【ハンターハンター】ヴェーゼの能力はキス?名シーンや声優について紹介!

「HUNTER×HUNTER」のヨークシン編に登場する、キスを使った念能力者の使い手ヴェーゼ。

クラピカと共にノストラードファミリーのネオンを護衛するメンバーの一人として雇われたヴェーゼ。強気で美しい容姿とキスにより相手を操る特異な念能力の使い手でしたが、オークションの最中に幻影旅団の手によって命を落としてしまいます。

今回はそのヴェーゼにスポットを当てて、彼女の念能力や名台詞、名シーンについて紹介していきたいと思います。

ヴェーゼのキャラクター

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ヴェーゼの初登場

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ヴェーゼがコミックで初登場するのはコミック8巻、クラピカと幻影旅団の戦いを描いた通称ヨークシン編と呼ばれる序盤です。

幻影旅団に奪われた同胞クルタ族の緋の目を追うクラピカ。ヨークシンで開催されるオークションに出品される緋の目へのコネクションを掴むため、マフィアの娘で人体収集家という悪趣味な一面を持つネオン・ノストラードの護衛と収集活動の任務契約試験を受けることに。

その契約試験を訪れていた面接者の一人にヴェーゼの姿があります。

集められた館からの脱出という試験で、ヴェーゼは面接者の中に紛れ込んだ潜入者スクワラを自らの念能力で自白させ、見事採用試験に合格します。

ヴェーゼの念能力

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ヴェーゼの念能力はその名も《180分の恋奴隷(インスタントラヴァー)》という操作系の能力です。

これはヴェーゼに唇を奪われた相手は180分間、完全に彼女の下僕になってしまうという恐ろしい能力です。

採用面接の潜入官だったスクワラはこの《180分の恋奴隷》の能力で自身の念能力から館に仕掛けられた罠まで全て自白してしまいます。

直接ヴェーゼ自身が唇を奪わなければいけない事、180分という制限があるというデメリットと制限がありますが、それでも戦う意思を放棄させるほど完全に相手を操作してしまう彼女の能力は、一度発動することが出来ればかなり強力な念能力です。

余談ですが、ヴェーゼの名前の由来は「baiser」というフランス語から由来しています。

ヴェーゼの最後

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ノストラードファミリーの一員として、ネオンの代わりに競売担当としてオークション会場に訪れたヴェーゼとシャッチモーノ、イワレンコフの3人。

オークションが開始されるかと思いきや、壇上に現れたのは幻影旅団メンバーであるフェイタンとフランクリンの姿でした。フランクリンの念能力《俺の両手は機関銃》により阿鼻叫喚となる会場。

シャッチモーノの犠牲でヴェーゼとイワレンコフは命からがらその場を抜け出します。ところが、扉の外には同じ幻影旅団の仲間シズクの姿がありました。

彼女に頭を叩き割られてしまったイワレンコフを横目にヴェーゼは必死に逃げますが、最後にはシズクに追いつかれ彼女の念能力《デメちゃん》の餌食になってしまいました。

幻影旅団の圧倒的な力を前に、彼女はここで命を落としてしまいます。

ヴェーゼの声優

「HUNTER×HUNTER」のアニメは二回放送されており、それぞれ異なる声優がヴェーゼを演じています。

1作目(1999年より放送)では大田詩織が2作目(2013年より放送)では長沢美樹がヴェーゼの声を担当しています。

ヴェーゼの名台詞・名シーン

ここでは個性的な念能力を持つヴェーゼの名台詞と名シーンを紹介していきましょう。

「言わなきゃ踏むのをやめるわよ!!」

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念能力者としても優れた力をもつヴェーゼですが、彼女の念能力からも分かるように本人の性格はかなりのドS。

スクワラに《180分の恋奴隷》を使った際には、完全にヴェーゼの下僕となり果ててしまったスクワラの情けない姿をビデオテープに収め、さらに追い打ちをかけるように彼を踏みつけて罵るというサディスティックな一面を見せています。

その姿を前に普段冷静なクラピカでさえも若干引き気味になってしまう程でした。

ヴェーゼの魅力

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ノストラードファミリーの護衛達の中でも一際美貌が光っていたヴェーゼ。

自身の魅力を最大に使った彼女のある意味恐ろしい念能力《180分の恋奴隷》はヨークシン編でも記憶に残っている方は多いのではないでしょうか。

圧倒的な力を持つ幻影旅団を前に、あっけなく敗北してしまったように見える彼女ですが、操作系の念能力という側面から見るとヴェーゼの能力は非常に強力なものです。発動するまでに厳しい条件があるとはいえ、条件さえ満たせばどんな相手でも一定時間自身の完全な下僕として操る事ができてしまいます。

自身より強い力を持つ相手をも操る事が出来る力と考えると、攻撃より尋問などに向いている能力ですね。

是非この機会に「HUNTER×HUNTER」ヨークシン編を読み返し、ヴェーゼの魅力についてもう一度見返してみてください。