【ヒロアカ】口田甲司はかわいいゆるキャラ系？個性や声優について解説！

主人公・緑谷出久のクラスメイトの中で一際無口なのに存在感のある口田甲司の個性や交友関係、名台詞や名シーンをご紹介していきます。

口田甲司の基本情報

口田甲司の特徴

どことなく岩っぽさを感じさせ、見た目としては威圧感のある風体で、1年A組内では2番目に大きい背丈です。

ヒーローコスチュームは赤と黄色を基調として、ワンポイントとして胸元に大きく空いた口をプリントしています。

口田の「口」と、個性の「生き物ボイス」を連想させるユニークなコスチュームですよね。

口田甲司の性格

その見た目とは裏腹に、とても引っ込み思案で臆病な性格です。

それに加えて非常に無口…というより、8巻の66話までまったく一言も喋った事のないほどの無口ぶり。

初期では会話の全てを身振り手振りでこなし、肉声で話すことが一切ありませんでした。

同じクラスメイトで無口キャラと言われている常闇にすら「無口」と言われるのも納得の無口さですね。

反面、とても心優しく純粋で、1-Aクラスの癒やし系ゆるキャラ的なポジションの座を獲得しています。

口田甲司の個性

口田の個性「生き物ボイス」は、声の届く範囲であれば人間以外の様々な生物を操る事ができるという能力です。

作中では地表から地中の虫に対して言葉を発した事で期末テストの実技試験を突破していました。

また、担任の相澤のように個性だけに頼り切ない巨躯を活かしたパワフルなインファイトがこなせる事も、口田の個性を際立たせています。

口田甲司の弱点

口田は苦手なものに「虫」が挙げられており、８巻の初めて口田に言葉としてのセリフを割り与えられたシーンが虫を見て絶叫するという程、虫が嫌いです。

しかし、前述のシーン後にはPlus Ultraの精神で虫嫌いを克服した為、現在では「生物の居ない環境」や「声の出せない環境」などが弱点として挙げられます。

個性伸ばし訓練では、その弱点である環境外にいる生物に声が届くように発声練習をしていました。

口田甲司の家族

口田の家族が作中(口田の回想)にて登場したのは口田の母と、ペットとして飼っているウサギの結（ゆわい）だけです。

無口な口田と違って母親はしっかりと話せており、口田甲司自身が喋れないのではなく喋らない事がわかりますね。

雄英高校の文化祭では、クラスメイトとも打ち解けて積極的に意見を言えるように成長した姿も見られます。

口田甲司の交友関係

USJを襲撃された際に一緒に戦った常闇踏陰や、体育祭の際に一緒に騎馬を組んだ砂藤力道と一緒に居るシーン・会話しているシーンがみられ、仲が良いようです。

他には一緒に期末テストの実技試験を乗り越えた耳郎響香とも仲が良く、文化祭では純粋で優しい口田らしい言葉で耳郎の背中を押していました。

口田甲司の声優

そんな口田甲司の声優を担当するのは神奈川県出身でアイムエンタープライズ所属の永塚拓馬さんです。

代表作には「ももくり」の閑翔太、「アイドルマスター Side M」の冬美旬、「活劇　刀剣乱舞」のこんのすけ等があります。

口田甲司の名セリフ・名シーン

ここでは、口田甲司の名台詞や名シーンをご紹介します。

「お行きなさい小さき者どもよ 騒音の元凶なるその男討ち取るは今です いいですか…」

期末テストの実技試験にて、口田甲司が(絶叫を除いて)初めて喋ったシーンです。

試験担当のプレゼントマイクの個性に耳郎の個性が通じず、口田の個性もプレゼントマイクの圧倒的な音量に驚いて動物たちが逃げてしまうという絶望的な状況でした。

その状況を打破する為、音に驚いて逃げなかった虫にプレゼントマイクを襲わせるという作戦を思いついた耳郎でしたが、口田は大の虫嫌いで悲鳴を挙げてしまいます。

しかし、耳郎の鼓膜から血が流れているのを見た口田は己を奮い立たせて苦手な虫に声を掛けて襲わせた事で、プレゼントマイクを倒すことができました。

普段喋った姿を見たことが無い耳郎が驚くほどの饒舌っぷりは必見です。

「人を笑顔にできるかもしれない技だよ 十分ヒーロー活動に根ざしていると思うよ」

こちらは学園祭でのワンシーンです。

1-Aの出し物を決める際に「ダンスといえば音楽が必要」という事で、耳郎に白羽の矢が立ったのですが、耳郎は「自分の音楽は趣味」と尻込みしてしまいます。

そんな耳郎にクラスメイトが頼み込む中で、最後に背中を押したのは口田のこの台詞でした。

口田甲司は雄英高校1-Aの愛されゆるキャラ！

「気は優しくて力持ち」という言葉がピッタリの口田ですが、クラスメイトと共に成長してその優しさをしっかりと相手に伝えられるようになってきました。

これから、動物や自然とだけではなく守るべき人も含めた本当の意味での「ふれあいヒーロー」として民衆や読者に好かれていく愛されキャラでしょう。