【ワンピース】セニョール・ピンクの過去が泣ける、名言や性格についても解説!

「ワンピース」にてドンキホーテ海賊団のメンバーであるセニョール・ピンク。超人系(パラミシアケイ)のスイスイの実の能力者です。

サングラスに赤ん坊姿、口にはおしゃぶりというこの個性的な姿には、セニョールの過去と関係するある理由がありました。

この記事では、セニョールの能力と過去、基本情報を解説して行きます。

セニョール・ピンクの基本情報

【ワンピース】セニョール・ピンクの過去が泣ける、名言や性格についても解説!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

セニョール・ピンクの特徴

七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴのドンキホーテ海賊団の構成員ということもあり、戦闘力はかなりのものであり、戦闘では、あらゆるところを泳げるというスイスイの実の能力を駆使し、潜って敵から身を隠したり、攻撃を回避し、肉弾戦ではプロレス技を使います。

初登場は、ドレスローザ編の闘技大会ですが、計画変更により闘技大会には出場せず、オモチャの家の守備を任され、そこで麦わらの一味の一人であるフランキーと戦闘になりました。

しかし、フランキーとの戦闘では、その能力を回避に使わず、両者攻撃を避けず受けきるという死闘を演じました。

セニョール・ピンクの性格

ハードボイルドな性格であるのが特徴で、その渋い言動から女性にモテモテです。

また、動けない仲間をノーガードで庇うなどその漢らしさから、部下からの信頼も厚く、戦いの最中に通りすがりの猫を庇い攻撃を正面から受けたり、フランキーの「困っている老婆を見かけた」という嘘に「ザマアねェな」と言いながらも助けに行き、フランキーを一度逃してしまいその嘘に怒りながらも老婆がいないことに対し「ひとまずそれはよかったが!」と言うなど残忍なドフラミンゴの部下でありながら仲間以外にも優しい性格です。

設定では、好物が妻ルシアンの手料理や息子と同じ名前のカクテル「ギムレット」と家族想いな一面も伺えます。

セニョール・ピンクの声優

セニョールの声優は山路和弘さんです。

三重県出身であり、劇団青年座という劇団に所属、声優の他にも俳優業も行なっています。

代表作には、「ワンパンマン」のシルバーファング(バング)や「進撃の巨人」のケニーなどがあり、「ワンピース」では映画「FILMGOLD」で敵のギルド・テゾーロの声も担当しました。また、洋画の吹き替えではジェイソン・ステイサムの吹き替えを数多く担当しています。

セニョール・ピンクの過去の姿

現在は個性的な姿をしているセニョールですが、過去の回想では現在同様サングラスをつけていますが、服はスーツに髪型はオールバックであり赤ちゃん帽子をつけておらず普通の姿でした。

ではなぜ現在はこの姿なのか、それには後述のセニョールの過去に理由がありました。

セニョール・ピンクの過去・名セリフ

ここでは、セニョール・ピンクの過去と名セリフについて解説させていただきます。

「俺にとっては…どんな高価なスーツより値打ちがあるんだよルシアン。この服を着ている間だけ…キミが微笑んでくれるから…!!」

【ワンピース】セニョール・ピンクの過去が泣ける、名言や性格についても解説!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

フランキーと戦った際のセニョールの過去の回想の中でのセリフです。

過去に、セニョールは結婚しており、妻ルシアン、息子ギムレットと過ごしていたが、海賊嫌いのルシアンに自らが銀行員だと嘘をつき、出張と言って海賊として活動していました。しかしセニョールが家を空けている間にギムレットが高熱により死亡してしまいます。その際にルシアンが銀行に連絡してしまったことにより、ルシアンはセニョールが嘘をついていたことを知りました。帰ってきたセニョールを責め、家を飛び出していったルシアン。

その途中土砂崩れに巻き込まれてしまいルシアンは植物状態になってしまいます。医者にルシアンが感情を表に出すことはおそらく二度と無いと宣告されてしまうセニョールですが、ルシアンを笑わそうとギムレットが被っていた赤ちゃん帽子を被ります。するとルシアンが僅かながら笑顔になりました。それからセニョールはその赤ちゃん帽子を被り続けますが、周りからは変態と呼ばれ、仲間からも笑われてしまいます。そんなセニョールがルシアンの前で語ったのがこの言葉でした。

セニョール・ピンクは敵も味方も認めるハードボイルドな漢!

【ワンピース】セニョール・ピンクの過去が泣ける、名言や性格についても解説!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

家族や仲間想いであり、正々堂々と戦うセニョールは敵であるフランキーに戦いの中で「骨のある男」と言わせ、戦闘後には「兄弟」と呼ばれるなど仲間だけでなく敵からも認められる熱い漢でした。

個性的な姿にも、過去の悲しい理由があり、フランキーとの戦闘中に過去を思い出し涙を流すなど現在も家族を想い続ける父としての姿に感動した方も多かったのでは無いでしょうか。