【銀魂】吉田松陽の正体とは!?坂田銀時との関係や名言、声優についてなどまとめました!

漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『吉田松陽』。塾生達に優しく、いつも笑顔ですがどこかミステリアスな彼。

「松陽の弟子」という言葉が多く出てくる本作。坂田銀時を初め、主要な人物達の幼き日の師としてキーパーソンである『吉田松陽』。そんな彼の正体や、弟子、名場面など詳しく解説します。

吉田松陽のプロフィール

【銀魂】吉田松陽の正体とは!?坂田銀時との関係や名言、声優についてなどまとめました!

吉田松陽の特徴

吉田松陽は『松下村塾(しょうかそんじゅく)』という学び場の師です。主人公・坂田銀時(さかたぎんとき)が幼い頃、一人戦地で戦っていた彼を「着いてきなさい」と誘い『松下村塾』を作りました。

一人称は「私」。「松陽」「松陽先生」と呼ばれています。言葉遣いは丁寧で、いつもおだやかな笑顔でやわらかい雰囲気す。

グレーがかった長い髪で、綺麗な顔立ちをしています。主に男性用の薄い色の着物を着ています。

吉田松陽の弟子

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【坂田銀時(さかたぎんとき)】松下村塾の最初の生徒。授業態度こそ悪いですが、活発で剣の腕も良いです。初めは転校生のように描かれていましたが、後付けで違うと否定されています。後に『万事屋』の筆頭となります。

【桂小太郎(かつらこたろう)】松下村塾で一番の秀才。しっかりもので坂田銀時と高杉晋助が起こした問題の後始末をする役割です。後に『攘夷志士』を率います。

【高杉晋助(たかすぎしんすけ)】坂田銀時のライバルという立ち位置です。一緒に道場等で剣の練習をしていて勝敗はほぼ五分です。後に『鬼兵隊』の筆頭となります。

今井信女(いまいのぶめ)】吉田松陽が天照院奈落に捕まり、牢に入っている際に幼かった今井信女に手習いを教えています。松下村塾には入っていませんが、この時の出来事を今井信女はよく覚えています。後に『見廻組』に入ります。

【朧(おぼろ)】吉田松陽が天照院奈落だった頃、吉田松陽を慕い共に逃げたのが朧です。その道中で朧は吉田松陽の事を庇い天照院奈落に残った為、松下村塾には入れませんでした。ですが死後、吉田松陽のお墓の隣に遺骨が入ります。

その他数名の塾生がいましたが、他の子供たちのその後は描かれていないため生死等は不明です。

吉田松陽の正体

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吉田松陽は元々「天照院奈落」に組していました。頭領として。「天照院奈落」の頭領は代々『虚(うつろ)』と呼ばれ、『虚』は強力な力を有していました。500年の歴史がある組織で、13代に渡り頭領は変わっていると思われていましたが、実は『虚』は不死の身体を持っていて、一度も代替わりしたことはありません。

途方もない年月を生きてきたと思われる『虚』に一時だけ生まれた、おだやかで優しい人格それが「吉田松陽」だったのです。『虚』は「銀魂」という作品において最強最悪の敵です。このことで松陽の弟子たちは悩み、苦しみ、苦戦を強いられる事になります。

吉田松陽の最後

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天照院奈落に捕らわれた吉田松陽。この時、高杉晋助と桂小太郎も拘束されていました。吉田松陽が死ぬか、高杉晋助と桂小太郎が死ぬかの選択を迫られた坂田銀時は、吉田松陽の死を選びました。

後に坂田銀時は、二人を助けたかった訳じゃなく吉田松陽がどれほど教え子を大切に思っていたかを知っていた為、それを尊重したと言っています。それを裏付けるように吉田松陽は死ぬ間際「ありがとう」と言っていて、坂田銀時は涙を流しながら師の首を切り落とします。

これが吉田松陽としての一回目の死です。再び蘇った際には「虚」の人格だったのでしばらく登場はありません。再び吉田松陽の人格で登場した時に「虚」の野望を自らが体を張って阻止し、消えていきます。

吉田松陽の声優

アニメ「銀魂」で吉田松陽の声を担当したのは『山寺宏一(やまでらこういち)』です。代表作は加持リョウジ(新世紀エヴァンゲリオン)、ビルズ(ドラゴンボール超)、銭形警部(ルパン三世)等です。

日本人なら一度は聞いたことがあるであろう超有名声優『山寺宏一』。アンパンマンや、ディズニー映画の吹き替え等様々な声を使い分ける、まさに天才です。

吉田松陽の名言・名シーン

心優しく皆に慕われる吉田松陽の名場面、名セリフをご紹介します。

「それ(刀)を私の教え子たちに向けるのならば」

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「私は本当に国家ぐらい転覆しても構いませんよ」

アニメ「銀魂」第305話で、松下村塾を潰そうと役人たちが動きます。それを坂田銀時、高杉晋助、桂小太郎が止めようとして戦闘になりかけた時、吉田松陽が役人に向けて言った名セリフです。塾生に対しての思いが伝わる良いシーンです。

「化け物の剣では化け物は斬れません」

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「君は君の剣で、人の剣で…私より強くなってくれなくちゃね」

桂小太郎の考察で、吉田松陽がいずれ世界を脅かす『虚』となってしまった時に、立ち向かうべく「松下村塾」を作り坂田銀時達に希望を託したのではないかとあります。人格は違いますが『虚』は「吉田松陽」の事でもあり、切なく意味深いセリフです。

吉田松陽が子供達に残したもの

吉田松陽は坂田銀時や高杉晋助たちの人生に大きな影響を与えました。吉田松陽の教えは弟子たちの胸に残り続けています。最強の敵『虚』の人格で登場した際にも「吉田松陽」の教えを心に、立ち向かいます。「銀魂」において最重要人物と言っても過言ではない存在です。