【ハンターハンター】シュート・マクホマンの念能力や名シーン、声優を紹介！

シュート・マクホマンはハンターハンターの中で通称キメラアント編と呼ばれるシリーズに登場する討伐隊の仲間の一人です。

まだ成長途中で会ったとはいえキルアを負かし、キメラアントの王直属護衛軍の一人モントゥトゥユピー相手に戦い抜き時間を稼ぐなどかなりの実力者です。

キメラアント編でのシュートの死闘を覚えている方も多いと思いますが、今回は改めてシュートの念能力や性格、名台詞や名シーンについて紹介していきたいと思います。

シュート・マクホマンの基本情報

シュート・マクホマンの性格と特徴

キメラアント編序盤のシュート・マクホマンの性格は非常に臆病で身長、そして弱気な性格をしています。ハンターとしても念能力者としてもかなりの実力者にも関わらず、完全な勝機を前にチャンスを逃がしてしまう事が殆ど。

実際、ＮＧＬ行きをかけてゴンとキルアを倒さなければいけないにも関わらず、疲労困憊している二人を黙って見過ごしてしまうなどかなり難儀な性格をしています。

師を同じくするナックルと行動を共にすることが多いシュートですが、実直で少し短絡的、そして前向きなナックルとは暫し言いあいになる事も。慎重すぎる程のシュートと正反対のナックルでうまくバランスはとれているようです。

一方で、キメラアント編後半では討伐隊として王直属護衛軍モントゥトゥユピーを相手に絶対に勝ち目のない戦いにも関わらず一歩も引くことなく戦い抜くという逆境になれば成程才能を開花させる一面も持ち合わせています。

シュート・マクホマンの念能力

シュートは操作系の念能力者ですが、原作では彼の念能力の代表である「暗い宿（ホテル・ラフレシア）」の他、名前の付けられていない二つの念能力を持っていることが本編で明らかになっています。

今回はシュートの3つの念能力を紹介していきましょう。

①暗い宿（ホテル・ラフレシア）

シュートの念能力の中で代表ともいえる「暗い宿」。この能力は敵にある一定以上のダメージを与えると籠の中に閉じ込める事が出来るという能力です。

全身を閉じ込めた場合、閉じ込められた相手は収容されている間は籠と同じ小ささになり、身体の一部のみを収容された場合は持ち主はその部位がなくなったように感じるようです。

シュートは「暗い宿」の能力でＮＧＬに行けなかったゴン達の代わりに、囚われていたカイトを奪還してきました。かなり便利な能力の一方で、シュートが気を失うと能力は解除されてしまいます。

②名称不明：念能力で作り出した3つの左手を操る能力

もともとシュートは左腕がないのですが、そのハンデを補うように念能力で作り出した3つの左手を宙に浮かせ、それを自在に操り戦う事ができます。

本編ではＮＧＬ行きをかけたＶＳキルア戦で明らかになった戦闘向けの念能力です。当初はただ宙に浮かせて相手を殴打し、その攻撃に相手が気を取られている間にシュート本人も攻撃をするという単純なものでしたが。

キメラアント編の王直属護衛軍の一人であるモントゥトゥユピーとの死闘の中で、シュートはこの能力をより戦闘向けに特化することに成功します。

③物体をてのひらで出し入れする能力

本編での登場回数は多くありませんが、シュートがネテロ会長から預かった割符や携帯電話を自分のてのひらから具現化する、もしくは掌に収納する念能力の描写があります。

大きさや要領の制限などは不明ですが、小さいものであれば自在に収納・具現化が出来るようです。また、てのひらに物を収容した場合、収容したものを模した模様が浮かび上がります。

主人公ゴンとの関係

キメラアント編の前半では、ゴンとキルアはシュートとナックルに実力が及びませんでした。ところが、対モントゥトゥユピー戦ではゴンが誰よりも先にモントゥトゥユピーの元へと向かってかけていきます。

その後ろ姿を見てシュートは思わず感動してしまいます。

一周り以上年下で少し前まで自分より劣る実力だったゴンが、自分より前に駈けだしたことに感銘を受けたシュートは弱気で慎重という自らの枷を外しモントゥトゥユピー戦へと挑んでいきます。

シュート・マクホマンのその後

王直属護衛軍の一人モントゥトゥユピーとの死闘の末、シュートは瀕死状態まで陥ってしまいます。ところが、そんなシュートを王宮から助け出してくれた人間がいました。その人物はキメラアント討伐部隊の一人だったノブです。

一度は王と王直属護衛軍達との実力の違いに心が折れて戦線を離脱してしまったノブですが、精神の崩壊と耐えながらシュートを助け出してくれたのです。その代償にノブの髪は抜けおち、無残な姿になってしまいます。

その後治療される描写もあり、キメラアント編に続く会長選挙編ではかなり回復した姿を見ることが出来ます。

シュート・マクホマンの声優

ハンターハンターは1999年から放送された第一作と、2011年より放送された第二作がありますがシュートの登場するキメラアント編が放送されたのは第二作のみとなります。

アニメではうえだゆうじさんが声優としてシュートの声を担当してしました。

シュート・マクホマンの名台詞・名シーン

キメラアント編で活躍を見せたシュート・マクホマン。

ここでは彼の名台詞と名シーンをいくつか紹介していきましょう。

生きてお前に言う！！ありがとうと！！！

これは王直属護衛軍の一人モントゥトゥユピーと闘う覚悟を決めた時のシュートの心の中の台詞です。

危険やチャンスにいつも尻込みしてしまい、保身に走ってばかりいたシュートですが誰よりも早くモントゥトゥユピーに向かってかけていくゴンの背中を見て自分の役割を思い出します。

そして絶対に勝ち目のない逆境にも関わらず、シュートは自らモントゥトゥユピーへと戦いに挑みにいくのです。

頼む……ッ、ナックル!!!

モントゥトゥユピーとの戦いで痛めつけられてしまったシュート。完全な実力差もあり、シュートは一方的に瀕死状態まで追い詰められてしまいます。

必死の戦いにも関わらず、殆どモントゥトゥユピーに傷を負わせることが出来なかったシュートはナックルに向かって敵討ちを頼みます。

同じモラウの弟子でありながら、性格の違いゆえに言いあいをすることも多かったナックルとシュート。特にシュートは感情的なナックルを諫める事が多かったのですが、ここで初めてナックルに頼ります。

シュートの必死の頼みに応えるナックルの姿から、ナックルとシュートの信頼の厚さがうかがえるシーンとなっています。

シュートの今後に期待！

キメラアント編ではかなりの深手を負ってしまったシュート。ですが、その後に続く会長選挙編ではかなり回復し仲間たちに病院で囲まれる姿が描かれています。

まだ本編ではゴンとの再会もしていないので、しっかりゴンにお礼を言える再会のシーンが訪れることを期待したいですね！