漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『河上万斉』。鬼兵隊の実質ナンバー2である彼。
気になる過去や最後の時、つんぽとしての顔など、実写情報も含めて解説します。
河上万斉のプロフィール
名前 | 河上 万斉(かわかみ ばんさい) |
年齢/誕生日 | 不明/5月20日 |
身長/体重 | 179cm/67kg |
性格 | 真面目 |
家族構成 | 不明 |
声優 | 山崎たくみ |
初登場 | アニメ「銀魂」第56話 |
河上万斉の特徴
「鬼兵隊」の戦闘や交渉役を担っている河上万斉。「一世一代のプロデュースでござる」と神威(かむい)率いる「春雨第七師団」相手に交渉を行ったりしています。
昔の異名は「人斬り万斉」。今は「万斉殿」「万斉先輩」等と呼ばれていて、一人称は「拙者」、語尾は「ござる」です。
青い髪にいつもサングラスをかけていて、ヘッドフォンをしています。紺色のロングコートを着ていて、背中には武器でもある三味線を背負っています。
河上万斉の裏の顔
「鬼兵隊」の河上万斉は、高杉晋助と出会った時など三味線を弾いている事があります。自分で作曲をすることがあり、裏の顔として音楽プロデューサーをしています。
音楽プロデューサーの時は『つんぽ』と名乗っていて、自身が作曲した曲を江戸のトップアイドル「寺門通(てらかどつう)」通称・お通に提供しています。
一度、万事屋・坂田銀時(さかたぎんとき)と戦い負傷した『つんぽ』は、寺門通の新曲を作れない状況にありました。この時、寺門通の関係者に「大胆かつ繊細な才能は他の追随を許さない」「つんぽのプロデュースになってから寺門通はミリオン連発」等と言われており、音楽プロデューサーとしての腕も良いです。
河上万斉と鬼兵隊
攘夷戦争(じょういせんそう)の時、高杉晋助が率いた「鬼兵隊」。戦争が終わり、廃刀令が下った江戸では戦争で活躍した「鬼兵隊」を始めとした郎人達が取り締まられていました。
そんな中、来島また子(きじままたこ)が高杉晋助との繋がりを疑われ、幕府の同心に捕まって処刑されそうになります。そこに現れたのが「高杉晋助」と「河上万斉」です。高杉晋助は来島また子を助けますが、代わりに2人は捕まってしまいました。
牢の中で2人は話をし、高杉晋助の言葉に興味を持った河上万斉は着いていくことを決めて、牢から脱出した後に「鬼兵隊」に入ります。
河上万斉の最後
アニメ「銀魂」銀ノ魂篇(第342話~)で敵であるアルタナ解放軍と宇宙の戦艦内で戦っていた「鬼兵隊」。アルタナ解放軍は『惑星破壊兵器・火之迦具土神(ヒノカグツチ)』を宇宙から地球に向けて発射する準備を進めていました。
一刻も早く『火之迦具土神』の発射を阻止しなければいけない「鬼兵隊」の隊士達は物理的に破壊、火之迦具土神のシステムに侵入して停止させる等、各々奮闘していました。
この時「鬼兵隊」の筆頭である高杉晋助、木島また子、河上万斉は本体と分断されて3人で行動していました。火之迦具土神の制御中枢の目の前までたどり着いた3人ですが、敵の兵が多く先に進めない状況にありました。
河上万斉はそこで自分がおとりになる役を買い、高杉晋助と木島また子を先に向かわせます。「拙者も必ず後から追いつく」と言い多数の敵と激闘を繰り広げいた河上万斉ですが、敵からの銃弾を身体中に受け瀕死の状態でした。
河上万斉は倒れ、かつて共に戦い死んでいった岡田似蔵や「鬼兵隊」の隊士達の幻を見ます。もう一度立ち上がった河上万斉は武器である三味線の弦を敵と自分に巻き付けます。そして自身の身に仕込んであった爆弾で自爆します。
河上万斉の声優
アニメ「銀魂」で河上万斉の声を担当したのは『山崎たくみ(やまざきたくみ)』です。代表作は空野とりっぴい(しましまとらのしまじろう)、ジョルジュ・ド・サンド(機動武闘伝Gガンダム)、竈門炭治郎の鎹鴉(鬼滅の刃)等です。
『山崎たくみ』はコミカルなキャラクターからシリアスなものまで演じる事のできる、才能ある声優です。
実写版・河上万斉
実写版・映画「銀魂2-掟は破るためにこそる-」で河上万斉役を演じたのは『窪田正孝』です。
見た目の完成度は高く、坂田銀時を演じる「小栗旬(おぐりしゅん)」との戦闘シーンも見事に演じ切っていました。
河上万斉の名言・名シーン
真面目な河上万斉の名シーン・名セリフをご紹介します。
「見えるであろう、あの廃寺院」
河上万斉が鬼兵隊の幹部しか知らない緊急集合場所に坂田銀時や桂小太郎(かつらこたろう)を案内するときのシーンです。
あそこだと指をさした場所が1つ、2つと次々爆発していった際に、坂田銀時から「指からレーザービーム出てただろ」と言われたのを、真面目な河上万斉は真に受け自分の指を切り落とそうとします。
「そこがどこだって追いついてみせるさ」
アニメ「銀魂」銀ノ魂篇で、高杉晋助と木島また子を先に進めるため、自らおとりになって大勢の敵と戦うシーンです。
高杉晋助に「お前の背中を追いかけるのが鬼兵隊だ」と通信機器で連絡した後、奮闘した河上万斉ですが、高杉晋助に伝えた言葉が別れの言葉になってしまいます。
鬼兵隊の中心人物であった河上万斉
高杉との出会いから「鬼兵隊」に入り、その確かな強さで戦ってきた河上万斉。真面目な性格でふざけたり大笑いする事はありませんでしたが、「鬼兵隊」の中で過ごす彼は、いつもどこか楽しそうでした。
冷静さも持ち合わせ、仲間を思う河上万斉は「鬼兵隊」や、高杉晋助にとっても重要な存在だったと言えます。