アラバスタ編にて登場するネフェルタリ・ビビはアラバスタ王国の王女ですが登場時は「ミス・ウェンズデー」と名乗り登場していましたが、一体ビビはどんな人物であるのか、性格や強さ、名シーンなど交えてご紹介していきます。
ネフェルタリ・ビビの基本情報
名前 | ネフェルタリ・ビビ(BW潜入時:ミス・ウェンズデー) |
性別 | 女 |
所属 | アラバスタ王国王女、元砂砂団副リーダー、元麦わらの一味 |
出身地 | 偉大なる航路サンディ島 アラバスタ王国 |
年齢 | 16歳→18歳 |
誕生日 | 2月2日 |
血液型 | F型 |
身長 | 169cm |
好物 | カレー、プリン、ムルキーヤ |
嫌いな食べ物 | スルメ |
初登場 | 12巻、103話 |
声優 | 渡辺美佐 |
ネフェルタリ・ビビの特徴
ビビは水色の長い髪の毛で普段はおろしていますが、BW潜入時は髪を一つに束ねています。服装もBW時はカジュアルスタイルでしたが、王女として登場するビビはワンピースやスカートを履き、清楚な女性らしい服を着ています。
美人でスタイルも良く、ファンからも可愛いと人気の人物です。
ネフェルタリ・ビビの初登場
ビビは12巻、103話「クジラ」にて初登場します。
この時はBWのエージェント「ミス・ウェンズデー」として偉大なる航路の双子岬にてクジラのラブーンを捕獲するミッションを遂行するために初登場しました。
最初はミス・ウェンズデーだけの登場のつもりとしていた作者が、ビビの髪を下ろした姿を描いた際に「王女っぽい」と思ったことからビビはアラバスタ王国の王女として後付けで描かれたそうです。
ネフェルタリ・ビビの声優
ビビの声を担当された渡辺美佐さんは1964年4月30日生まれ東京都出身の声優で青二プロダクションに所属しています。
1991年に「魔法のプリンセス ミンキーモモ」のママの声を担当し声優デビューしました。その後もメインキャラクターの声は少ないですが、数多くのアニメ、ゲームなどで活躍しています。
ネフェルタリ・ビビの性格
ビビは好奇心旺盛な性格で行動力があるため、幼い頃は王宮を抜け出し一般市民の子供たちと遊び「砂砂団」というグループの副リーダーになるなど、王女とは思えぬ破天荒な行動で、周りに心配をかける子供でした。成長してからも変わらず行動的であり、リトルガーデンにてルフィと同様に真っ先に島の冒険に飛び出す姿も描かれています。
ビビは嘘をつくのが下手で、同様するとすぐ顔に出てしまう癖があったり天然なところもある性格です。
そんなビビも一国の王女であるという立場を理解しているため、自分のことを差し置いて他人を心配するなど、お人よしな性格です。
ネフェルタリ・ビビの過去
ビビは13歳の頃、アラバスタ王国を脅かす秘密犯罪組織である「バロックワークス(BW)」の存在をしり、アラバスタ王国護衛隊長であるイガラムとBWへ入り、ビビは「ミス・ウェンズデー」イガラムは「Mr.8」という名前で潜入捜査をしていました。
BWの社長であるクロコダイルが、アラバスタ王国の乗っ取りを計画していることを知り国を守るため麦わらの一味と共に戦いルフィがクロコダイルを倒したことによりクロコダイルは投獄され国の平和が戻りました。
ネフェルタリ・ビビの技
・魅惑のメマーイダンス
ぐるぐる模様の服で踊り、相手にめまいを起こし動きを奪う技です。
1度しか描かれていないので記憶にないという人も多い技でしょう。
アニメ版では視聴者の画面酔い防止のためか、アラバスタ名物の香水を使った「魅惑の香水ダンス」に変更されていました。
・孔雀(クジャッキー)スラッシャー
服の胸部に格納している、小さな刃物の付いた紐を両手の小指に装着し、その刃物を回転させ敵を切り裂く技です。
・孔雀一連スラッシャー(クジャッキーストリング)
孔雀スラッシャーを強化した技で、ロープのように敵を切り裂く遠距離戦にも対応した攻撃です。
・逆流(ランバック)
後ろに向かい孔雀一連スラッシャーを放つ技です。
ネフェルタリ・ビビの名言・名シーン
ここではビビの名シーンや名言をご紹介していきます。
「人が死ななきゃいいと思って何が悪いの!!?」
ビビは全てクロコダイルのせいで反乱が起こり、その無駄な争いで命を落とす国民を助けたいという思いを曲げられずルフィと喧嘩します。
ですがルフィはそんなビビに対し「人は死ぬぞ」と言いビビはルフィに殴りかかり「この国の人たちは誰も悪くないのに!なぜ誰かが死ななきゃならないの?悪いのは全部クロコダイルなのに!!」と言い合いを続けルフィは「お前の命一個で賭け足りるもんか」とビビに言いますが、他にもう賭けるものなどないというビビに対し「おれ達の命くらい一緒に賭けてみろ!仲間だろうが!!」とルフィに言われ、ビビは大粒の涙をこぼしていました。
ビビの気持ちを理解し、あまりに優しかったことや切なさ、自分を見てくれていた事、心配してくれている事、国を思う気持ちを理解してくれた事、何より仲間だと思ってくれていたルフィの気持ちにビビは全ての感情が溢れ今まで我慢していた涙が溢れる感動の名シーンです。
「いつかまた会えたら!もう一度仲間と呼んでくれますか!!!?」
ビビが麦わらの一味に別れを告げるシーンでの言葉で、ビビも一緒に冒険を続けたいという気持ちはあったが、国を愛しているから一緒には行けないと告げ麦わらの一味を送り出し、麦わらの一味として冒険してきた日々を思い出し涙ながらに放ったビビの名言です。
海軍が近くに来ていたのを知り、ルフィは大声で叫ぼうとしますがそのことによりビビが麦わらの一味だと海軍に気付かれてはならないと思い黙って別れます。返事がなく悲しんでいたビビの目に見えたのは、『これから何が起こっても、左腕のこれが「仲間の印」だ』という腕のバツ印を高く上げ、自分を仲間だと思ってくれていることに涙し、感動の別れとなりました。
ネフェルタリ・ビビの今後の登場
ビビは2年後の新世界編にて「世界会議」に王女として参加し再登場します。
ここで五老星の頂点である「虚の玉座」に座る「イム」という、謎の人物がビビの写真を意味深に見ている姿が描かれています。このシーンの意味はまだわかりませんが、ビビの登場を匂わしているあたりから今後のビビの登場にもファンは期待しているのではないでしょうか。