【進撃の巨人】ヒアナは死亡した?演じた女優や劇中の活躍を解説!

大人気漫画の【進撃の巨人】アニメ化に止まらず実写映画化になるほどの人気です。今回は劇場版のオリジナルキャラクターであるヒアナ。原作には登場しない彼女は一体どんな人物なのか、劇場版のオリジナルキャラクターだけに一体どんな活躍をしたのか、誰が演じたのか、知っている人も少ないキャラクターではありますが、名シーンなどと一緒にここでもう一度ヒアナについてご紹介していこうと思います。

ヒアナの基本情報

【進撃の巨人】ヒアナは死亡した?演じた女優や劇中の活躍を解説!

ヒアナの特徴

【進撃の巨人】ヒアナは死亡した?演じた女優や劇中の活躍を解説!

ヒアナは前述した通り劇場版のオリジナルキャラクターであり、原作の漫画やアニメには登場しないキャラクターです。ヒアナは作者である諫山創先生と監督の樋口真嗣監督が劇場版のストーリーを考えている最中に浮かんだキャラクターとのことです。シングルマザーという設定でヒアナは「勇猛なる母性」といわれる役で、進撃の巨人の登場キャラクターでは珍しく女性らしいグラマラスなルックスが特徴です。

ヒアナの性格

シングルマザーであるヒアナは、一人娘のリコのために志願すると教育費が特別手当てが発生する兵団に入団したことをエレンに語っています。残された家族のために命を危険にさらす覚悟があることを鑑みると娘思いの良い母親であることを想像させられます。また廃墟でエレンと2人っきりになった時に「娘の父親にならない?」と自らの体を触らせて誘惑するなど女性的な一面もあります。巨人と対面した際には恐怖のあまり叫んだりするシーンもあるので戦士というよりかは人間寄りなキャラクターだと思います。

ヒアナの家族

ヒアナはシングルマザーということもありリナという1人娘がいます。夫の存在ははっきりと紹介されてはいないので誰が夫だったのか、離別なのか死別なのかも不明となっています。また親族なのか娘のリコを預かってもらっている人物の存在も劇中で見られます。

ヒアナの戦闘能力

劇中でヒアナの目立った訓練や戦闘シーンは流されていないので、詳しい戦闘力は記載できないですが、実写版の物語に登場する兵団は原作と違って自ら兵士に志願したというよりは、衣食に困った者や、仕事がない者などと寄せ集めの兵士で作った軍隊という印象があるため個人個人に原作のように一定以上の功績を持っている人間のほうが少ないのでヒアナの戦闘能力も察するところがあると思います。

ヒアナを演じた女優

ヒアナを演じた女優さんは「水崎綾女」さんです。1989年4月26日生まれ兵庫県出身のホリプロ所属の女優です。抜群のプロポーションから「第29回ホリプロスカウトキャラバン」でヤングサンデー賞を受賞してグラブアイドルとしてデビュー、写真集2冊、DVD 9作を発売しました。

その後バラエティ番組を中心に活躍をし、2007年に「キューティーハニーTHE LIVE」にて青いキューティーハニー 早乙女ミキ役、2012年には「特命戦隊ゴーバスターズ」にて悪役のエスケイプ役として出演しアクションシーンを多く演じています。また映画では2017年にヒロイン役で出演した「光」では第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、エキュメニカル賞を受賞しています。

ヒアナの名台詞・名シーン

ヒアナの名台詞・名シーンを紹介します。

「助けないと」

壁外調査で廃墟を探索をしているところに、子供の声がしたというヒアナ。ジャンや他の兵士達は聞こえていないせいか「馬鹿なこというな」「放っておけ」と悪態をつく中で廃墟へ走り出した時の台詞です。例え集団行動を乱してでも子供を助けたいという母親としての愛情から見逃せなかったのだと思います。結果的に声の主は赤子の巨人だったという残酷な結果でしたが、ヒアナの母性を強く感じる一面でした。

「娘の父親になってくれない?」

ミカサと再開を果たしたエレンでしたが、シキシマとのただならぬ関係や昔とは違い冷たい態度のミカサに絶望し1人で佇むエレンをヒアナは廃墟へ連れ込み慰めていたところ、他の兵士が逢い引きをしている場を目撃。するとヒアナが自分の胸にエレンの手を押し当て関係を迫ろうとした時の台詞です。ただやみくもに男性と関係を持とうとした訳ではなく、命を助けてくれたエレンに対する乙女心とヒアナの母親としての母性からの両面が合わさった行動だと思われます。

ヒアナは原作、実写の中で随一の女性らしさに溢れたキャラクター

ヒアナは仲間とも険悪な空気が漂い、いつ巨人に襲われてもおかしくない死と隣合わせの世界で唯一といって良いほど女性らしさに溢れたキャラクターです。一人娘のリコの為に自分の全てを犠牲にする精神は多くの人に共感を得たと思います。最期は巨人に襲われ胃の中で溶かされて死亡してしまいますが、血生臭いシーンの目立つ劇中で、戦闘ではなくエレンとの濡れ場など短い登場時間の中でオリジナルキャラクターとして強いインパクト、文字通り「勇猛な母性」を見る人に与えたことでしょう。