【ハンターハンター】ゴレイヌの念能力のゴリラが強い！名言や声優も紹介1

「HUNTER×HUNTER」の中でGI（グリードアイランド）編と呼ばれるストーリーの中で登場するキャラクター、ゴレイヌ。

一見するとゴリラ似のモブ顔のように見えますが、グリードアイランド編で間違いなく重要キャラクターの一人です。

むしろ彼がいなければゴンやキルア達はグリードアイランドをクリアできなかったと言ってしまっても過言ではありません。

ゴレイヌという名前はうろ覚えでも、彼のキャラクター画像を見れば「ゴリラ顔の二体のゴリラを操る念能力の人だ！」と思い出す人も多いのではないでしょうか？

みかけによらずかなりの実力者であるゴレイヌの念能力、そして魅力あふれるゴレイヌの性格や名台詞を紹介していきます。

ゴレイヌのキャラクター情報

ゴレイヌ登場シーンとキャラクターについて

ゴレイヌは「HUNTER×HUNTER」のなかでGI編（グリードアイランド編）と呼ばれる13巻で登場します。

ゴンやキルア達と同じく、バッテラ氏が落札したグリードアイランドのプレイヤーとして雇われた一人です。グリードアイランドの世界で、最初にプレイを始めたゴンの直後に姿を見せることから彼は二番目にプレイを開始したことになります。

ゴンたちと合流するまでの彼のプレイ履歴は描かれていませんが、大体のプレイヤー達が数人でチームを組んでいるのに対し、彼は一人きりでゲームを攻略し５０種以上の指定カードを入手しています。それだけで彼の実力が伺い知れますね。

ゴレイヌはゲームクリアを目前に控えたゲンスルー達を阻止するため、「一坪の海岸線」と呼ばれるカード入手に向けゴンやキルア達と共同戦線を張ることになります。

「一坪の海岸線」入手イベントでは、ゲームマスターの一人レイザーとの戦いでゴンやキルアだけでなくツェズゲラ、ヒソカといった面々とチームを組んで戦います。

ゴレイヌの性格

キルアですら最初気が付くことができなかった「一坪の海岸線」イベントのカラクリにだれよりも早く気が付いただけでなく、ツェズゲラを仲間に引き入れるための交渉術なども兼ね揃えています。

戦いの面では相手の実力を瞬時に判断するほか、相手との圧倒的な実力差に一度は敗北感を味わいながらも、戦いの間に立ち直ることができる精神的タフさのある男ともいえるでしょう。

グリードアイランドゲーム終盤では40億の報奨金をゴン達と分け合い、彼らのゲームクリアに向けてカードを預け、クリア後パレードでは勝者のゴン達に惜しみない拍手を送るなど仲間思いの一面も持っています。

ゴレイヌの念能力

 ゴレイヌの念能力は白の賢人（ホワイトゴレイヌ）と黒の賢人（ブラックゴレイヌ）と呼ばれる自身（ゴリラ）に似た二体の念獣を操る能力です。

念能力系統については詳しく触れられていませんが、念獣を具現化し操ることから具現化系・操作系、そして放出系の能力者といえるでしょう。

ゴレイヌの念能力はレイザーとのゲームイベント、原作16巻・17巻に登場するドッジボール勝負で明らかになります。

白の賢人・黒の賢人は各念獣ごとに念能力が異なりますので紹介していきましょう。

白の賢人（ホワイトゴレイヌ）

ゴレイヌが具現化した白いゴリラの念獣とゴレイヌ自身の位置を入れ替える念能力。

レイザーとのドッジボール戦で自らに投げられた球が致命傷に相当することを察知し、瞬時に白の賢人を発動し位置を入れ替えることでダメージを回避しました。なお、この球が当たった白の賢人は首が吹き飛んでしまっています。

黒の賢人（ブラックゴレイヌ）

ゴレイヌが具現化した黒いゴリラの念獣と他者の位置を入れ替える念能力。

レイザーとのドッジボール戦では内野にいる黒の賢人とレイザーの位置を入れ替える事でレイザーに見事一撃を浴びせます。これはレイザーも予見していなかったのか、ゴレイヌの念能力を「なかなか良い能力」と高く評価しています。

また、白の賢人・黒の賢人ともに能力者であるゴレイヌが意識を失うと消滅してしまいます。

ゴレイヌの声優

実はHUNTER×HUNTERは二度アニメ化されており、それぞれ異なる声優がゴレイヌを演じています。

一度目のアニメ（1999年に放送開始）続編として作成されたOVAでは声優を鳥海浩輔担当しています。

二度目のアニメ（2011年に放送開始）ではOVAではなくアニメとしてGI編が放送され、声優を天神英貴が担当しています。

ゴレイヌのモデルは、あの人！

HUNTER×HUNTERにはお笑い芸人をモデルにしているキャラクターが複数いると言われています。

ゴレイヌもそんなキャラクターの中の一人。

モデルはガレッジセールのゴリと言われています。確かにそっくりですね。

ゴリをモデルにしてるためか、ゴレイヌも彼と同じ利き腕が左に設定されています。

ゴレイヌの名シーン・名言

ここではゴレイヌの名シーン・名言について紹介していきます。

「えげつねェな……」

グリードアイランドの中に登場するレアカード、「一坪の海岸線」をするためには15人プレイヤーが揃った段階でイベントが発生するのが条件でした。ですが、初めてイベントが始まった段階では切れ者のキルアもまだそのルールの厳しさに気が付いていません。

ゲーム内で複製を含めカード化できる「一坪の海岸線」は最大3枚。プレイヤーが15人揃っているだけではカードの奪い合いになってしまいます。

それだけでなく、圧倒的な強さを誇るレイザー達に勝つためにはある程度の強さがあるプレイヤーチームを3組集めなければいけません。

イベント発生時、このイベントクリア難易度の高さに気が付いていたのはこの台詞を口にしたゴレイヌただ一人でした。

「ざまぁみやがれ、てめェも外野へ引っ込みな！」

「

これはレイザーとのドッジボール戦で、ゴレイヌが彼に一矢報いた時に叫んだ台詞です。

実はこのレイザーとのドッジボール戦序盤でゴレイヌはレイザーが投げたボールを恐怖で受け止める事が出来ず、精神的にも敗北してしまいます。通常一度折れてしまった心を同じ闘いの中で立ち直らせることは難しいとされています。

ですが、ゴレイヌは同じレイザー相手に短時間で立ち直り、彼に向けてボールをぶつけます。

間違いなく精神的にもタフガイといえるでしょう！（ですがこの後レイザーにまたボールをぶつけられ気絶してしまいます）

「何言ってんだ分けるに決まってんだろ？」

ゲームを途中リタイアした雇い主ツェズゲラから違約金40億を預かったゴレイヌ。

本来であればゴン達に分けず報酬を独り占めしてしまうこともできたのですが、彼は当然といった態度でそれをゴン・キルア・ビスケの3人と平等に分け合います。当然見返りもありません。

この台詞だけでゴレイヌがどれだけ仲間思いで、義理人情に厚い男か分かりますね。

ゴレイヌは愛されキャラ！

ゴレイヌがメインで登場するのはグリードアイランド編のみですが、その強烈なゴリラに似たルックスとゴリラを操るユニークな念能力、そして何より義理人情に厚い仲間想いの性格間違いなくハンターハンターの主要キャラクターの一人です。

是非今日から「ゴリラの人」ではなくゴレイヌと名前を忘れずに覚えてあげてくださいね、ゴリラのゴから始まる「ゴレイヌ」です。

ちなみに、ゴレイヌは会長選挙編で意識を失い昏睡状態が続くゴンの病室に見舞いに訪れる描写も描かれているので是非探してみてくださいね。