【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

コウリュウは、リュウケンと北斗神拳の伝承者争いをした間柄で、リュウケンに並ぶ実力者とされています。ラオウとも戦うことになるのですが、その強さはどれほどなのか?コウリュウについて詳しく紹介していきたいと思います。

コウリュウの基本情報

【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

コウリュウの特徴

【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

見た目は熊のよう

コウリュウの姿は大きな熊のようで、威圧感があります。まるでラオウが年老いたらこのようになるのでは?と思わせる出で立ちです。毛量も老人の割には数があり、カールがかかっています。常に半裸のような状態なので、俗世間から離れて暮らしているのも分かります。

世捨て人

コウリュウは、北斗神拳伝承者争いをしていました。兄弟同然であるリュウケンとどちらが伝承者になるか?ということになると、自ら身を引くことになります。それは、リュウケンに対する優しさからだと思われるのです。大好きな人間と醜く争うことを望まなかったのでしょう。そのため、北斗神拳を封じて、洞窟に籠もり、世捨て人となったのです。

子どもも意思を受け継いでいる

コウリュウには息子ふたりがいますが、コウリュウの意思を受け継いでいるかのように真っ直ぐな性格です。ラオウに対して、臆することなく向かっていけるのがその証とも言えます。それは、コウリュウが息子ふたりにも北斗神拳を受け継ぐ者の意思ということを伝えていたからかもしれません。

コウリュウの性格

【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

悪を許さない

コウリュウは、ラオウが北斗神拳を使って世界の覇者になろうとしたことを許しませんでした。そこには、北斗神拳を扱う者としての使命とプライドがあるからです。いくら無敵の拳法を手に入れたからといって、それを自らの欲望のために使うことは間違っていると思っています。そのため、北斗神拳を悪用する者は許さない!と決めているのです。伝承者争いから退いても、北斗神拳の行く末のことを考えているのでしょう。

愛情も豊か

コウリュウにはゼウスとアウスのふたりの息子がいます。コウリュウがラオウに敗れた時には、ふたりは父親の仇を取りに行こうとしていました。そこまで息子たちがするということは、コウリュウが愛情を込めて育てたことが分かるのです。リュウケンと比較して、息子たちの関係を見ると明らかとなります。

コウリュウの強さ

【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

コウリュウの強さはどれぐらいのものでしょうか?やはり、リュウケンを凌ぐ実力者とも言われているので、決して弱くはありません。ラオウと戦った時もラオウにその実力に偽りなしと言わせるほどでした。しかし、ラオウには敗れることになったので、ラオウを無傷で追い詰めていたリュウケンに比べると、実力は劣っていると思われます。

コウリュウとリュウケンの関係

【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

コウリュウとリュウケンは兄弟同然で育った者同士なので、血縁関係はありません。しかし、コウリュウがリュウケンを北斗神拳伝承者にしたかったのは本音なので、リュウケンのことを愛していたのでしょう。それをリュウケンも知っているはずなので、ふたりの関係は円満だったと思われます。

コウリュウとラオウの戦い

【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

ラオウは、自らの体が治癒したことを確かめるためにコウリュウの元を訪れます。そして、すぐに戦いを挑むのですが、コウリュウもラオウが歩んでは行けない道を行こうとしていることを察して、殺すことを決意します。そこで出した技が、自らを犠牲にして相手の命を奪う「七星抹殺」です。大技をいきなり繰り出すのですが、ラオウの力には及ばず敗れて死亡しました。

コウリュウの声優は柴田秀勝さん

【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

コウリュウの声優を担当したのは、柴田秀勝さんです。数々の作品で、脇役から悪役まで幅広く活躍しているベテランの声優でもあります。

コウリュウ以外にも「マジンガーZ」のあしゅら男爵、「ドラゴンボール」のチャパ王、「ONEPIECE」のモンキー・D・ドラゴン、「鋼の錬金術師」のキング・ブラッドレイ、「NARUTO -ナルト-」の三代目火影・猿飛ヒルゼンも担当しています。

コウリュウの名シーン・名セリフ

コウリュウには、北斗伝承者争いをした者としての熱い名台詞があるので、紹介していきます。

「天はなぜ伝承者足り得るラオウ、トキ、ケンシロウの三人を同じ時代に生んだのか!」

【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

死ぬ間際に口にした言葉ですが、ラオウたちがいかに凄いのかを知らしめる台詞でもあります。それぞれが、時代が別だったとしたら伝承者になり、違った人生を歩めたのかもしれない。そう思わせる言葉で、いかにラオウ、トキ、ケンシロウが北斗史上最強かを表しています。

「伝承者争いに敗れ散っていった無数の男たち!おまえもその男たち同様ここで供養してやろう」

【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

コウリュウが、ラオウに戦いを挑む際に発した台詞です。コウリュウは、洞窟で伝承者争に敗れた者たちの供養をするかのように、仏像を掘り続けていたので、それを表している台詞となります。

コウリュウはリュウケンに隠れた強者

【北斗の拳】コウリュウとは?意外にも隠れた強者であることを検証!

コウリュウは、ラオウとの戦いで一瞬しか出ないようなキャラクターでした。しかし、リュウケンと肩を並べるほどの強さを持ち、ラオウにも強いと言わせるほどの実力者です。そんなコウリュウは、ラオウに相打ち覚悟で戦いを望むのですが敗れて、死んでしまいました。そこまでの覚悟を持った理由は、北斗神拳のあるべき姿を守りたかったからであり、リュウケンの仇討ちでもあったのかもしれません。