【紅の豚】フィオ・ピッコロのプロフィール、名台詞まとめ！

「紅の豚」にて登場するヒロイン、フィオ・ピッコロはポルコの飛行艇を設計し直します。

そんなフィオがポルコとどのようにして関わっていたのか、フィオの性格や家族、名台詞までまとめていきたいと思います。

フィオ・ピッコロの基本情報

フィオ・ピッコロの性格

フィオの性格は非常に男勝りです。豚の姿をしたポルコに臆することなく、ポルコの愛機の設計をできるように説得します。そこには巧みな交渉術と言うよりフィオの熱意とその純真さがあり、相手もそれに納得することが多いです。空賊のマンマユートにも同様の理由から、ポルコの飛行艇を斧で壊すことやポルコをボコボコにするのを止めさせています。

しかし、場の流れに任せて見栄を張って大きなことを言ってしまった時には、後から本当は怖かったという本音を零します。17歳の女の子らしい部分も見ることができました。

フィオ・ピッコロの特徴

フィオの見た目は至って普通の女の子になります。髪は赤みのかかった茶色で、いつも後ろに１つ結びにしています。瞳は黒色で、耳元にはワンポイントのピアスをつけています。体型は普通のように見えますが、フィオ自身は見かけより大きいと語っています。フィオの乗るスペースが狭いと感じたポルコに機関銃を外せと言われた時には、喜んで外しています。
1912,3年生まれの17歳になります。ポルコがいつも自分の飛行艇の修理を頼むのに世話になっているピッコロのおやじの孫娘で飛行機の設計技師です。

フィオ・ピッコロと仕事

仕事に対する熱意は高く、女である、若いと言った理由で仕事を断られることに対して、同意はするものの従う気はありません。アメリカでの修行した経験があり、ポルコが愛機の再設計を任せる程の技量と才能があります。徹夜をしてまでポルコの飛行艇の図面を見て、前の図面を作った人の計算書や翼を理解して感動します。

ポルコの飛行艇をそのまま元の姿に戻すのではなく、改良も加えています。翼はポルコの指示を受けましたが、新しく離着陸の際に使えるタブという装置を取り付けるといった起点もありました。

フィオ・ピッコロの家族

フィオの家族として最も登場するのはピッコロのおやじになります。フィオと顔が似てないとポルコは言っています。

フィオの父親も設計技師です。ピッコロのおやじの息子の3人の内の1人になります。出稼ぎに行っていて姿こそ劇中に登場しませんが、元空軍の戦闘機パイロットで、大戦時はポルコと同じ部隊に所属していました。敵を助けたポルコの話をよくフィオに話していたようです。

実はフィオのお母さんらしき人物とお姉さんが少しだけ登場します。詳しく紹介されませんが、ポルコの飛行艇を新しく作り直す為にピッコロファミリーが勢揃いする時にピッコロがポルコに紹介します。恐らくフィオの姉はジリオラ、サンドラという人物で、息子の嫁達と紹介されるマリア、ティナ、アンナと呼ばれる1人がフィオの母親と思われます。

フィオ・ピッコロの声優

フィオ・ピッコロの声を担当したのは、岡村明美さんという女性になります。この方はジブリ作品として珍しく、職業は女優ではなく声優の方になります。それは何故かというと、フィオを演じたのが声優としての初の仕事であり、演じた当時は声優ではなかったからです。

代表作は、アニメでは「カリメロ」のプリシラ、「ロミオの青い空」のビアンカなどがあります。吹き替えでは映画「ヴァンパイアハンター」のミーガン、アニメ「ザ・ブック・オブ・プー」のケシーなどがあり、幅広く演じられています。

その中でも最も有名な役と言ったら、ジャンプの長寿漫画で大人気作品でもある「ONE PIECE」のルフィの仲間であり航海士のナミです。ナミとして長年、アニメや映画作品やOVA作品で演じています。

フィオ・ピッコロの名台詞・名シーン

「本当のこというとね、やっぱりこの仕事任せてくれないんじゃないかって心配だったの。だから嬉しい！」

もちろんとてもやる気があり、自信もあったと思いますが、倒産寸前のピッコロ社にとってもフィオにとってもこれはかなり大きな仕事だったようです。任せられることを嬉しく思うフィオの姿がとても可愛らしいです

「意地も見栄もない男なんて、最低よ！堂々と戦いなさい!!」

ポルコがアジトにしていた島にマンマユート達が押しかけてきて、修理したばかりの飛行艇を壊そうとし、フィオが叱るシーンです。

ポルコに借りがあるという理由だけで飛行艇やポルコを叩き割ろうとするのは、聞いていた誇り高い飛行艇乗りではないと怒ります。大の男達に囲まれながらも弁論で対抗するフィオの勇ましくかっこいいシーンでした。

頼もしい整備士フィオ・ピッコロ

ポルコの愛機を再設計し整備士として付いてきたフィオは、カーチスとの勝負の為にポルコのことを信じて、自分の結婚まで賭けてしまうような度胸のある女の子でした。

カエルになった王子がお姫様のキスで人間に戻るという話を聞いてポルコにキスしたこともあった優しく頼もしいフィオでした。