【テニスの王子様】遠野篤京の担当声優は?作品での活躍等も解説

【テニスの王子様】に登場する遠野篤京。見た目やプレイスタイルから超攻撃的な人物とされていますが、一部のファンからは「膝を壊された人」という覚え方をされていたりしています。果たしてそんな遠野篤京を演じられた方はどなたなのでしょうか。また、作品ではどのような活躍を見せたキャラクターなのでしょうか。

ここでは遠野篤京について解説。担当声優や作中での活躍等について紹介していきます。

遠野篤京の基本情報

【テニスの王子様】遠野篤京の担当声優は?作品での活躍等も解説

『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

 遠野篤京の特徴

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

遠野篤京はU-17日本代表候補の1軍No.8。長髪のストレートヘアーにヘアバンドを装着したスタイルが特徴的で、非常に目つきの悪い人物。性格も勝気で、テニスのプレイスタイルも超攻撃的。13の処刑法を使い、相手を物理的に再起不能に追い込むというプレイスタイル。付いた異名は「処刑人」で、そのどれもが相手の急所に直接ボールをぶつけるという残酷なパワーテニスを得意としています。あくまでも対戦相手を文字通り破壊することに特化しており、同じスタイルを持つ切原赤也からは「遠野さん」と一部の部分を尊敬されています。

試合以外でも何かにつけてボールをぶつけようとする場面が多く、袴田伊織や毛利寿三郎にボールをぶつけたり、ぶつけようとしています。

遠野篤京の来歴

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

遠野篤京は新テニスの王子様で登場。1軍入れ替え戦では君島育斗とペアを組んで、木手永四郎丸井ブン太のペアと対決。木手永四郎と丸井ブン太両名に次々と処刑法と称してボールをぶつけ続け、木手永四郎を戦闘不能に追い込んでいます。試合にも勝ちましたが、かねてからの古傷であった左膝を狙われてしまい、左膝の皿が割れてしまうというアクシデントが発生。しばらくリハビリ生活を体験することになります。

その後膝が回復した遠野篤京は、切原赤也とペアを組み、ギリシャのステファノプロス兄弟と対決。この試合ではどういうわけはペアの切原赤也も処刑対象に含んでおり、序盤こそ処刑法を用いて圧勝しますが、対戦相手もまた、処刑法の使い手であり、膝を再度壊された後は処刑法を受け続け、血まみれになるという衝撃的な有様に。

満身創痍になりながらも遠野篤京は処刑法を放ち続け、最後は切原赤也に全てを託して力尽きてしまいます。試合には勝ち、勝った後はいつまでもデビル化している切原赤也にボールを放っています。

遠野篤京の担当声優

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

遠野篤京の担当声優は、片山祐介さん。片山さんは現在は「笑福亭茶光」という名前で活動している落語家さんで、元お笑いコンビ「ヒカリゴケ」のボケを担当していた方。作品では珍しい、プロの声優さんが声を当てていないキャラクターです。

片山さんは少ないながらも声優としての出演があり、その代表的な作品は「NARUTOSD-ロック・リーの青春フルパワー忍伝-(パック・リー役)」があります。

遠野篤京の名シーンや名セリフ

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

遠野篤京はプレイスタイルや性格が強烈で、恐らく読者の方の中では印象に残っている方も多いはず。そのため、遠野篤京は名シーンや名セリフがいくつもあります。ここでは遠野篤京の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

日本代表に執着

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

遠野篤京は意外と日本代表になることに執着しています。このシーンは大石秀一郎種ヶ島修二に棄権を申し出た際に流れ、種ヶ島修二が遠野篤京の膝の怪我を心配している回想シーンが追加されています。膝を怪我してしまい、自分のことでいっぱいになっている遠野篤京は、種ヶ島修二を冷たくあしらっており、この際に「膝が砕けても日本代表になる」と決意表明しています。

このシーンでは「笑うがいいさ 俺の無様な生き様を」というセリフがワンシーンで描かれており、日頃見るような攻撃的な一面は全く見られません。どうしても残酷な描写が目立つ遠野篤京ですが、ことテニスにおいては執念深いことがわかっており、回想シーンが終わった後の切原赤也の表情も、恐ろしいものを見ているような顔をしており、最後には涙を浮かべています。

遠野篤京一番の名シーンと言っても良い場面です。

13の処刑法と君島育斗

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

遠野篤京は13の処刑法を得意としており、全て受けてしまうと指一本動かせない状態になってしまうのだとか。ちなみに、この処刑法で攻撃するスタイルを君島育斗は嫌がっており、1軍入れ替え戦では丸井ブン太、木手永四郎両名に「遠野篤京を壊してほしい」という交渉をしています。

結果的に遠野篤京は一度「壊れて」しまいましたが、それでもなお復活し、日本代表に返り咲いています。

残酷だけどテニスは一生懸命、遠野篤京

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

遠野篤京は直接ボールをぶつけるスタイルを取るラフプレイヤーですが、テニスや日本代表に関しては人一倍執着が強く、「何が何でも」という意思が強い人物です。