ピアノを演奏しての登場シーンは、ハンターハンターの物語の中ではとっても印象的ですよね。そんな珍しい登場をしたダルツォルネっていったいどんな人物なのでしょうか。

クラピカの最初の仕事仲間で、よく知っている方も多いと思います。今回は改めて、そんなダルツォルネの魅力をたくさん紹介しちゃいます。

ダルツォルネの基本情報

ダルツォルネの特徴

ダルツォルネといえば、わかる方も多いと思いますが、ピアノです。しかも、とっても上手いです。彼の演奏した曲は「ポロネーズ第6番変イ長調」で、英雄ポロネーズとも呼ばれています。ハンターハンターで、ピアノを演奏しながらの登場はとっても珍しいです。しかも、マフィアの護衛団のいかついリーダーが、ピアノでの登場はインパクトがとっても強いと評判です。

刀を上手く使って、攻撃するタイプのキャラクターです。刀の使い手としては仲間から認められていて、ノストラード本人からの信頼も厚いです。ウボォーギンには刀が通じなくて、かなり弱いように見えるキャラクターです。しかし、幻影旅団のメンバー仲間が逃げる時間を稼げるほどの体力と根性を持っているタフなキャラクターです。

頬に傷があり、目が細く、顔が怖く見えます。身長もそれなりに大きくて、笑うことがないため、さらに怖いイメージを持たれます。仲間の芭蕉からも顔に関しては驚かれていました。実際に睨むシーンも多いためか、余計に怖い印象を持たれています。

ダルツォルネの性格

特徴通り、怒ると睨んだ顔が怖いと思われますが、本人は冷静です。いつも冷静に仲間をみて、作戦を立てます。仲間の動きと敵を考えながら指示が出せる、しっかりとしたリーダーなんです。その指示と分析も的確で、仲間がオークション会場から消息をたった時も、死んだと言い当てました。その上で、クラピカたちに指示を出していることからも、リーダーシップをしっかりと発揮できる人物です。

とても堅い印象を持たれますが、ボスの娘、ネオンには弱いです。いつもノストラード本人からネオンの世話を任されていますが、頭を抱えています。ネオンが怒って、物を投げたのが当たって、たんこぶができるシーンもあります。ネオンのご機嫌を取るのに、とにかく必死で、苦労しているところはよく見られます。しかし、暴力を振るったりせずに言うことを聞いて、ネオンには優しく接しています。

ダルツォルネの念能力

ダルツォルネの念の系統は不明で、能力は未知数です。しかし、刀に念を込めて攻撃することができます。彼曰く、刀もかなりの技物だそうで、彼の力を高めてくれます。壁に穴を開けているシーンからも、強力だということが分かります。

ダルツォルネの声優

1999年は杉野田ぬきさんです。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」や「BLEACH」などに出演されてました。とても勢いのある声が印象的で、人気の声優さんです。

2011年は子安武人さんです。子安さんはなんと超人気アニメ「ワンピース」のクザンの担当をされているんです。とっても人気があるキャラクターで、クザンが好きな方も多いと思います。その他にも「食戟のソーマ」や「Re:ゼロから始める異世界生活」などの人気作品にも出演されています。

ダルツォルネの名シーンと名セリフ

ここからはダルツォルネの名セリフ・名シーンを紹介していきます。

「敵の姿を勝手に想像するな近づくもの全てが敵だ」

このシーンではクラピカが敵の正体、敵の情報を確認しようとして、ダルツォルネが質問に答えたところです。クラピカも冷静に分析して、戦力を考えようとするのですが、ダルツォルネはその必要はないと考えています。敵を考えると余計に無駄が生じる可能性があることを危惧しているのです。とにかく、自分たちはボスとネオンを守ることを最優先に考えているんです。

威嚇するようにクラピカに説明しているところは、ダルツォルネの性格がよく出ているところです。ノストラードやネオンに優しいところはありますが、仕事に関してはいつも真剣で熱いです。

「このまますんなりとは行かんせねぇ」

ダルツォルネは幻影旅団のメンバーフィンクスに刺されます。ここで、倒れて死ぬかに見えたのですが、ここで男の根性を見せるんです。刺されてから、仲間が逃げるまで、時間を稼ごうとするのです。自分が死ぬと分かっていても、仲間のために、旅団に刀を向けて戦います。彼の必死の玉砕のおかげで、センリツや芭蕉は逃げることに成功します。

顔が怖いけど、実はとっても優しいリーダー

いつも怖い顔をしていますが、実は仲間思いで、優しいリーダーなんです。仕事にはいつも必死で、がんばっている姿に感動した方もいるのではないでしょうか。