【鋼の錬金術師】キング・ブラッドレイの魅力や強さについて詳しく検証!

キング・ブラッドレイは、ラスボスであるお父様の前に倒さなくてはならない存在です。高齢で大統領という立場でありながら、単独で戦っても強いという珍しいキャラでもあります。そんなブラッドレイの魅力について紹介していきたいと思います。

キング・ブラッドレイの基本情報

【鋼の錬金術師】キング・ブラッドレイの魅力や強さについて詳しく検証!

『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

キング・ブラッドレイの特徴

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

アメストリスの最高権力者

ブラッドレイは、世界最大の国でるアメストリスの最高権力者です。大統領という地位にいて、軍としての機能を管理をしています。

そのため、独裁者として君臨しているところもあり、イシュヴァール殲滅戦を始めに、周辺国との内乱や戦争が絶えない時代が到来したのです。

しかし、進んで最前線に立って戦うなど、権力だけではなく実力で周りの人間に怖さというものを知らしめています。

実はホムンクルス

ブラッドレイの正体はホムンクルスです。しかし、他のホムンクルスとは違い、元人間のホムンクルスで、年を取るため、周りの人間もホムンクルスだと気が付きません。

お父様の命令により、アメストリスの最高権力者となっているのですが、実際は駒のひとつです。人間と共に暮らす生活が長いため、考え方も人間寄りになっているのですが、お父様への忠誠心は失っていません。

妻と子がいる

ブラッドレイには、妻も子供もいます。妻は、ブラッドレイがホムンクルスだということを知りません。そして、息子のセリムは養子ということですが、実はホムンクルスです。

お父様が送り込んだのですが、表向きは普通に親子関係を装っていました。そのため、妻以外がホムンクルス一家という不思議な家族になっています。

反乱によって追い込まれる

大統領府は、クーデターにより占拠されることになりました。しかし、ブラッドレイはそんな状況でも至って冷静に対処します。ひとりで特攻すると、次々に反乱軍を倒してしまったのです。

それを見た反乱軍も数こそは多いものの怯んでしまうほどでした。しかし、反乱軍には、ホムンクルスのグリードもいたので、共闘されることにより、ブラッドレイは徐々に追い詰められることに。

深手を負い、水路へと落ちることになりましたが、一度態勢を立て直すために水路を渡り、地下へと足を踏み入れます。

最後の戦いでスカーに敗れる

ブラッドレイの最後の対戦相手となったのは、スカーでした。スカーは、分解の錬成陣を右腕に持ち、体術でも数々の国家錬金術師を追い詰めるほどの腕前です。

ブラッドレイとの戦いでも最強の眼を持つブラッドレイに対して、善戦していました。しかし、百戦錬磨のブラッドレイは深手を負った状態でもどんどんスカーを追い詰めていくことに。

そんな時、スカーは切り札の左腕を使います。再構築をすることができる左腕で反撃に転じると、そこからブラッドレイは態勢を大きく崩すことに。更に刀身の反射によって、最強の眼を閉じることになってしまいました。

その僅かな好機を生かして、スカーはブラッドレイの両腕を破壊します。そして、ブラッドレイはそのまま倒れることになり、力尽きることとなりました。

キング・ブラッドレイの性格

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

常に冷静

ブラッドレイは、ホムンクルスの中でも、感情を表に出すことがありません。常にニコニコしていて、本心が見えないところが多いです。そして、取り乱すということが無いので、どんな危機的状況になっても冷静に対処してしまいます。

逆境が大好き

ブラッドレイは、追い込まれれば追い込まれるほど、嬉しく感じてしまいます。それは、国のトップとなり退屈な日常を送っているせいもありますが、人間がどこまで足掻いてみせるのか?そんな姿を見たい気持ちも強いのでしょう。

キング・ブラッドレイの能力

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

ブラッドレイの能力は卓越した眼にあります。あらゆる動きを見切ることができるので、相手の攻撃の全てをかわしてしまいます。銃弾を避けたり、橋の上から電車ごと落ちても、落ちてくる瓦礫を見極めて、飛び移り生き延びる。

他のホムンクルスと比べても、肉体などが強化されていないため、不利なところも多いのですが、戦闘能力はどのホムンクルスにも負けていません。

キング・ブラッドレイと人間の関係

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ブラッドレイは、元人間で年を取るホムンクルスのため、他のホムンクルスと人間に対する考えが違います。妻と子がいますし、大統領として軍をまとめるために多くの人間と関わってきました。

そのため、人間のいろんな感情や行動を見ているので、人間は面白いと感じているところがあります。一方で、人間がどれだけ死んだとしても、そこに感情を抱くことはなく、一連の流れで仕方の無いことだと片付けてしまいます。

そこは、他のホムンクルスと同じと言えるでしょう。

キング・ブラッドレイの声優は柴田秀勝さん

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

キング・ブラッドレイの声優を担当するのは、柴田秀勝さんです。

ブラッドレイ以外にも「マジンガーZ」のあしゅら男爵、「ドラゴンボール」のチャパ王、「ONE PIECE」のドラゴン、「NARUTO -ナルト- 疾風伝」の猿飛ヒルゼンなども担当しています。

キング・ブラッドレイの名セリフ・名シーン

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ブラッドレイには、人間と過ごした時間が長いホムンクルだからこそ、哲学にも似たような名セリフがあるので紹介していきたいと思います。

「さてグリード君 君は何回殺せば死ぬのかね?」

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同じホムンクルス同士の戦いとなりましたが、グリードとブラッドレイの実力差は明らかでした。硬化することができるグリードですが、ブラッドレイの速さについていくことができません。

何度も何度も急所を狙われて殺されます。そこで、ブラッドレイの強さを証明することになりました。

「正面だ 私の城に入るのに裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?」

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ブラッドレイは、多数の反乱軍を目の前に、自分の場所へと堂々と帰ろうとしました。これは、ひとりの力でも数十人程度余裕で制圧できるという意味でもあります。

そして、実際に反乱軍をひとりで壊滅状態まで追い込んでしまうので驚きです。カッコよさもある名セリフだと思います。

「名無し同志殺しあうのも 面白かろう」

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

スカーとの最後の戦いの時に、お互いをこのように表現しました。スカーは名前を捨て、ブラッドレイはホムンクルスのため名前が無いようなものです。

そんなふたりが、まるで同じような存在であるということを表しているかのようですね。お互いに孤独で、先のことなど考えない!という雰囲気が伝わってきます。

「用意されたレールの上の人生だったが おまえ達人間のおかげで まあ最後の方は 多少 やりごたえのある 良い人生であったよ」

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スカーに敗れ、死に際にこのような言葉を残すのですが、ブラッドレイらしいとも言えます。人間でありながらホムンクルスになり、生きる目的というものを失ったからこそ、反乱軍のような存在はワクワクさせられたのでしょう。

自分を苦戦させられる人物に今まで出会ってこなかったということも大きかったと思います。

キング・ブラッドレイは、ずっと挑戦者でいたかった!

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『鋼の錬金術師』(C)荒川弘/スクウェア・エニックス

キング・ブラッドレイは、元人間のホムンクルスです。ホムンクルスになったことにより、あまりにも強くなりすぎてしまったことで、退屈な日常を過ごすことに。

そのため、自分を脅かす存在が現れることは嬉しくて仕方がありませんでした。その結果、スカーに敗れることになり死を迎えることになるのですが、後悔はなく最後に楽しめたと話しています。

ブラッドレイの生き方には、常に挑戦し続けたいという気持ちで溢れているのがわかります。