でかいババアは「北斗の拳」の中でも意外と知られている存在です。何故そこまで世間に広く浸透しているのか?でかいババアについて詳しく紹介していきたいと思います。
でかいババアの基本情報
名前 | 不明 |
性別 | 男 |
拳法 | 不明 |
主な必殺技 | 不明 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 二又一成 |
初登場 | 8巻「迫りくる魔獣」 |
その他 | 拳王の部下 |
でかいババアの特徴
違和感だらけ
でかいババアと言うぐらいなので、見た目は完全に違和感しかありません。老婆の姿なのにも関わらず、筋肉が盛り上がり、身長は軽く2メートルを超えています。初対面のマミヤが戸惑うのも納得です。他にもメイクをしているのですが、顔が怖いので老婆のようなやさしさは微塵もなく、強面の男そのものでした。
頭が悪い
ババアに変装してケンシロウをねらった拳王の部下ですが、どう考えても頭が悪すぎます。バレないと思っているぐらいの勢いで、何故見破った?と言うほどなので、自らの変装に自信があったのでしょう。しかしド天然と呼ばれるほどのケンシロウにあっさりと見破られるところで、残念ながら頭が良いとは言えません。
でかいババアの性格
あくまでも強気
でかいババアになりすました拳王の部下の性格ですが、強気の性格と言えるでしょう。自分の変装が全く疑われることがないという自信をもっているからこそ、あそこまで貫き通せるのだと思います。しかし、そんな強気の性格が空回りしていることも事実です。
諦めない性格
ケンシロウにバレたにも関わらず、襲いかかるところで諦めが悪いと思われます。ケンシロウには、素手では敵わないと判断したからこそ、水に毒を入れての毒殺を狙っていたはずです。しかし、その計画が崩れたのに、諦めないで実力行使をしようとしていました。
アメトーーク!でも紹介されている
でかいババアは一瞬だけの登場でしたが、意外にも取り上げられているのです。それは、「アメトーーク」で行った企画の「北斗の拳芸人」の中で紹介ます。
濱口優が、紹介した北斗の拳の面白いシーンで取り上げられたのですが、会場は大爆笑でした。やはり、でかいババアというネーミングと、ケンシロウの「お前のようなババアがいるか!」というセリフが面白さを引き立てているのだと思います。このようなキャラを登場させるのは、原作者である武尊論の遊びとも言えるのです。
でかいババアとケンシロウの戦い
でかいババアとケンシロウの出会いは、トキを休ませようと偶然入った休み場です。あり得ないババアの登場に一同は、驚きつつも冷静に対応します。
そして、毒を入れた水を差し出されると、ケンシロウは「その水を飲んでみろ」と、でかいババアに言います。それを聞いて慌てたババアは、適当にごまかすのですが、ケンシロウはすぐに敵と見抜いて臨戦態勢となりました。
ケンシロウは、北斗神拳を一切使うことなくただの蹴りだけで、でかいババアを倒してしまいます。殺されもしない上に、手心まで加えられてしまうという、悪役らしからぬ結末を迎えているのです。
でかいババアとラオウの関係
でかいババアはラオウの手下です。どんな手を使ってでもケンシロウを倒すという執念があるからこそ、このようなおかしな行動にも出ています。しかし、それもラオウに認められたいという気持ちがあるからこそでもあるのです。
ラオウの部下は、いくつかに分かれます。従順な部下、おこぼれがほしい部下、ラオウに成り代わろうとしている部下です。中でもでかいババアは、従順な部下のひとりだと思われます。
でかいババアの声優は二又一成さん
でかいババアの声優を担当しているのは、二又一成さんです。好青年から二枚目、オカマなど、いろいろな役柄を使い分けることのできるベテランの声優でもあります。
でかいババア以外にも「サザエさん」三郎、「ドラえもん」スネ吉・小池さん、「忍者ハットリくん」小池先生、「キン肉マン」キン骨マン、「ハイスクール!奇面組」出瀬潔、「めぞん一刻」五代裕作、「機動警察パトレイバー」進士幹泰、「コードギアス 反逆のルルーシュ」卜部巧雪なども担当しています。
でかいババアはパチンコやフィギュアにもなっている
パチンコ台の「北斗無双」シリーズに、でかいババアは登場しています。パチンコで使われるキャラクターはメインのキャラが多いのですが、何故かでかいババアが起用されているのです。
そして、それ以外にもフィギュアにもなっています。誰が買うんだろう?と思われますが意外にも人気があり、ファンにとってはたまらないものとなっているようです。
でかいババアの名シーン・名セリフ
でかいババアになりきり、貫き通したからこその名セリフがあるので、紹介していきたいと思います。
「俺の変装をみやぶっていたのかー」
どう見てもおかしい様子にも関わらず、最後まで自分が老婆に化けていると信じているからこその言葉です。おそらく、見破れなかったのはマミヤだけでしょう。
でかいババアはネタとして最高のキャラ!
でかいババアは、ほとんど一瞬しか登場しない悪役ですが、意外にも記憶に残るほどの印象があります。それは、北斗の拳ならではとも言える、ギャグ要素が出てしまっているからです。原作者である武尊論の遊びもありますが、ところどころにある面白悪役のひとりと言えるでしょう。「アメトーーク」でも取り上げられるほどなので、読者にも愛されているキャラでもあります。