【進撃の巨人】ウドは死亡してしまう？声優や名言も紹介！

「進撃の巨人」のアニメのファイナルシーズンにあたるマーレ編にて新しく登場する主要人物の1人であるウド。同期のメンバーであるガビやファルコに比べると大人しく目立たない印象があり、どのようなキャラクターであるのか分かりにくいと思われます。今回はそんなウドとはどんな性格であるのか、どんな活躍を見せていたのかなどについて詳しく見ていきたいと思います。

ウドは「進撃の巨人」のマーレ編にて登場する主要人物の1人になります。ファルコやガビと同様に「マーレの戦士」の候補生でもあります。黒い短髪の髪で、中でも唯一眼鏡をかけているのが特徴です。年齢は公開されていませんが、恐らくは10代前半くらいでまだ成長途中なので、身長もあまり高くありません。

ウドは、本来は海外の収容区からマーレに移ってきたエルディア人であり、マーレの比にはならない程の敵意を他人から向けられつつ、怯えながらも日々を過ごしたという過去があります。タイバー公がマーレのレベリオ収容区に世界各国の要人を招いたパーティーを開催し、その給仕をウドが行っていた時にもその過去の様子が垣間見えます。ウドは誤って家紋の入った着物姿の妙齢の女性にワインをかけててしまい、酷いことをされるのではないかと心底震え上がっていました。幸いにもその女性はウドが罰を受けず住むようにかばってくれました。

ウドはマーレの戦士として鍛えられている為、冷静な判断力があります。また冷静な視点でも自身を俯瞰することができ、「成績ではガビに敵わない」と言っており、鎧の巨人の継承をすることはできないだろうと考えています。その為か、訓練中での競走とはいえ、ファルコが初めてガビを追い抜くことができた時には歴史的快挙として大袈裟に称えました。しかしながら、1度スイッチが入ってしまうとブチ切れてしまうという難点があり、その場面は何度もありました。

ウドの力が目立って発揮される場面はあまりありませんが、ウドにも活かせる能力があります。戦いで頭を負傷したファルコや上官のコスロの止血などの手当てを行い、更にはファルコが助け出した中東連合軍の捕虜にまで止血帯を与えるなどして衛生兵と同様の活躍を見せます。マーレの戦士候補生で競走した時にもガビとファルコには負けてしまっているので、運動能力というよりかは頭脳派のようです。また、言葉次第では外国の言葉でも理解することができ、中東連合軍戦においても敵兵の話した言葉を通訳して味方に教える場面がありました。

ヴァリー タイバーの開催した祭りの最中に突如として進撃の巨人が出現し、パニックに陥って逃げ出した群衆たちによってに踏みつけられます。全身が血にまみれた重体の姿になって発見されました。その後のガビの台詞によって、そのままウドが死亡したことが判明しています。また、結果的にはエレンの進撃の巨人の登場によって死亡するという非常に可哀想な結末になってしまいました。

ウドの声を担当したのは、村瀬歩(むらせあゆむ)さんです。1988年12月14日生まれのアメリカのロサンゼルス出身の男性の声優さんになります。代表作は、2014~2020年「ハイキュー!!」の日向翔陽、2016年「D.Gray-man HALLOW」アレン・ウォーカー、2018年「イナズマイレブン アレスの天秤 / オリオンの刻印」の稲森明日人などがあります。

ウドは、中東連合戦では上官であるコスロとマガトがすぐ近くにいることも気にせずに、マーレ海軍をクソ野郎などと激しく罵倒します。ファルコの頭を手当している歳中にも関わらず、止血帯で思いっきり締めてしまいます。あまりの感情の爆発にファルコが負傷しているということを忘れてしまっていたようです。

また戦闘後、巨人化戦力陳腐化後のエルディア人の処遇についての不安を吐露した際には、心的外傷を負った捕虜が本国送還後に反巨人兵器(＝反エルディア人)の宣伝に利用されること、それによってエルディア人が世界から更に危険視されることを懸念し、やり場のない怒りを港のビットにぶつけていた。

ウドは鎧の巨人継承の訓練候補生の中では比較的大人しめではありましたが、性格に関してはそうでもありませんでした。度々、怒りが頂点に達してしまったのか口汚く罵るだけではなく、物に当たって怒りを発散させようとするなどやや幼稚な面が見られました。そんなウドでしたが、最期はウド自身ではなく我を忘れた人々によって、致命傷を負わされることとなりました。