【北斗の拳】サヤカは悲劇のヒロイン?性格やカイオウとの関係を紹介!

サヤカは、修羅の国編で登場する数少ない女性キャラです。カイオウの妹で、ヒョウの婚約者ですが、登場したのはほんの少しとなっています。そんなサヤカの性格やカイオウ、ヒョウとの関係について詳しく紹介していきたいと思います。

サヤカの基本情報

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サヤカの特徴

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美しすぎる容姿

サヤカの容姿は、金髪の美女で、スタイルも抜群です。修羅の国にいながら、これほどの美貌を持つ人物はそんなにいません。

着飾らず素直すぎる

サヤカはカイオウの妹ですが、兄の力を利用して傲慢に振舞ったり、無茶なことを指示するようなことはしません。兄は兄で、自分は自分というような考え方の持ち主なので、素直な生き方をしていると言えます。

サヤカの性格

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明るく活発

サヤカは、表情が豊かで、感情も表に出しています。そのため、誰からも愛されるような性格の持ち主です。明るく活発で、話す言葉に嫌味などがないので、多くの人間に指示されていることも分かります。カイオウが闇の存在なら、サヤカは太陽というように兄弟でも真逆の関係となっているのです。

人を信じて疑わない

サヤカは、素直すぎるところがあり、カイオウの話すことを何でも信じてしまいます。世間知らずと言えるかもしれませんが、純粋だからこそ、このような性格になってしまったのです。修羅の国では、騙しあいや殺し合いが日常茶飯事なので、その中で育っても染まらないのは、ある意味凄いと言えるでしょう。

サヤカとカイオウの関係

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サヤカとカイオウは実の兄妹です。カイオウは、幼い時からジュウケイの手によって北斗琉拳を鍛え上げられました。しかし、いくら力を身に付けても、自分は表舞台に立てないことを知り、魔道へと落ちることになります。サヤカは、そんな兄の苦悩を知ることもなく暮らしていたので、兄妹関係は上辺だけ円満という形でした。

そのため、カイオウはサヤカを自らの手で殺し、サヤカの死を利用して、ケンシロウとヒョウを戦わせようとします。あまりにもあっさりと、サヤカを殺してしまったので、カイオウにとってサヤカは駒のひとつでしかなかったということです。

サヤカとヒョウの関係

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サヤカとヒョウは、婚約関係にありました。ふたりの関係は円満で、お互いに信じあっていて、お似合いと言えるものです。しかし、それもカイオウによって作られた関係にも思えます。カイオウはヒョウを利用することを考えていたので、そのために自らの妹であるサヤカを差し出したと考えられるのです。

幼い頃から刷り込みのように、ふたりを近づけさせ、じっと利用できる機会を伺っていたのかもしれません。実際にカイオウの企みは、成功してケンシロウとヒョウを戦わせることに繋がりました。

サヤカの最後

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サヤカの最後は、ヒョウとの結婚式の前日でした。ヒョウは、サヤカのために装飾品をかき集め、サヤカもいよいよ結婚できると心待ちにしていたのです。しかし、その全てを奪ったのがカイオウで、サヤカにそっと近づくと、何の前触れもなく、いきなり秘孔をついて命を奪いました。

サヤカは自らの身に何が起こったのか理解できずに、そのまま死ぬこととなります。痛みや苦しみを感じさせず殺したのは、カイオウのせめてものやさしさだったのかもしれませんが、このことがきっかけで、ヒョウとケンシロウが戦うことになりました。

サヤカの声優は高島雅羅さん

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サヤカの声優を担当するのは高島雅羅さんです。映画の吹き替えで、シャロンストーンやデミムーアなどの声でも有名ですが、アニメの作品もいくつか代表作があります。

サヤカ以外では、「名探偵コナン」の妃英理、「機動戦士Ζガンダム」のヒルダ・ビダン、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のカーリー、「ヨルムンガンド」のアマーリア・トロホブスキーなどの声も担当しています

サヤカの漫画とアニメの違い

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サヤカは、アニメと漫画では多少の違いがあります。漫画では、登場してすぐにカイオウに殺されてしまうのですが、アニメではエピソードが付け加えられているのです。囚われているリンを匿ったり、兄であるカイオウに対して、元の優しい兄に戻ってほしいなど話しています。

漫画版では、カイオウのことが絶対だと信じているのに、アニメ版ではそうではないというところで、多少の矛盾もあります。しかし、サヤカの口でカイオウについて語られたことで、カイオウに対する想いが見えて、人間性が濃く伝わっていました。

サヤカの名シーン・名セリフ

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「でも…わたしは妹…なぜ妹のわたしを」

カイオウの取った行動が理解できず、最後まで自分が殺された理由を知ることができなかったサヤカの言葉です。ここにサヤカの無念の全てが集約していることは間違いありません。

サヤカは数コマの登場にも関わらず印象が強い!

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サヤカは、漫画ではほんの数コマしか登場しません。しかし、アニメ版ではもう少し登場シーンが多くなり、性格や人格が分かる描写がされています。明るく、活発で修羅の国で育ちながらも、まるで太陽のような存在です。

しかし、兄カイオウによって利用されてしまう人生という悲しい結末を迎えてしまうことにもなります。それでも、サヤカという存在は、ストーリーに重要な役割りを加えることになっているので、欠かせない人物となっているのです。