【トトロ】はスタジオジブリの長編アニメーション映画で、1988年に公開され今なお根強い人気を誇っています。
「こんなへんな生きものは、まだ日本にいるのです。たぶん。」のキャッチコピーの通り、とてもへんな生き物ですがその見た目や仕草からとても愛くるしいです。
今回はそんなトトロの作中でも特に愛くるしく謎を秘めた生きもの「小トトロ」についての情報をご紹介していきたいと思います。
そして、長く語られてきた「トトロの都市伝説」についてもその真偽と共にご紹介していきたいと思います。
「小トトロ」の基本情報
「小トトロ」の基本情報をご紹介します
名前 | 小トトロ(ミン) |
身長 | 約40cm |
性別 | 不明 |
年齢 | 109歳 |
「小トトロ」の見た目や性格
「小トトロ」の見た目はとても小さく、メイの足の長さ程度しかありません。
言葉をしゃべる事は無く、歩き方もぷにぷにとしていますが危機を感じると、とても速くなります。
身体の色は白く、半透明にすることができます。基本的に人の前に現れる時には透明になり姿を隠すようにすると考えることができます。
一見して手や足はないように見えますが、どんぐりを食べる際に白い毛の中から手が出現してくるので普段は身体や体毛の中に隠していると考えられます。
しかし、メイに思いっきり見つかってしまうところも、少しおっちょこちょいな一面がある事が伺うことができます。
その後は、メイに追われ必死に逃げていく姿が印象的でトトロの場所まで案内してしまうところからもあまり知能が高いとは言い切れません。
この見た目や性格からもとても可愛く、人気も高いです。小さくて無邪気でおっちょこちょいって、かわいい要素しかありませんね。
小トトロの名前
トトロは実はメイがトトロの鳴き声を聞き間違えて名付けた名前になり本名ではありません。
トトロの本名は「ミミンズク」といい、モデルとなっているミミズクの雰囲気を少し感じる名前ですね。
その他の兄弟たちは、小トトロ、中トトロと呼ばれていますが、初期設定の段階では小トトロは「ミン」という名前を与えられていました。
ちなみに、中トトロは「ズク」です、初期設定での名前の方がトトロの世界観を感じることができるように思いますね。
「トトロの都市伝説」の真偽
トトロはその無邪気で夢が詰まった作風からは想像もできないような都市伝説が数多く存在します。
その一つに、メイとサツキはすでにこの世を去っていて、死期が近かったために「トトロ」という死神が見えたというものもあります。
トトロのモデルが北欧の怪物・妖怪の「トロール」と仮定されており作中では死神というような解釈で広まっていました。
その一つの理由としては、作中にメイとサツキの影がないという場面が存在するというものメイのサンダルが川に落ちていたというものでした。
影に関しては、ところどころ影が無くなっている部分は制作スタッフのこだわりの賜物であることが言われています。
影の描写によって時間経過を表現する事ができ、影が無くなっているときは太陽の真下にいる時間帯、つまりは正午で影が長めに伸びているのは日が落ちている時間帯である事が表現されています。
このように、その時間帯を忠実に再現した結果、影が無くなっていると錯覚してしまう事になったのが都市伝説の正体です。
また、メイの靴も本当にメイが履いていたサンダルと見比べると確かに色や形は若干似ていますが、明らかに違うものです。
そして、この都市伝説をスタジオジブリの公式では完全に否定していることからも都市伝説は少しこじつけのような考察になってしまったのでしょう。
しかし、楽しみ方は千差万別ですし、そのような別ストーリーが合ってもまた違った面白さや感情を持って楽しむことができますね。
「小トトロ」の名シーン・名場面
「小トトロ」の名シーンや名場面をご紹介していきます。
「ん?みーっけ」
「小トトロ」がメイに見つかって追いかけられてしまうシーンでメイが言った言葉になります。
小トトロの可愛さをしっかりと表現しているシーンでトトロの場所までメイを案内してしまうという結果につながるストーリー的にも重要なシーンになります。
小さい小トトロがとことことメイに気付かずに歩いている様子はとてもかわいらしくトトロの作中でも名場面としてとても有名です。
この小トトロと中トトロ、メイのおいかけっこは作中でも随一のかわいらしさを持っているシーンであり、このトトロの魅力を凝縮しているともいえるような場面になります。
まとめ
トトロのその人気故か様々な都市伝説がささやかれ、こじつけのような形で噂されている所はありますが、トトロの原点はやはりこのかわいらしい「ファンタジー」に尽きると思います。
しかしながら、都市伝説の裏話や裏設定が全く面白くないと決めつけてしまうのも良くないと思います、公式で否定されようとも様々な観点からトトロを楽しむ事も一つの楽しみと感じます。