「BLEACH」にて登場する一護の昔からの友達、小島水色。藍染に抵抗する為に戦おうとする場面やコミックス巻末のポエムが印象的でしたね。物語の序盤では、特に一護と彼らのシーンが多いです。
ここではそんな水色について解説。性格やどんな境遇なのかということからアニメ版での声優や有名なシーンまで、幅広く触れていきます!
小島水色の基本情報
名前 | 小島水色(こじまみずいろ) |
性別 | 男 |
所属 | 人間 |
物語での立ち位置 | 一護の友人 |
能力 | なし |
趣味 | 女性との交流 |
誕生日 | 5月23日 |
身長/体重 | 154cm/45kg |
声優 | 福山潤(ふくやまじゅん) |
初登場 | 死神代行篇 |
小島水色の特徴
水色はBLEACHストーリーの序盤から一護の友達として登場します。チャド、浅野啓吾、一護と一緒にいるシーンが多く見られます。浅野啓吾とは特に仲が良い様子。見た目は小柄で黒い短髪を左右に分けた高校生といったもの。いつも一緒にいるメンバーの中でも一番身長が低いです。身長もそうですが、顔立ちも周りより少し幼い雰囲気です。
一護が死神になったばかりの時は、その事に気づかず彼といつも通り関わっていました。しかし、破面篇にて織姫がウルキオラに攫われて一護が助けに行く際に真実を知ります。その後は友達として一護の事を応援。チャドや石田のように戦いによるサポートは出来ませんが、一護達の無事を祈りました。
小島水色の性格
水色はその仕草や見た目から女性にモテます。本人も年上の女性が好きらしく多くの女性と交流。作中ではナオコという人物と付き合っている事が明かされました。作品のキャラクター紹介でも「年上キラー」と言われています。
クラスメイトの浅野啓吾とは親友といえる仲です。作中の描写を見ても一番一緒にいる男性キャラは浅野啓吾と言えます。また、水色は女性に対してだけに限らずコミュニケーション力があります。過去回想にて素行の悪く怖い人たちと噂されていた、チャドと一護に普通に話かけてその後友達になるなどしています。
あまり深い描写はされていませんが、家族との仲は悪い様子。自宅にはあまりおらず、交流している女性の家に泊まるなどして生活していると思われるシーンがあります。
小島水色と一護達
水色と一護達は序盤から友達として描かれていました。しかし、一護が死神代行として活動し始めてから、その事には気づかないながらも彼がどこか自身や浅野啓吾に対し距離を置いているように感じ始めます。一護が距離を取るように接したのは、友達を戦いに巻き込まない為でもあったのですが、水色たちはその事を勿論知らなかったのでシリアスな雰囲気になる事もありました。同じく死神との無縁のタツキのように激情こそしませんでしたが、不安を抱いていました。
織姫がウルキオラに攫われた後、一護は本当の事を話し水色たちと和解。水色たちは最初は理解に苦しみながらも受け入れ、一護やチャドを応援すると決めました。
小島水色と藍染
空座町決戦篇にて水色は、破面篇のラスボスである藍染と遭遇します。水色は死神や滅却師などではない無能力の人間ですが、それでも藍染に抗おうとします。周囲からスタンガンやガス管などを集め、自衛しようとしました。これら集めたもので攻撃しますが、勿論藍染には全く効果がありませんでした。
普通なら得体の知れない存在である藍染を恐れて動けなくなってもおかしくはない展開。そんな中でも水色は勇気を振り絞って藍染に抵抗しました。藍染自身そこまでに水色たちに執着していたわけでもなかった事もあり、最終的には無事に助かりました。
小島水色の声優
水色の声優は福山潤さんです。彼は2018年4月まではアクセルワンという事務所に所属していましたが退所。自身でBLACKSHIPという事務所を設立し代表取締役となっています。音楽活動もしておりポニーキャニオンにも所属しています。
代表作は「赤紙の白雪姫」のラジ・シェナザード役、「怪盗ジョーカー」のアルセーヌ・ルパン役、「境界線上のホライゾン」の葵・トーリ役などがあります。
小島水色の名シーン・名台詞
ここでは、水色の名シーンや名台詞を紹介します。
BLEACH12巻より、小島水色のポエム
「ハローハロー ぼくから世界へ応答願います ぼくらのコードは正しくつながっていますか ぼくの世界は正しく回転している模様 システムオールグリーン コミュニケーションは不全―」
「ハロー ハロー ぼくから新しい世界へ ぼくはきみと出会えてうれしい ぼくらのコードは正しくつながりそうですか ぼくの世界は正しく回転していますか システムオールレッド コミュニケーションは良好─」
BLEACH12巻の巻末に収録された、水色のポエムです。このポエムはBLEACH読者の中で屈指のオサレポエムと言われています。(オサレ=作者である久保帯人のセンスをほめる時に使うオシャレをもじった言葉)女性との関わりが多いが家族とは不仲である水色の心境。一護達と一時的に距離を感じていた水色の思いを背景に持つ水色を、上手に表現した秀逸なポエムです。
藍染との遭遇
前述もしましたが、これといって戦う能力のない水色がBLEACH最強格のキャラ藍染に出会うシーンです。水色が周囲にあるものをかき集めて、何とか藍染に攻撃しようと奮闘します。恐怖を沈め冷静に生き残る為の選択肢を取る事が出来る水色は、かなり度胸があると言えますね。
小島水色は一護の昔からの友達!
アクションバトル漫画であるBLEACHの中では、やはり強いキャラクターが目立つことが多いです。しかし、この作品には水色のように戦わないながらも魅力的なキャラクターが沢山います。
水色との人間関係や死神達の日常など、バトル以外のシーンも濃密に描かれているBLEACH。色々な所に注目して見てみると、意外な発見や感動があるかもしれませんね。