呪術廻戦の特急呪霊として登場する花御。
彼女独自の言語を話したり、謎の多い呪霊。そんな花御を徹底的にご紹介していきます。
花御の基本情報
名前 | 花御(はなみ) |
性別 | 不明 |
術式/領域展開 | 植物を操る術式/使用可能だが作中は未登場 |
等級 | 特級呪霊 |
所属 | 夏油たちと行動している |
年齢/誕生日 | 不明/不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | 田中敦子 |
初登場 | 原作第16話/TVアニメ第6話「雨後」 |
その他 |
花御の特徴
身長が高く、共に行動している夏油や漏瑚と歩いている風景では、飛びぬけて大きいことがわかります。顔の目の部分から木の枝が生えていて、かなり不気味な風貌になっています。
独自の言語を持っており、それは誰にも聞き取ることができませんが、その意味自体は伝わってくるといいます。それは「気持ち悪い」感覚だそうです。(伏黒・漏瑚談)。原作では、読み取ることのできない文字で花御の言葉が書かれていますが、アニメ版では花御の言葉を逆再生することで聴き取ることが出来るようです。
原作では花御の言語の部分の解説は特にされていませんが、アニメで「あの時の花御はこう言っていたんだ」とわかるようになっているため、ファンの間で話題になっていました。
花御の性格
温厚な性格であり常に丁寧語で話し、思考も過激な思考は持っていないと言います。原作者曰く「呪いの中で一番優しい」そうです。花御は「人間が森を畏怖する感情」から生まれた呪霊とされていて、花御が夏油たちと協力している理由は「地球は”人間”のいない時間を欲している」というところから地球上の人類滅亡を望んでいるようです。温厚な性格とされていますが、人間に対しての考え方はさすが呪霊というところでしょうか。
漏瑚が五条と戦闘し敗北をしそうになった時にも、漏瑚を救出しで、争うことなく五条と虎杖から逃げていきました。
花御の能力
花御は樹木を操る呪霊です。基本的には遠隔からの攻撃が多いのが特徴になります。また気配を消すのも得意で、さらには領域展開も習得しています。
下記が花御の使用する術式です。
- 花畑:自身の周りに花畑を出現させて相手に戦意喪失させたり気を緩ませたりすることができます。催眠効果自体は薄いですが、戦闘中の使用で相手の油断させる事も出来ます。
- 木の鞠:鞠状の木を作りだします。この鞠を主に攻撃などに使用して木の棘が飛び出てきたり、乗れば滞空もできます。
- 供花:拳を地面に叩きつけることで植物の生命を吸い取り呪力に変換できます。その呪力は攻撃にのみ利用することが出来て花御自身に還元は不可能です。
- 呪いの種子:呪力によって成長をする種子を相手に打ち込みます。相手が呪力を使えば使うほどに体中に根を張っていきます。呪力での防御が逆効果なので、呪力を使用しないでの防御が必須となります。
花御の最期
花御の弱点は目から生えている角のような木です。あれを攻撃されると花御は大きなダメージを負ってしまいます。
渋谷事変で五条を封印するために直接対決をしました。渋谷駅地下に五条をおびき寄せ、戦闘をしますが花御ができたのは時間稼ぎ程度で、結果的に五条によって目から生えている木を抜かれてしまい致命傷を負います。
それによって五条に対抗できる力を失い、五条の領域展開により命を落としてしまいました。
花御の声優
花御の声を担当するのは田中敦子さんです。群馬県出身で1962年生まれ。マウスプロモーション所属の声優さんです。
代表作は『Fateシリーズ』のキャスター役、『名探偵コナン』の領域外の妹/メアリー・世良役、洋画の吹き替えでも大活躍しておりニコール・キッドマン、ジェニファー・ロペスなど多くの担当女優がいます。幅広い役柄を演じられている声優さんです。
花御の名言・名シーン
ここからは花御の名言や名シーンをご紹介していきます。
「私はただこの星を守りたいだけだ」
人間の森や自然を畏怖する心から生まれた花御は、呪霊の中で誰よりも地球の事を理解し、地球を守りたいと思っています。地球にある大地・空・海を人間たちから守るために、夏油たちと協力して人類を滅亡させるために動いています。花御の温厚な性格は地球の大地から由来されていると考えられますが、その地球を思うが故に人間に対しては厳しくし、滅ばせることを望んでいるのです。
「こちらは術式を使うまで!!」
五条との渋谷駅地下での戦闘の際致命傷を負う直前の花御の台詞(モノローグ)です。この直後に展延を解いてしまった花御はあっという間に五条に間合いを詰められて、弱点である目から生えている木を引っこ抜かれてしまいます。その後、五条の術式によって押しつぶされ死んでしまいました。花御はかなり健闘したと思いますが、五条には1人きりの力では敵いませんでした。漏瑚の言葉がもう少し早く花御へ届いていれば死んでしまうことはなかったのではないでしょうか。
呪霊いち優しい心を持つ花御
姿とは裏腹に温厚な性格の花御。地球のために人類を滅ぼすことを掲げで夏油たちと協力し呪術師たちと戦うことを選びました。
その最期は悲しく胸が締め付けられるような最期でした。花御は自分の思いを残りの呪霊たちに託し、五条の手によって祓われてしまいます。
花御は五条が口にした「雑草」という言葉からファンの間では「雑草」と呼ばれており、亡くなった回では「除草されてしまった」と悲しみを露わにするファンが多く見られました。