ドラゴンボールには多くの女性キャラクターが登場しますが、その中の一人に「マロン」というキャラクターがいます。
ブルマやチチのようなレギュラーな女性キャラではないため知らない人も多いと思いますので、ここではマロンの特徴や性格、印象的なシーンについて紹介していきます。
マロンの基本情報
名前 | マロン |
性別 | 女 |
所属 | 地球 |
種族 | 地球人 |
戦闘力 | 2~3(推測) |
必殺技 | なし |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 小林優子 |
初登場 | アニメドラゴンボールZ 第108話 |
マロンの特徴
マロンは原作には登場しないアニメオリジナルのキャラクターとなっています。アニメの第108話から第137話の間に何度か登場しましたが、それ以降は登場シーンはありません。
一般的な地球人の女性ですが、きれいな青い髪をしており、見た目が若干ブルマに似ていることが特徴として挙げられます。スタイルが抜群に良く、着ている服は奇抜できわどいものが多いです。
初めてアニメに出たときはクリリンの恋人として登場し、その自由奔放でわがままな性格から周囲の人々をたびたび困らせました。クリリンは当時マロンに惚れ込んでいましたが、マロンはそのかわいらしい見た目と自由な性格から他の男にも色目を使って接していたのが印象的です。
ブルマとチチには「オバサン」と言って怒らせてしまうなど、他人にあまり気を遣うことができないマロンは作中では常に皆を振り回す「迷惑キャラクター」として描かれていましたが、最後にはクリリンと破局してしまい、姿は見なくなりました。
マロンの性格
性格は自由奔放で相手の気持ちを考えることができず、また自分のルックスの良さから「超」が付くほどのぶりっ子であるなど、あまりいい印象はありません。
クリリンと付き合ってはいましたが、いい男や気になる人がいるとすぐに声をかけてしまう性格も持っており、男たらしであるとも言えるでしょう。
年齢が上の人や目上の人などは関係なく同じような口調で会話をする姿が印象的で、ガーリックJr.から身を隠すためにカリン塔にやってきた際には、カリン様にも顎を撫でて交流を深めていました。気さくで誰とでも仲良くなれる性格であるということができますが、あまりに自由すぎるため他の仲間たちからはいいようには思われませんでした。
マロンとクリリンの関係
上述の通り、マロンとクリリンは当初は恋人同士でした。マロンが登場した第108話は、ナメック星でのフリーザの戦いから約10か月が経過していたため、その期間の間にできた恋人であると思われます。
マロンはクリリン以外にもいい男を見つけたらどんどん攻めていってしまう性格を持っており、作中では悟飯やヤムチャ、ヤジロベーそしてカリン様にまでアプローチしていってしまいます。
初めは我慢していたクリリンですが、遂に別れ話を持ちかけます。ですが別れ際にマロンがクリリンとの結婚を考えていたことを話すと、あきらめきれなかったクリリンはマロンを追いかけます。しかし追いかけた先にはさっき別れたばかりのマロンがもう別の男と一緒にいたのを目撃してしまい、そこできっぱりと破局を決意することができました。
他の仲間たちには「はっきりしない態度だからこっちからふってやった」と話したクリリンでしたが、のちに18号と結婚することができたことから、この時の決断は間違っていなかったと言えるでしょう。
マロンの声優
マロンの声優は小林優子さんが担当しています。小林さんは他にも『キャプテン翼J』の岬太郎や『ポケットモンスター』のオーキド・シゲル、さらに『ワンピース』のニコ・ロビンの代役を務めた経験もあり、実力派の声優であるということができるでしょう。
幅広い範囲の声を持っていることが特徴と言えます。
マロンの名言・名シーン
アニメ限定で登場するマロンですが、印象に残るシーンがいくつかありますのでここではその中でも2つのシーンを取り上げて紹介します。
男たちに手を出すシーン
これは作中では何度も見られるシーンですが、非常に印象的です。
マロンはそのかわいらしい見た目を使って、一般人だけでなく悟空の仲間たちにも手を出していきます。まだ幼い悟飯には額にキスをして挨拶をしたり、ヤムチャにはクリリンが留守の際にデートの誘いを持ちかけたりしました。歳のいった亀仙人やカリン様にも態度を変えずに接しています。
最後はマロンの自由奔放さに一同があきれた様子を見せますが、顔やスタイルがいいと、男たちは一度は騙されてしまうものだと痛感させらるシーンとなっています。
チチを怒らせるシーン
マロンはチチやブルマに向かって何度か「オバサン」と呼び怒らせてしまいます。その中でも、カメハウスの外でチチに向ってオバサンと呼んだシーンはとても面白く描かれています。
常に強気な性格が特徴的なチチですが、その時は体から悟空たちのようなオーラを放っており、悟空の界王拳さながらに赤い光をまとっていました。
一応ギャグシーンとして描かれてはいましたが、チチはもともと武道の技術は高いものを持っているため、本当に気の力でオーラを放っていたのかもしれません。
その性格で周囲を騒がせたマロン
自由奔放でわがままな性格のマロンは、多くの仲間たちを困らせ騒がせてしまいました。ですが一般人とはかけ離れた存在である悟空の仲間たちとも対等に接することができる気さくさは彼女の良いところでもあります。
そんないいところも悪いところも兼ね備えたマロンの登場シーンは、ドラゴンボールファンなら一度は見ておくべきだと言えるでしょう。