【ドラゴンボール】餃子の性格や戦闘力について解説！天津飯との関係も！

ドラゴンボールにおける主要人物の一人に「餃子（チャオズ）」というキャラクターがいます。主に一番初めのシリーズで活躍するキャラクターで、見た目の可愛さから餃子が好きだという人も多いはずです。ここではそんな餃子の特徴や戦闘力、印象的なシーンなどについて解説していきます。

餃子の基本情報

餃子の特徴

小さな体に加えてくりっとした可愛い目をしており、ビジュアル面において人気の高いキャラクターの一人であると言えます。肌は妖怪のように白く、まるで「キョンシー」であるかのような見た目をしています。

「餃子」とかいて「チャオズ」と読みますが、その名前の通り服装も中国の歴史的な民族衣装を連想させるようなものを着用しています。

鶴仙人のもとで「鶴仙流」と呼ばれる流派で戦い方を身に着けており、同じ流派に所属する天津飯とは常に行動を共にします。鶴仙流は確実に相手を死に至らしめることを目的とした非人道的な流派でありますが、対極をなす「亀仙流」に所属する悟空やクリリンの影響で自分たちが誤った方向に進んでいることに気が付き、悟空たちと対戦した後からは仲間や地球を救うために尽力するようになります。

作中ではほとんど描かれることはありませんでしたが、趣味は映画鑑賞で好きな食べ物は天津丼、好きな乗り物はエアスクーターとなっています。

餃子の性格

見た目の可愛さが餃子の最大の特徴となっていますが、その容姿とは対照的に性格はやや辛辣であるともいえます。作中では第22回天下一武道会にてクリリンと対戦することになりますが、クリリンに対してたびたび悪口を言うシーンが描かれていることから、チャオズのこの性格を認識することができます。

一方で行動を常に共にしている天津飯には心からの忠誠心を抱いており、天津飯のためなら自分の身を犠牲にすることも厭わない、と言った性格も持っています。ナッパとの戦闘で自爆をしたシーンがこのことを顕著に表しています。

餃子の必殺技

餃子の主な必殺技は「どどん波」です。どどん波は鶴仙流において主要な技であり、同流派に所属する天津飯もこの技を使用することができます。

また、餃子は超能力も得意としており、金縛りや物を宙に浮かせたり、あるいはモノの動きを止めたりする能力を持っています。

ドラゴンボール超では自分よりはるかに戦闘力が高い悟空の動きを、わずかではありましたが超能力を使って止めることができました。

餃子の声優

餃子の声優は江森浩子が担当しています。江森さんはその他にも「ドラえもん」や「忍たま乱太郎」、「ゲゲゲの鬼太郎」や「機動戦士ガンダム」など数々の有名作品にも出演されています。

高い実績を誇る声優であることが分かります。

餃子の名言・名シーン

餃子は初めのシリーズから登場する主要キャラクターであるため、名言や名シーンはたくさんあります。ここでは特に有名な名言を2つ取り上げて紹介したいと思います。

「タコ！」

これは餃子が作中で一番初めに発した言葉になります。餃子は第22回天下一武道会に出場し、クリリンと対戦することになります。見た目が人間離れしていることからどんな性格なのか、どのような発言をするのか見当もつきませんでしたが、一番初めに発した言葉は意外にも「タコ！」という短い単語でした。

丸くつるつるとした頭のクリリンをタコに似ていると認識してこのような発言をしたと思われますが、クリリンに対して馬鹿にするような発言をしたことは、餃子が辛辣な性格をしていることを裏付けることとなりました。

「さようなら天さん どうか 死なないで」

これはドラゴンボールファンではない人でも聞いたことのあるセリフなのではないでしょうか？

この名言はシリーズの「サイヤ人編」で、餃子たちがベジータやナッパと対戦するときに登場します。圧倒的なパワーを見せつけるナッパに勝機を見出せず、普通に戦うだけでは勝つことはできないと判断した餃子は自爆することを決意し、自らの命と引き換えにナッパを倒そうと試みます。

餃子は心から慕っていた天津飯に向けてこの別れの言葉を継げ、ナッパの必死の抵抗にも負けず自爆することに成功します。しかし結果はナッパに対して傷を与えた程度で、餃子のみが命を落とすこととなりました。

サイヤ人の圧倒的な力に無力感を与えられるシーンとなりましたが、このセリフはドラゴンボールの全シリーズの中でもトップクラスで知名度の高いものとなっています。

強い意志をもった小さな戦士餃子

以上が餃子についての性格や名言の紹介でした。餃子はドラゴンボールにおける主要キャラクターではありますが、登場シーンはそこまで多くはありませんので、あまり詳しくは知らなかったという人も多いのではないでしょうか？

餃子にはたくさんの名シーンが存在しており、特に上記でも述べた自爆のシーンは非常に印象的な名場面となっておりますので、興味を持たれた方は是非一度ご覧になってください。