チェンソーマンの公安襲撃編にてボスキャラ的ポジションで登場する沢渡アカネ。ヘビの悪魔の力で姫野を殺害したシーンはかなり衝撃的でした。
ここではそんな沢渡につい徹底解説。公安襲撃編の重要キャラである沢渡アカネの目的は結局何だったのか、最終的には一体どうなったかなどを詳しく解説していきます。謎多き彼女についてじっくりと見て行きましょう。
沢渡アカネの基本情報
名前 | 沢渡アカネ(さわたりあかね) |
性別 | 女 |
所属 | 日本、謎の勢力 |
契約している悪魔(魔人) | ヘビの悪魔、銃の悪魔、後に幽霊の悪魔を奪う |
声優 | 不明 |
初登場 | 公安襲撃編 |
沢渡アカネの特徴
沢渡は、チェンソーマンの公安襲撃編にて登場するキャラクターです。短パンとパーカーでショートヘアーとボーイッシュでさっぱりとした見た目をしています。そんな沢渡ですが、作中では敵として登場。彼女はデンジが所属する公安のデビルハンターを襲撃し殺害していきました。
沢渡はサムライソードと呼ばれる魔人と共に行動している事が多く、戦闘の際も連携をとるなどしています。作中では、彼女が契約しているヘビの悪魔の力を使い多くの公安のデビルハンターを殺害。早川アキのバディである姫野もこの力によって殺されてしまいました。更に、姫野が契約していた幽霊の悪魔、通称「ゴースト」を奪い取り、己の能力として使うように。
しかしその後、早川アキと戦闘し敗北しました。沢渡は姫野から奪った幽霊の悪魔を使い戦いますが、それをアキに攻略され敗北します。その後は死亡したように見えましたが、沢渡の身体はいつの間にか丸太の人形のようになっており、本人は逃亡したような描写がされていました。
沢渡アカネの性格
沢渡の性格は冷静沈着でクールといったもの。あまり取り乱す事も無く、表情も変えずに公安のデビルハンターを倒していきました。そういった部分から思惑や目的は読みづらく、どこか恐怖を感じます。
沢渡は恐らく誰かとの契約や任務で襲撃事件を起こしたとされています。その為作中で描写されたのは仕事での非道な姿で、プライべートなどではまた違う素振りを見せるのかも知れません。どちらにせよ、仕事や任務であれば冷酷であれ完璧に遂行するという人柄のようです。
沢渡アカネの能力
沢渡が契約している悪魔は「ヘビの悪魔」です。「ヘビ、丸飲み」というように沢渡が命令すると同時に巨大な蛇が出現。命令通りに対象を飲み込もうとします。作中ではこの能力を使い、デンジ達を苦しめました。
デンジや早川アキ達がサムライソードと戦い、やっと追い詰めたというタイミングで、沢渡はヘビの悪魔を使いサムライソードのサポートをしました。この突然の乱入によって姫野は殺害されてしまいます。
また、ヘビの悪魔とは別に銃の悪魔とも2万円で契約しており、それで手に入れた拳銃を仲間と思われるヤクザたちに配っていました。チェンソーマンの世界では拳銃の所持は基本的に禁止されており、入手する事は困難です。しかし、沢渡は何かしらの方法を使い、銃の悪魔との契約をしたようです。
沢渡アカネの目的
沢渡アカネはヤクザ達に銃を渡したり、サムライソードを引き連れたりなどして、デンジが所属する公安のデビルハンターを襲撃しました。この襲撃の目的は一体何だったのかは明確に描写はされていません。恐らく公安のデビルハンターの壊滅はマキマの弱体化につながるので、それを狙ったのではないかと考えられています。
マキマは世界中から恐れられている存在で、各国のトップたちはマキマをどうにか弱らせられないかと画策していたことが物語の終盤で判明しました。こういった情報から、沢渡もマキマを止めようとする国の一つと契約していたのではないでしょうか。実際にクァンシ、レゼといったチェンソーマンの敵として登場キャラクターは皆、どこかしらの国からの刺客です。
沢渡は名前や見た目から日本人ではあると思いますが、どこか別の国に雇われたマキマの支配を弱らせるための刺客なのではないかと考えられます。
沢渡アカネの名シーン、名台詞
ここでは、沢渡の名シーンや名台詞を紹介します。
「ヘビ、丸飲み」
沢渡はチェンソーマン公安襲撃編におけるボス的な立ち位置の存在です。彼女が銃の悪魔と契約しヤクザに銃を配った事によって襲撃が始まりました。デンジ達の前に沢渡の仲間であるサムライソードが登場すると同時に、各地で活動する公安のデビルハンターたちの多くが射殺されます。
それと同時に始まったサムライソードとの戦闘の途中で乱入してきたというのが沢渡の初登場シーンです。「ヘビ、丸飲み」という命令で、ヘビの悪魔の力を発動しデンジや早川アキを翻弄、しまいに姫野を死亡にまで追い込み撤退しました。
物語の終盤で復活
早川アキに姫野の仇をかたきを討たれ死亡し沢渡でしたが、チェンソーマンの力を解放したデンジとマキマの戦いにて復活しました。マキマの自分より格下の存在を操る能力によって、沢渡はマキマの言う事だけを聞く人形のようになり、チェンソーマンとの戦闘に挑みます。その結果は敗北で終わり、その後一体どうなったかは描写されていません。
このシーンでは沢渡の他にも、レゼ、クァンシといった過去に退場したキャラクター達が一気に復活し、多くの読者が衝撃を受けました。
沢渡アカネは公安襲撃編のボスキャラ!
チェンソーマン公安襲撃編は沢渡とサムライソードの登場によって始まり、敗北によって幕を閉じました。こういった点から襲撃編は沢渡との戦いを描いた物語と言っても過言ではありませんね。チェンソーマンにはクセが強い魅力的な敵キャラクターが多数登場しますが、沢渡もその代表と言えます。