幹部ポルポが自殺するという衝撃事件が発生し(実際はジョルノが暗殺したのですが)、ブチャラティらは、ポルポの残した莫大な隠し財産を回収するためカプリ島へ。
サーレーは遺産の横取りを企むパッショーネ(ギャング)の1人で、ミスタと一対一で対峙する敵キャラクターです。
サーレーとクラフト・ワークの基本情報
名前 | サーレー |
性別 | 男 |
所属 | 不明 |
種族 | 不明 |
スタンド名 | クラフト・ワーク |
必殺技 | 物体の固定 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 石川界人 |
初登場 | ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 |
サーレーの特徴
サーレーは、相棒であるズッケェロと共にポルポの遺産略奪を計画しますが、先にブチャラティらと接触したズッケェロが早々にやられてしまい、そこからカプリ島で待ち伏せしていることがバレてしまいます。
無事カプリ島に上陸したミスタの姿を見たサーレーは、最初は相当驚いていましたが、すぐに切り替え、トラックで逃走する準備をしていました。
大胆かつ冷静なミスタは、すぐに不審なトラックに気付き、暴走するトラックの上で死闘が繰り広げられることになります。
サーレーの特徴は、カニ脚のような形の髪型と、チュニック型のタンクトップスタイル。
ナランチャと同様、ダンスが上手そうな風貌です。
クラフト・ワークの特徴
クラフト・ワークは、一瞬のうちに物体を好きな場所に固定できる能力を持ちます。
つまり、サーレー本体やクラフト・ワークが触れた物体を、その場に何個でも固定できるスタンドです。
トラックの運転手がアクセルに足を固定され、トラックが暴走し続けたり、ミスタがトラックから降りれられなくなったりしましたが、サーレーがダメージを受けるとスタンドの能力は解除されるようです。
見た目は、若干エイリアンを彷彿とさせ、歯を食いしばったような表情をしています。
ちなみに、名前の由来は、ドイツの電子音楽グループ「クラフト・ワーク」です。
サーレーとミスタの闘い
一発で脳天に弾をぶち込み、楽勝かと思えた闘いの序盤。
しかし、ミスタの手はトラックに固定され、ミスタの撃った弾丸はサーレー周辺の空中に固定されてしまい、危うく弾丸切れを起こしそうになるミスタ。
急いで込め直した弾丸で再度喉にぶち込み、そのままトラックで港に戻ろうとしたミスタの目前に、再度サーレーが現れます。
岩の破片を空中に固定して足場にしてトラックの屋根に上がってきたサーレーは、固定中の弾丸に「トントントン…」「コンコンコン…」と力を込めていきます。
その衝撃は物体に蓄積され、固定が解除されると溜まった衝撃は一度に開放されて標的へと向かう。無常にもミスタの脇腹を自らの弾丸が貫通します。
暴走するトラックの上で繰り広げられる闘いは、重傷を負ったミスタが明らかに劣勢でしたが、ここでミスタのスタンドであるセックス・ピストルズが本領を発揮します。
サーレーが衝撃を込めた弾丸にピストルズ達が乗り込み、解き放たれた弾丸を蹴り返すことで、弾丸は逆にサーレーへ!
しかも弾丸は真っ二つに割れ、最初にぶち込まれていた脳天の傷へ食い込んでいったのです。
サーレーの声優について
アニメ版の声優は石川界人さんです。
アニメ版のサーレーは原作よりカッコいいという声多数で、原因は石川界人さんの声では?!と言われています。
石川界人さんは、有限会社プロ・フィットに所属。「ハイキュー!!」の影山飛雄役をはじめ、「ワンパンマン」のジェノス役をされています。
サーレーの名シーン・名言
ここでは、サーレーの名シーン・名言の紹介をしていきます。
「希望とやる気がムンムンわいてくるじゃあねーかッ!おいッ!」
ポルポの莫大な遺産は本当にあるのか?半信半疑だったサーレーのもとに、ブチャラティの仲間が現れた。遺産の存在が現実だと分かってウキウキになったサーレーの台詞です。
「ちょっとずつなんだ ほんの少しの力でな・・・・・・何回もたたくんだ・・・・・・ SOS(エスオーエス)のモールス信号打つみてーにな・・・・・・」
弾が脇腹に貫通し、相当なダメージを負ったミスタに向けて言い放った台詞.
ミスタを見下ろし、不気味な表情で淡々と弾に衝撃を込めるサーレーは、おそらくこの時、勝利を確信していたのではないでしょうか?
実際にモールス信号を打ったことがあるかどうか知りませんが、例えがなんとなく分かり易く、笑ってしまいますね。
サーレーとズッケェロは、塩と砂糖のコンビ!
サーレー(sale)はイタリア語で塩のこと。ズッケェロ(zucchero)は砂糖のことです。
詳しく描かれてはいませんが、闘うシーンから、サーレーとズッケェロの間にしっかりとした信頼関係があることが見てとれます。
二人は殺されることなく、船に放置されました。
ブチャラティたちが最初に闘った2人のスタンド使いは、どちらも強敵でした。
これから始まる壮絶な戦闘のほんの序曲に過ぎないという暗示を感じさせます。