【ジョジョ】呪いのデーボが弱い？エボニーデビルの能力や声優を紹介！

3部の「スタークルセイダーズ」にて承太郎達を待ち構えてきた敵の1人、呪いのデーボ。その呪いたは一体どんなものであるのか、自身のスタンドである「エボニーデビル」のスタンド能力や戦い方とはどんなものであるのかについて解説していきます。

呪いのデーボの基本情報

呪いのデーボの特徴

名前の由来は、アメリカのロック・バンド「Devo」からになり、ディオに雇われた殺し屋のスタンド使いあり、エンヤ婆から送り込まれた7人刺客の1人でもあります。ふれこみは「アメリカインディアンの呪術師」で通して商売しています。スタンド能力を使った殺人が得意で、普通の人には呪いで死んだようにしか見えない為、政財界の大物も御用達という、立ち回りの上手い人物です。

袖なしのロングコートに、長い髪を後ろで結んだ髪型ど、血走った目が特徴の大柄な巨漢という風貌をしています。標的にあえて攻撃を受けた無数の傷跡が体のあちらこちらに点在しています。アブドゥルも実は以前に面識があったようで、商売柄かかなりの顔の広さを持っていそうです。

ポルナレフへの襲撃

シンガポールのあるホテルのシャングリラにて、ポルナレフに攻撃を仕掛けるものの、簡単にボコボコにされてしまい即座に退却します。デーボは、殺しの道具に改造した人形を依り代にしたエボニーデビルを遠隔操作しながら、再度ポルナレフを襲います。死角にベッドを利用して一方的に攻撃を行って、最後にドライヤーを使った感電死をさせようと目論見ます。

しかし、それこそがポルナレフの仕掛けた罠であり、まんまと油断して引っかかり、形勢は一気に逆転します。結果、急所以外の全てをシルバーチャリオッツに切り刻まれて敗北し、同時に致命傷となってデーボも死亡しました。その後のデーボの亡骸は、ホテルの清掃員に無惨にもトイレで発見されましたが、呪いのデーボの姿は原型をとどめてさえいない肉の塊へと変化していました。

エボニーデビルの特徴

エボニーデビルは、タロットの大アルカナ15番目に当たるカード「デビル(悪魔)」の暗示を持った遠隔操作型のスタンドです。どこかの原住民が呪術の儀式に用いそうな木製の人形の容貌を持ちます。能力の由来は有名なホラー映画「チャイルド・プレイ」の劇中に登場する殺人人形チャッキーで、参考にしたという趣旨のコメントを原作者の荒木飛呂彦先生が残しています。

人形を媒介として動き、敵に攻撃を繰り出します。スピードは異常に素早く、ホテルの部屋を飛び回ってターゲットを追い詰めました。スタンドとしては珍しく言葉を話しますが、本体であるデーボの影響を大いに受けており、口汚い言葉ばかりを使用し、テンションの異常な高さを感じる奇声を上げたり、悪態をついたりします。

エボニーデビルの能力

エボニーデビルの能力は「本体の恨みの思念を物理的なパワーに変換する」であり、相手に恨みを持つ程に絶大なスタンドパワーもものにすることができるという、ある意味では無限の可能性を秘めた恐ろしいものです。その為、本来であれば近距離型には劣る遠距離型であっても恨みの思念によっては、近距離のパワー型をも圧倒しうる力を持ちます。また、通常は剃刀や割れた瓶といった凶器ではスタンドに傷を負わせらませんが、恨みの力を伝導させるとスタンドへの殺傷効果を凶器に与えられるという特質があります。

しかし、実際には弱点や難点な多いスタンドでもあり、攻撃力は高くとも人形を操るのにリーチが短く、また防御力はあまり高くない上にスピードもずば抜けて速い程ではないようです。その短所を補う対策としては、戦闘中は周囲にある物を活用するなど、扱い方次第では長所に変えることもできます。ただし、能力の特性で必ず1度は敵に接近せねばならず、その時点で致命傷を受けてしまうという危険性だけは免れません。

呪いのデーボの声優

呪いのデーボの声優は、格闘ゲームでは「スーパー戦隊」シリーズで俳優として活躍された岸祐二さん、オールスターバトルでは「ポケットモンスター」シリーズのオーキド博士を長年演じた石塚運昇さん、テレビアニメでは「NARUTO」の飛竹トンボなどを演じた樫井笙人(かしいしょうと)さんとなっています。

呪いのデーボの名台詞・名シーン

ここでは呪いのデーボの名シーン・名言の紹介をします。

「おれの名は呪いのデーボ……スタンドは「悪魔のカード」の暗示……呪いにふりまわされ精神状態の悪化！　不吉なる墜落の道！を意味する」

デーボが初登場し、ポルナレフと対面した時の自己紹介の台詞になります。ホテルの個室に泊まるポルナレフをピンポイントで狙って先回りしていたデーボは、なんと冷蔵庫の中に身を潜めていました。しかし、間の抜けたことにデーボは冷蔵庫の中身を全て外に出していたので、ポルナレフに隠れていることを見抜かれていました。

本当に呪われたデーボ

デーボはエボニーデビルの活用の方法をしっかりと考えてポルナレフを襲ったつもりだったのでしょうが、意外にもあっさりと敗れて、悲惨な最後を迎えてしまいました。