【キングダム】カイネは史実に存在した?強さや性格を紹介!

カイネです。趙の三大天、李牧の側近ですね。秦国側から見れば敵にあたりますが、河了貂と顔なじみということもあり、どちらかというと好印象を抱く方も多いのではないでしょうか。

李牧の側近ということで実力は疑う余地はありませんし、大きく活躍する場面は今の所ないにせよ比較的コンスタントに登場しては、渋い働きをしています。

ここではカイネのこれまでの登場シーンを主に見ていきます。

カイネの基本情報

【キングダム】カイネは史実に存在した?強さや性格を紹介!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

まずはカイネの基本情報について簡単に紹介します。

初登場は13巻ですね。王騎の復帰戦を高台から見学していた河了貂たちの前に李牧と一緒に登場するのがカイネです。

女性ですが、戦場ではそれを全くハンデにしない力を発揮しており、性格は男勝りです。河了貂からは「女らしさを感じないからもしかして男かも」とも言われてしまう程、勝気が表に出ています。李牧に対しては実に忠実な側近で、言動から敬意を表しているのが見て取れます。

武器は剣で、二刀流が特徴です。

カイネの史実における情報

カイネの史実における情報ですが、史実にはカイネの名は出てきておらず、キングダムオリジナルキャラクターである可能性が強いです。

今の所李牧と関係の強い女性キャラはカイネだけであり、はっきりとは分かっていませんが、李牧に恋心を抱いている描写も出ているので、カイネにはそういった立ち位置としての役割があるのかもしれません。

カイネのこれまでの活躍

カイネのこれまでの活躍を紹介していきます。

李牧とともに初登場、河了貂と知り合う

【キングダム】カイネは史実に存在した?強さや性格を紹介!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

先述しました通り、カイネは13巻にて、王騎の戦を見に来た李牧の側近として初登場を果たします。

何げなく登場し、河了貂とは女性という共通点からすぐに会話を交わす仲になりましたが、実は李牧が趙の三大天の一人であり、この王騎と趙軍の戦を裏で操っているキーパーソンであることが分かるのですね。

河了貂は裏切られたとカイネに怒りをぶつけますが、「これは戦争だけだぞ」と軽くいなします。そして河了貂が軍師として立派になれば、また戦場で敵として合うかもな、と別れを告げました。

カイネの戦闘シーン

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『キングダム』(C)原 泰久/集英社

実際にカイネが戦う姿が大きく扱われている場面は今の所無く、描写は意外と少ないのですね。ですが、とは実は2度剣を交えています。

一度目は、24巻で、李牧と春申君が楚趙同盟を結ぶ密会を信が目撃した時でした。即座に信に斬りかかったカイネでしたが、これは信に受け止められてしまいます。二度目は、合従軍編にて、サイを李牧軍が攻める時、河了貂を捕虜として捕らえた趙兵に斬りかかる信の剣を今度はカイネが受け止めました。

カイネは信の剣の威力に弾き飛ばされてしまいます。どちらも一瞬の出来事で、カイネの実力がどのくらいかを図るには少し材料が足りませんね。しかし、李牧が側近として常に護衛につかせてるということで、カイネの剣術が優れているのは確かでしょう。

河了貂との関係

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『キングダム』(C)原 泰久/集英社

カイネが敵ながら良い者ではないかと思われる理由が河了貂との関係があるからというのは大きいでしょう。李牧が合従軍うぃ企て秦を落とそうとした際も河了貂に「居場所がなくなったらいつでも私を頼って来い」と声を掛けます。

またサイを攻めている真っただ中でも、河了貂には手を出さぬよう味方に強く念を押し、自分の甘さを悔いている場面も見られました。そして、信に弾き飛ばされた時、サイの城から落ちそうになるところを河了貂に助けられたのですが、その時に「一緒に来い河了貂、決して悪いようにはしない」と秦が落とされた後の河了貂の身を心配していました。

たとえ敵であっても、自分より年下で、同じ女性として戦場に身を置く河了貂には情を抱いてしまっているようです。

カイネの名シーン

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『キングダム』(C)原 泰久/集英社

カイネの名シーンは、漫画の本編出はないのですが、読み切り回の李牧のエピソードでカイネの過去が明かされてす。

カイネは作中では基本的に李牧の護衛として行動を共にし、平和主義の李牧の思想を崇拝していると思われます。なので、15巻で河了貂らを捕らえた時も、李牧が行動を起こす前から「李牧様は非戦闘員を殺めない」と河了貂らに約束するなど、李牧に絶大な信頼を置いています。その理由は、カイネの過去にあったのです。

カイネは元々、雁門の出身で匈奴により家族を奪われた孤児だったのです。その雁門で匈奴を討つために出陣したのが李牧でした。カイネはそこで李牧と出会いました。

李牧はすぐに匈奴を討とうとせず、雁門の住人を守ることを重視しました。復讐にかられていたカイネですが、味方を守ることの重要性を身をもって教えてもらい信頼を置くようになったのですね。カイネの過去が本編でも描かれる時は来るのでしょうか。

カイネのまとめ

【キングダム】カイネは史実に存在した?強さや性格を紹介!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

カイネは男勝りな性格ですが、李牧と同じく平和主義者で、人道から外れた行動には出ない人物です。羌瘣や河了貂等と同じく、戦場に命を懸ける女性であるカイネは応援したくなるキャラクターの一人ではないでしょうか。

美人な剣士として出番が少ないながら人気を集めるカイネですが、李牧や河了貂等、作中の重要人物と関係を持っているだけに今後の動向には目が離せませんね。