【銀魂】日輪が足で歩けなくなった理由!晴太との関係や声優についてもまとめました!

漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『日輪』。日の光が届かない地下にある都市、吉原桃源郷の太陽として崇められる彼女。

一見煌びやかで何不自由のないように思える『日輪』の事を、声優を含め登場回から詳しく解説します。

日輪のプロフィール

【銀魂】日輪が足で歩けなくなった理由!晴太との関係や声優についてもまとめました!

日輪の特徴

日輪は「吉原桃源郷」の最高位の花魁です。どんな時も明るく笑顔で接する日輪の事を、吉原桃源郷の他の者達からは「吉原の太陽」だと称されています。

言葉遣いは特別丁寧という訳ではないですが、そこが親しみやすく頼りがいもある雰囲気を作っています。一人称は「私」で「日輪」「日輪様」「日輪太夫」等と呼ばれています。

見た目はとても美人で、黒い髪を島田髷(しまだまげ)という髪型にしていて、主に赤を基調とした豪華な着物を着ています。瞳の色は緑です。

吉原桃源郷

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「吉原桃源郷(よしわらとうげんきょう)」とは江戸の地下に存在する都市で、遊女達によって形成されています。「夜王」との異名を持つ『鳳仙』が統べる「吉原桃源郷」は、幕府の重鎮すらも手出しできない程特殊な町で、地上の常識や法律は通用しない治外法権の地となっています。

幕府の目にも触れないため、悪事を図らうのに絶好の場となっている「吉原桃源郷」。そこで働く遊女たちは秘密を保持するために、一度入ったら二度と地上に戻れないと言われています。人身売買で売られた女性が多く、皆”物”のような目をしていましたが『日輪』だけは違いました。

日輪は「吉原桃源郷」で最高位の太夫で、その陽気な笑顔を見ると周りの遊女達も明るく笑います。日輪は日の光が届かないこの「吉原桃源郷」において、紛れもない『太陽』です。

日輪と鳳仙

吉原桃源郷を統べる夜王「鳳仙」は、日輪の事を特別な思いで見ていました。日輪の両脚の腱を切り、歩けないようにしたのは「鳳仙」です。そうして「鳳仙」は日輪を吉原桃源郷に閉じ込めていました。

晴太」が行動した事から始まり、坂田銀時(さかたぎんとき)が率いる「万事屋(よろずや)」や「百花」が協力して「鳳仙」を倒し、日輪は自由の身になります。

日輪と晴太

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日輪には血は繋がっていませんが「晴太(せいた)」という息子がいます。「晴太」は吉原桃源郷で産まれましたが、この地には子供を産んではいけないというルールがありました。その為、産まれてすぐに日輪が命がけで地上に逃がしています。

「晴太」は育ててくれた祖父の言葉から”自分の母親が日輪かもしれない”と思います。そして吉原桃源郷で日輪と再会し、真実を聞きます。

「晴太」を産んだ実母は亡くなっている事、吉原桃源郷の遊女達が力を合わせて「晴太」を逃がしてくれた事。

それを聞いた上で「晴太」は日輪の事を「母ちゃん」と呼び、日輪はそれを受け入れます。後に日輪は「ひのや」という茶屋を開き、足の不自由な日輪を晴太が手伝いながら一緒に暮らしています。

日輪と月詠

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吉原桃源郷に売られた「月詠(つくよ)」という少女が、問題を起こして体罰を受けました。それを知った日輪は「月詠」におにぎりを差し入れ、説教とも励ましとも取れる言葉をかけたのが二人の出会いです。

それから「月詠」は日輪の”禿(かむろ)”(身の回りの世話をする童女の事)になります。月詠は牢獄の様な「吉原桃源郷」に身を置いても絶望せず、明るく振る舞う日輪の事を「小さい太陽のよう」だと言っています。

その後”小さな太陽”が吉原を照らす大きな光(太夫)になりました。月詠は吉原桃源郷の自警団「百花(ひゃっか)」の頭領になり、陰から日輪を守ります。

アニメ「銀魂」吉原炎上篇(第139話~)の後も、変わらず仲の良い二人。「ひのや」で日輪、月詠、晴太の三人で幸せそうに過ごしている姿が度々描かれています。

日輪の声優

アニメ「銀魂」で日輪の声を担当したのは『櫻井智(さくらいとも)』です。代表作は、巻町操(るろうに剣心)、ミレーヌ・ジーナス(マクロス)、シロナ(ポケットモンスター ダイヤモンド&パール)等です。

『櫻井智』は2016年に声優を引退しています。その後二代目として日輪役を担当した声優は『井上喜久子(いのうえきくこ)』です。らんま1/2で天道かすみの役を担当した事でブレイクし、お母さんから少年まで幅広く演じる事のできる声優です。

日輪の名言・名シーン

皆に愛される吉原の太陽『日輪』の名セリフ、名場面をご紹介します。

「今日から私があんたの姉様だ」

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「”禿”は姉様の世話をするのが仕事だ。今日から私があんたの姉様だ。」

アニメ「銀魂」第140話の回想シーンで、日輪が月詠の姉様になった時のセリフです。死んでも構わないという程、心の荒んでいた月詠を太陽のような光で救った日輪の名場面です。

「殺しな。あの子をこの手に抱いた時から、覚悟はできてるよ」

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日輪が晴太の事を吉原桃源郷から連れ出したシーンです。

吉原桃源郷で子供を産むと母子ともに始末されます。万一逃げ出せたとしても見つけ次第殺されるという事を十分に理解しながらも、日輪は晴太の命を助ける。そんな重要な場面です。

日輪は自分の足で歩けないけれど

日輪は沢山の人の心を明るく照らしました。それによって、自分は歩けずとも「晴太」や「月詠」等は自分の道を歩けるようになりました。改めて「吉原の太陽」と呼ばれるに相応しい人物であると言えます。