【鋼の錬金術師】イズミ・カーティスの吐血の理由は内臓？名言も紹介！

今回は強くたくましい女性の錬金術師、イズミ・カーティスについてご紹介したいと思います。

イズミ・カーティスは作中の中盤から後半にかけてよく登場します。錬金術師としての実力はもちろんのこと、エドワードとアルフォンスの師匠としての厳しさ、優しさも兼ねそなえています。強烈な個性を持つ彼女の良さは一体どんなところにあるのでしょうか？

彼女の作中の活躍や、名シーン、名場面と共にご紹介したいと思います。

イズミ・カーティスの基本情報

声優

イズミ・カーティスの声優は津田匠子さんです。2003年版とFA版で変化はありません。はじめの一歩のトミ子役や舞台、吹き替えなどマルチに活躍されています。声優としては、主婦や年配の女性役を演じることが多いようです。

見た目

黒髪ドレッドに左の鎖骨に十字架の入れ墨が入っています。便所サンダルを履いていています。見た目は普通の女性に見えますが、体術に優れておりホムンクルスの中でも巨体なスロウスを投げ飛ばしたり、キメラを体術でなぎ倒したり侮れない部分もあります。

アームストロング二人ともこの驚きの表情を浮かべていることから、かなりの体術の使い手であることがわかります。

性格

性格はとても厳しく、エドワードとアルフォンスの錬金術師の修行の過酷さからもうかがえます。しかし、厳しさの中にも優しさがあり久しぶりに会ったエドワードとアルフォンスが人体錬成をしたことを知った際には二人を抱きしめ「無理しなくていい」と言い、本音を引きだす描写も描かれています。幼いころに母親を失った二人と子供を失ったイズミは師弟という関係を抜きにしても特別なものがあるように思われます。

自身がわが子を人体錬成をした際に、内臓をいくつか持っていかれ虚弱体質になってしまいます。作中の中で頻繁に吐血をするシーンが描かれており、身体の弱さがわかりやすいようになっています。ただ、ヴァン・ホーエンハイムに会った際に治療ををしてもらったことにより、ある程度は回復しします。

彼女を語るうえで欠かせないのは、夫をかなり溺愛しているということです。夫のシグとは18年の付き合いで、馴れ初めはイズミの修行時代になります。北のブリッグズ山からの帰り道で意気投合し、お互い強烈な一目惚れし結婚したようです。

趣味

イズミの趣味は「旅行」をすることです。南方のダブリスに夫のシグと共に「カーティス精肉店」を営んでいますが、従業員に仕事を任せ二人でアメストリス国中を旅行していることが多いようです。

イズミ・カーティスの名言、名シーン

ここからはイズミ・カーティスの名言、名シーンについてご紹介したいと思います。

①「主婦だ」

こちらのシーンは7巻第27話「ダブリスの獣たち」のシーンになります。アルフォンスがさらわれた際に、敵のデビルズネストという酒場に乗り込んだ際に発したセリフです。敵の「てめー何者だ！！」というセリフに対して「主婦だッ！！！」と一喝し敵も唖然の表情を浮かべています。

これ以外のシーンでも錬金術などを使って人助けをした際に、何者かと尋ねられた時には「ただの通りすがりの主婦です」と言っています。

錬金術師とはあえて名乗らないのは様々な理由がありそうですが、この「主婦だ」というセリフも作中の重要な伏線のようなものになっていて、後半になるとそのことがわかります。

②「錬金術師だ」

こちらのシーンは23巻第95話「烈火の先に」のシーンになります。

先ほどの「主婦だ」というセリフが伏線になっており、今回は「錬金術師だ！！！」と言っています。本人もあえてと言っていることから自分が「錬金術師」であるということを名言するのが珍しいのがわかります。

登場の仕方も味方のピンチに駆けつけるヒーローのような登場で、本当に主婦か？と疑ってしまうような活躍をしてくれるのも彼女のいい所です。

③「一は全、全は一」

こちらのシーンは5巻第21話「二人だけのひみつ」のシーンになります。

修行を始めるにあたり、エドワードとアルフォンスの実力テストのために湖の中の無人島で一か月生活するように言います。さらに「一は全、全は一」という一見何を言っているかわからない言葉を残し、島から出ていってしまいます。

エドとアルはこの言葉の意味を探し、最終的に「この世は想像もつかない大きな法則に従って流れている。その流れを知り分解して再構築する。それが錬金術」という答えにたどり着き見事、修行に打ち込めるようになります。

錬金術の法則のなかでは「等価交換」が作中の中で一番有名ですが、こちらの言葉も錬金術の本質を見極める重要な言葉になります。この言葉の意味を理解したからこそ、エドとアルは錬金術師としての一歩を踏み出すことになるのです。

イズミ・カーティスのまとめ

エドとアルの師匠のイズミ・カーティスは作中の中でも「人柱」ということもあり、かなり重要な位置に立つキャラクターです。

個性的で強くたくましく、愛のある彼女は作中の中でも人気の高いキャラクターであります。女性の強さがこの作品では描かれていることが多いのでそちらに注目して読んでみるのも面白いのではないでしょうか？