【ジョジョ】ホルホースは仲間になる予定だった?声優やエンペラーの能力を紹介!

ジョジョ3部にて、敵のスタンド使いの中でも特に多く登場するホルホースは、他のスタンド使いとコンビを組んでいました。

何故ホルホースはコンビで戦いに来るのか、ホルホースのスタンド「エンペラー」とはどういった能力を持つのかなどについてまとめていきます。

ホルホースの基本情報

【ジョジョ】ホルホースは仲間になる予定だった?声優やエンペラーの能力を紹介!

©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

ホルホースの特徴

ホルホースはディオの配下のスタンド使いにして、エンヤ婆が派遣した7人の刺客の1人です。名前の由来は恐らくアメリカのポップス・デュオ「ホール&オーツ(Daryl Hall & John Oates)」からです。特徴的なテンガロンハットを常に被り、銃を愛用する様はさながらアメリカ西部のガンマンです。

いつも煙草を口にくわえていましたが、後に再登場した時には原作者の荒木飛呂彦先生が「最近タバコの煙が苦手で他の人が吸っていても気になってしまう」という理由から、禁煙用パイプに変わりました。また、荒木飛呂彦先生はホルホースを途中で仲間にしようと思ったこともあり、第3部の連載当時に巻頭カラーで登場したこともあります。

ホルホースの性格

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

ホルホースは暗殺者としての実力や度胸も兼ね備えている反面、自分が勝てないと確信を持った相手からは潔く手を引いて撤退するなど引き際を弁えてています。また、急遽、相棒となったボインゴにゲロをかけられても怒らず、迷子になった時用に小銭入れを預けるなど子供には優しいという点もあります。そして、自称「世界一女にはやさしい男」で、世界中にガールフレンドがいると言っています。ブスでも美人でも女性を尊敬しているこから、女性に嘘をつくことはあっても殴ることはしないという信念を持っています。

ホルホースの初登場

最初はエンヤ婆からの刺客として登場し、「ハングドマン」のスタンドを使うJガイルとコンビを組んで承太郎達に立ち向かいました。そこでは見事にアブドゥルを倒すことに成功しましたが、怒りに燃えた花京院とポルナレフから反撃を食らってJガイルが倒されたことで、ホルホースは1人で逃走します。息子であるJガイルが殺されたことへの復讐心でいっぱいになったエンヤ婆と合流するものの、ホルホース自身もJガイルを見限った1人として殺されかけます。対して「エンペラー」で射殺を図るも、逆に「ジャスティス」のスタンドで返り討ちにされてしまいます。

承太郎達がエンヤ婆の待ち受けるホテルへ訪れやいなやエンヤ婆の「ジャスティス」の情報を与えたり、ポルナレフに助けを求めたりと、仲間になるかと思われました。しかし、エンヤ婆が倒されて安全な環境を取り戻した時にはやはりディオの配下へと戻りました。その後、マライアアレッシーの敗北の報告にディオの元へ行った時には、心無い発言をするディオを殺そうと目論むも敵いませんでさ

ホルホースの再登場

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

承太郎達が次々にスタンド使いを倒していきカイロに着いた頃には、漫画で未来を予知するボインゴのスタンド「トト神」の力を借りて、再び承太郎達を倒そうとします。この時はまだ「トト神」の能力に関しては半信半疑でしたが、予言通りになるようポルナレフの鼻の穴に指を突っ込んだだけで、承太郎達を一網打尽にすることに成功しました。

続いて現れた予言は「正午ジャストにパイプの中を発砲しろ」というものであり、その通りにホルホースは行動しました。しかし、腕時計の時間が少し進んでいた為、ホルホースは正午になる前に撃ってしまったことで予知は外れました。その上、発砲した弾は皮肉にもホルホース自身に直撃してしまい、自滅という形で終わりました。その後は、ボインゴと共に病院送りになってリタイアしました。

2人の相棒

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

ホルホースは自分の能力を弁えており、「エンペラー」のスタンドが最強ではないと理解していました。その為、「誰かとコンビを組んではじめて実力を発揮するタイプ」と自認していたので、他のスタンド使いとコンビを組んで行動していました。当然、パートナー選びに関しては理解があります。

基本的に仲間を信用したがらない敵スタンド使いの中では珍しく「協調性」というスキルを持ち、ポルナレフからは「人の才能を見抜く才能がある。才能があるやつとコンビを組んだら恐ろしい力を発揮する」という評価を受けています。

実際、人選も的確であり、1人目のパートナーのJガイルは強力ではあるものの本体を守る術がなく、2人目のボインゴは人見知りなあまりに1人では行動が起こせないといった単独で戦いを挑むにはややリスクが伴いながらもサポートを必要とする人間と組んでいます。

特に前者は「Jガイルのだんな」はある程度の間、コンビを組んでいたことが伺えます。その為、Jガイルがポルナレフと花京院に敗れて死亡したことに関しては、最初は信じられなかった程です。

スタンド「エンペラー」

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

リボルバーのような回転式の拳銃、そこに装填される弾丸型のスタンドで、デザインはオリジナルの銃です。タロットの大アルカナ4番目のカード「THE EMPEROR(皇帝)」の暗示を持ちます。拳銃を扱うスタンドという点では第5部「黄金の風」のグイード・ミスタと似た点があります。

「エンペラー」の能力は、弾丸の軌道を自在に操ることで、弾丸もスタンドでできているので無制限に装填し続けることが可能です。

ただし、射程に関しては有視界内程度と銃にして考えてしまうと範囲は短く、仮に標的が射程外にいた場合は弾丸の威力は極端に下がりますが射程内での貫通力は恐ろしく高いです。また、ホルホースの手から一瞬の内に出現し、早撃ちや至近距離からの暗殺では特に真価を発揮します。この歳の擬音が「メギャン」というユニークさもあります。

精密動作性はEであるものの、銃弾の軌道はホルホースの意思が介入すれば多少の変更は可能で、ポルナレフとの戦闘時にはこの特性を活かして一度は窮地に立たせました。

しかし、あくまでも銃に過ぎないので、ホル・ホースが油断して銃の制御を怠ることがあると、跳弾を招くリスクがあったり無駄玉になったりします。加えて、弾丸には高い攻撃力があるので本体のホルホースに当たってもダメージを受けてしまうので、注意する必要があります。

ホルホースの声優

3部格闘ゲームでは安原義人さん、オールスターバトルでは大塚芳忠さん、ドラマCDでは難波圭一さん、OVAでは若本規夫さん、テレビアニメでは木内秀信さんです。

ホルホースの名台詞・名シーン

「「銃は剣よりも強し」ンッン~~名言だなこれは」

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

正しく西部のガンマンのようなポリシーを持っているようです。剣よりも銃が強く、その銃を自分が持っていることを糧としています。

「「一番よりNo.2!」これがホル・ホースの人生哲学、モンクあっか!」

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

他の敵スタンド使いとは異なり、自分のスタンドが最強ではなく自分自身も最強な訳でもないので、仲間を必要とするというホルホースのスタンスを示しています。

男前なホルホース

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ホルホースは敵のスタンド使いの中でも、特に人気のある人物でした。それは驕り高らず己のスタンドの能力について理解した上で、他人と協力して行動をとることができたならに他なりません。敵にしては人情に厚く男前なホルホースだったので、原作者の気分次第では本当に承太郎達の仲間になっていたかもしれません。