側面に右側にピンが刺さったようなチョーカーを付けています。

「二道」というカフェでアルバイトをしており、デンジも彼女とのお付き合いをきっかけに、ここに通うようになります。デンジと愛を育んでいくレゼでしたが、彼女がデンジと関わっている本当の理由は別にあったのでした。レゼの本当の目的については後述します。

レゼにはどこか儚なげな少女といった雰囲気があります。優しく可愛らしい素振りが魅力的です。優しい一面もあり、まともな教育を受けてこなかったデンジに対し漢字の読み方を教えてあげたりもしていました。

少しずつデンジと距離を縮めていったレゼでしたが、彼女がデンジに近づいたのには、別の理由がありました。チェンソーの悪魔の心臓を持つデンジを抹殺する事。彼をマキマの元から引き離す事がレゼの本当の目的でした。

レゼとデンジの縁日でのデートの途中、キスをしたと見せかけてレゼがデンジの舌を引きちぎった所から、その事実が少しずつ判明していきます。

そこから、レゼはロシアにて軍のモルモットとして育てられた存在である事。彼女の正体は爆弾の悪魔の魔人、通称ボムだという事が判明。その後はデンジと戦う事となります。

ボムの能力は爆発を自由に操るというもので、爆発を利用した高速移動をしたり、指を鳴らすとともに遠くのものを爆破したりなどが出来ます。この能力を使って、デンジ達と壮絶な戦いを繰り広げました。

レゼはデンジとの戦いの末に敗走。その後、マキマに襲撃され殺されてしまいました。しかし、物語の終盤で彼女は復活します。レゼは彼女を殺した張本人であるマキマの手下として再登場しました。

支配の悪魔であるマキマの能力の一つに、自分よりも格下の生物を思い通りに操るというものがあります。その能力によってレゼは操られていたわけです。結果的には敗北したレゼでしたが、その後彼女が一体どうなったのかは明かされていません。

ここではレゼの名台詞、名シーンを紹介します。

学校に行ったことがないデンジに対して、レゼは夜になったら学校に侵入する事を提案します。そのまま夜の学校ででーとする事になった二人。デート中、プールに一緒裸で入ろうとしたり、教室でお話したりなどして楽しみました。

デンジとの学校探検の途中、レゼはデンジの居ない所で通り魔の襲撃を受けますが、持ち前の武術で返り討ちに合わせます。その時に彼女はロシア語で歌を歌っていました。ロシア語の台詞で描かれたその歌詞を翻訳すると、ジェーンという少女の陽気なデートを歌ったものだという事が分かります。

ここのシーンはロシア語をそのまま台詞として使った斬新な表現だと読者からも印象深いです。チェンソーマンの作品内では、このような日本語以外の台詞を使うシーンが度々あります。

レゼは縁日でのデート夕にデンジに対して仕事を辞めてそのまま二人で逃げないか提案します。その提案を断って、仕事をしながら会いたいと話すデンジ。それを聞いた直後、レゼは口づけをします。

その時、なんと口づけと一緒にデンジのの舌を噛みちぎったのです。そこからレゼの正体が少しずつ暴かれていき、デンジと彼女の戦闘が始まります。レゼとのキスの直後にまさかの舌を切られているという展開に多くの読者が衝撃を受けました。

デンジの恋人として近づきながらも、本当は彼を殺すための刺客だったレゼ。今までの付き合いは全ては演技だったようにも思われた彼女でしたが、レゼがデンジを思う気持ちは本物だったのではないでしょうか。レゼの言葉の節々にそれらを思わせるものがあります。

お互いに愛し合い、逃避行を望みながらも戦う定めにある二人。チェンソーマンのレゼ編は、そんな切ない物語を描いたものになっています。