【ワンピース】戦桃丸の海軍での階級はどのくらい?強さや能力について

戦桃丸は、頂上戦争編から登場する海軍に所属しているキャラクターです。海軍の中でも科学者であるベガパンクのボディーガードとして「海軍本部科学部隊」の隊長を務めているため、大将のボルサリーノは戦桃丸にとって直属の上司という立ち位置になります。

海軍に所属していながらも金太郎のような格好に鉞を持っており、一人称は「わい」。左目から左口角にかけて傷があるのが特徴です。

この記事では戦桃丸の基本情報や名シーンについて紹介していきます。

戦桃丸の基本情報

戦桃丸の基本情報は以下のとおりです。

【ワンピース】戦桃丸の海軍での階級はどのくらい?強さや能力について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

戦桃丸が着用している赤い前掛けに描かれているのは、自身が所属している科学部隊でボディーガードを務めているベガパンクのシンボルマークです。

自称「世界一ガードの固い男」としており、ボディーガードや海軍の仕事をしっかりこなす反面、口が軽いのが致命傷です。しかし、戦桃丸自身は口が軽いことに気付いておらず、周囲の人間からツッコミを受けても飄々としています。

そんな戦桃丸でも海軍の中では常識人に位置付けられ、上司であるボルサリーノに対してツッコミをしたり、道具の使い方を教えるなど面倒見のいい場面も見られます。

戦桃丸の階級は?

【ワンピース】戦桃丸の海軍での階級はどのくらい?強さや能力について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

戦桃丸は海軍所属でありながらも、初登場時はあくまでも科学部隊の隊長として登場します。この時点での階級はなく、そもそも海軍に正式に所属しているわけではないので他の海兵と同じ制服を着用していません。しかし、マリンフォード頂上戦争時は海軍所属の一将として戦いに参加しました。

そこから2年の月日を経て、海軍への正式所属が決まりましたが、どの階級に属しているのかまでは明らかにされていません。ただ、2年経って戦桃丸が海軍のコートを羽織っているシーンが見られたので、おそらくコートの着用が認められている少尉以上なのでは?と読者の中では話題になっています。

戦桃丸の強さや能力について

【ワンピース】戦桃丸の海軍での階級はどのくらい?強さや能力について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

戦桃丸は悪魔の実の能力者ではないため、戦闘時には自分の身体を使用します。また、覇気は使えるので3m近い体格を生かした戦闘スタイルで、ルフィのことを吹き飛ばしたことも。戦闘において慎重さと相手を観察する能力に長けており、頭を使って戦うことを得意としています。

背中に担いでいる鉞は本気を出すときしか使用せず、作中でも使用したのはデマロ・ブラックとの戦闘のみです。

戦桃丸が使用する技として「足空独行(アシガラドッコイ)」は、自身の覇気を纏い突っ張りで相手を吹き飛ばすという金太郎がクマを倒したときと同じような技があります。現時点で足空独行しか出ていませんが、今後また新たな技が増える可能性もあります。

戦桃丸の声優は伊倉一恵(いくらかずえ)さん

戦桃丸の声優を担当したのは、伊倉一恵さんです。ワンピースでは戦桃丸以外にもチョッパーの代役を一時期務めていました。

アニメ以外にもゲームやOVA、洋画の吹き替えなどにも出演しており、中でもゲームの「サクラ大戦シリーズ」や「天外魔境シリーズ」に出演しています。また、バラエティ番組や報道番組でもナレーターを務めています。

声優業のみならず舞台女優としても活躍しており、2012年にはルフィ役の田中真弓さん、竹田えりさん高野麗さんと演劇ユニットを結成しています。

戦桃丸の名セリフ、名シーン

戦桃丸の名セリフや名シーンを紹介していきます。

思わず余計な一言を言ってしまう戦桃丸ですが、実は男らしいセリフが多いです。

わいは海賊には何の因縁もないけどな

【ワンピース】戦桃丸の海軍での階級はどのくらい?強さや能力について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

逃げ回る麦わらの一味を見つけた戦桃丸がルフィに向かって言ったセリフです。

ルフィがサンジナミたちに気を取られている隙に戦桃丸は回り込んだのです。そして、ゴムゴムの銃乱打を打つ前に、覇気を使ってルフィをいとも簡単に吹き飛ばしてしまいました。これにはルフィも驚きを隠せません。

この時点では因縁がない戦桃丸ですが、この後追い詰めたはずの麦わらの一味を取り逃がしてしまったことによって、戦桃丸の中での因縁の相手となるのです。

麦わらはオメェみてぇなカスじゃねぇ!

【ワンピース】戦桃丸の海軍での階級はどのくらい?強さや能力について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

偽物であるにも関わらずルフィとして名乗っていたデマロ・ブラックに対して言ったセリフです。各々のレベルアップのために一度バラバラになった麦わらの一味に扮したデマロ・ブラックは参加を増やし、一時は偽物のであるにも関わらず大海賊団を作り上げることに成功しました。

しかし、戦桃丸はデマロ・ブラックを見つけてすぐさま作り上げた海賊団を撃沈。敵とは言えども戦桃丸はルフィたちの実力を知っているからこそ、デマロ・ブラックの横柄なやり方や態度を見て、思わずでた一言でした。

そして、このときに初めて使用したのが普段から持っている鉞です。

戦桃丸は抜けているけど海軍の中でも常識人

【ワンピース】戦桃丸の海軍での階級はどのくらい?強さや能力について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

マリンフォード頂上戦争から2年後、正式な海軍メンバーとして登場した戦桃丸は、抜けている性格でありながら海軍のコートを羽織るほど実力が上がっていることが分かります。いまだに明かされていない階級についてもこれから明らかになっていくでしょう。

シャボンティ諸島で麦わらの一味を捕まえ損ねてから執念を燃やしていながらも実力はしっかり認めているなど、頭の回転の速さはピカイチです。再結集した麦わらの一味の強さを海軍で一番初めに目の当たりにしたことで、戦桃丸自身も触発され、まだまだ今後も活躍が期待できます。