敵連合の一人であり残虐非道のマスキュラー。その強さは一体どこから来ているのか、個性も含めてマスキュラーの人物像や声優も一緒に紹介していきたいと思います。
マスキュラーの基本情報
名前 | マスキュラー(本名不明) |
性別 | 男 |
ヒーロー名 | 不明 |
個性 | 筋肉増強 |
所属 | 敵連合 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 200cm |
声優 | 高口公介 |
初登場 | コミックス8巻 |
マスキュラーの特徴
マスキュラーの特徴といえば何と言ってもこの筋肉とまさに悪党な顔です。筋骨隆々な肉体に、常に攻撃的な笑みを浮かべた2mの巨漢の男で、過去にウォーターホース夫妻との闘いで左目を失い現在は複数の義眼を持ち歩いています。出久との闘いでその数々の義眼を見せますが、どれも人間離れした独特なデザインでした。
筋肉増強の個性というのもあり、その見た目の威圧感はすごくパワーも凄まじいです。プロヒーロー・マンダレイのいとこであるウォーターホース夫妻の息子である洸汰を殺しにかかりますが、出久が阻止します。こんな迫力のある悪党に襲われたらトラウマになりそうな気もしますが、出久のヒーローっぷりをしっかり発揮し洸汰がヒーローを尊敬し始めたのも、このマスキュラーとの闘いがきっかけでした。
マスキュラーの性格
マスキュラーの性格は一言で言っても「残虐非道」です。雄英高校の林間合宿時に「開闢行動隊」として襲撃します。通称「血狂い」マスキュラーと言われるように、闘いに関しては楽しささえ感じているような根っからの殺人鬼ともいえるでしょう。
出久との戦闘時に出久を殺した後に洸汰を殺すと言っており、女子供でも容赦なく手にかけるということがよく分かります。しかし出久との闘いでは戦闘を楽しみながらも冷静に相手の力や技を分析し、対応する優れた能力を発揮します。
ヒーローとして活躍してくれるなら、あの脳無とも闘い合えるのではないかと思います。そのくらいマスキュラーの強さは尋常じゃありません。
義眼の種類で能力の抑制を調整している
傷をみてもわかるように、ウォーターホース夫妻との闘いもとても凄まじいものだったのでしょう。隻眼になるまで負わされた傷はマスキュラーにとっては「互いにやりたいことをやっただけ」でついた傷です。そこまでして戦闘を楽しむのはマスキュラーほどの根っからの「悪」でしょう。
義眼は複数あり、気分によって付け替えたり力の調整をする際に付け替えているみたいです。出久と戦闘では「本気の義眼」といってかなりの本気モードになり闘いに励みます。ただでさえ強い個性ではありますが、義眼で調整ができるということはまだまだ隠された力があるのかもしれません。
マスキュラーの声優
アニメでの声優を務めるのは高口公介さんです。1978年12月15日生まれで兵庫県出身の男性声優さんです。2009年から賢プロダクションに所属しています。
アニメでは「植木の法則」体育教師・不良、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」アナウンサー、「ギルティクラウン」大雲・副官、「ポケットモンスターシリーズ」船長、「地獄少女」監督など大きくメインとなるキャラクターではなくサブの大事なキャラクターを演じています。
メインが多いゲームでは「スター・フォックス」ファルコ・ランバルディ、ウルフ・オドネル役、「ゼルダ無双」ダルニア役、「バットマン アーカム・ナイト」スケアクロウ役などのメインキャラクターを演じています。そのほかにも映画の吹き替えなど、とても親しみのある声なのではないでしょうか。
マスキュラーの名シーン・名台詞
マスキュラーの非道さ・残虐さから、出久は新技を生み出し自分をさらに強くしました。出久に響いたその言葉やシーンを改めて紹介していきたいと思います。
じっくりいたぶってやっから、血を見せろ
出久との戦闘でまだまだ余裕を持っていたマスキュラーの言葉です。この言葉でさえとても恐ろしいです。洸汰よりも少し大人っぽいと言っても、マスキュラーからすると所詮はただの子供です。じっくりいたぶって出久を殺した後に洸汰を殺すと巧みに笑います。
しかしワン・フォー・オールを受け継いでいる出久はマスキュラーとの闘いでどんどんその力を強めていっていました。さすがのマスキュラーも闘い後半になると義眼を本気のものに替えたり出久の力を冷静に分析したりと、どんどん本気の「顔」になっていきました。
マスキュラーは「個性」を使って大暴れしたいために敵連合に入った正真正銘の悪者です。心から闘いを最後まで楽しんでいました。
「他人を殺したい自分と、それを止めたいヒーロー。互いにやりたいことをやっただけ」
洸汰の両親であるウォーターホース夫妻がマスキュラーと闘った際、二人は戦闘に破れて殺害されてしまいました。その時の状況をマスキュラーは「他人を殺したい自分と、それを止めたいヒーロー。互いにやりたいことをやっただけだ」とあっさりその状況を語っていました。
洸汰からすると憎き親の敵であり、ヒーローを信じなくなった原点とも言えるマスキュラー。彼にとってのこの言葉は何よりも辛い言葉だったのでしょう。
数々のマスキュラーの暴言により出久は奮起し、「100万%デラウェア・デトロイトスマッシュ」をマスキュラーにくらわせ、マスキュラーは敗れました。どんな悪党でも、本気で怒ったヒーローには勝てなかったようですね。
強力な個性を持って産まれたシリアルキラー!
まさに個性社会においては最悪だとも言えるこのマスキュラーの能力。筋肉が増強されることによって、パワーは持ちろんスピードもかなり強くなります。
こんな史上最悪な個性と人格を持った相手に、まだ高校生である出久が一人で立ち向かったことは本当に素晴らしく、これからの出久のヒーロー生活に大きな刺激を与えたのではないでしょうか。
マスキュラーは自分の自慢の個性を敵連合として思う存分発揮し、命を奪ってきた悪党ではありますが出久に敗れた今は特殊刑務所「タルタロス」へ収監されています。これだけ強いといつか脱獄説も出てくるのではないかと、ちょっとヒヤヒヤするところもありますね。
マスキュラーのこれからはどうなる?
出久との闘いに敗れ、特殊刑務所「タルタロス」へ収監されたマスキュラーですがまだまだこのままでは終わらないような気もします。ウォーターホース夫妻にあれだけの傷を負わされてもなお、闘いを楽しみ暴れる彼の性格からするとこれから先も登場シーンがあるのではないかと思います。
ヒーローたちからも目が離せませんが、少しずつ変化していっている敵(ヴィラン)の社会からも目が離せませんね。