[鋼の錬金術師]に登場するウィンリィ・ロックベルはリゼンブールでエルリック兄弟と幼い頃から一緒に過ごしてきた幼馴染で、機械鎧の技師でもあります。
また最終的にはエドワードの奥さんになりました。
ここではウィンリィ・ロックベルの作中での活躍や名言、名シーンを紹介していきます。
ウィンリィ・ロックベルの基本情報
名前 | ウィンリィ・ロックベル |
家族 | 父 ユーリ・ロックベル
母 サラ・ロックベル 祖母 ピナコ・ロックベル 愛犬 デン |
出身地 | リゼンブール |
職業 | 機械鎧技師 |
初登場 | 原作2巻 |
声優 | 高本めぐみ |
実写版 | 本田翼 |
ウィンリィ・ロックベルは幼い頃からエルリック兄弟と過ごし、祖母のピナコが3人の面倒をみていました。
過去にはマスタングとホークアイとも関わったりもしています。この時ホークアイと初めて会って憧れでピアスを開けるようになります。
またピナコはウィンリィの技師としての師匠にもあたり、エドワードの機械鎧を作ったのもウィンリィです。
父と母はイシュヴァール殲滅戦の時に、医師として戦争で怪我をしていた人を治していましたが、ある人物によって殺されてしまいます。
ウィンリィ・ロックベルの見た目と性格
金髪碧眼でポニーテール、耳はピアスをしており、これはホークアイを憧れて開けたものです。
いつもは作業着姿でバンダナをしているが、どこか出かける時はタンクトップに黒の皮ジャケット、ミニスカート、ブーツを愛用しています。
性格は明るく元気で素直でおてんばなところがありますが、涙もろく、表情豊かで、エルリック兄弟や家族想いで、気遣いもできます。
エドワードやアルフォンスが泣かない代わりに、ウィンリィが泣くこともあります。
またエドワードか機械鎧を壊してきたり、怒ったりするときはスパナや物を投げる傾向があります。
また機械鎧オタクで、エルリック兄弟とラッシュバレーに行った時は、宝石よりも昔の機械鎧を見てはしゃぐなど、機械鎧の話になると止まらなくなります。
そのため仕事に対してはプロ意識も強く、芯の通った人物でもあります。
エルリック兄弟の帰る家
ウィンリィはエルリック兄弟と幼い頃から一緒に過ごして来たため、母トリシャが亡くなったことやエルリック兄弟が人体錬成をしたことなどエルリック兄弟の幼少期に何があったか近くで見てきました。
そのためエルリック兄弟が決意として自分達の家を燃やしたことも近くで一緒に見ていました。
なのでエルリック兄弟には帰る家がありませんが、いつもリゼンブールに帰った時や2人を向かい入れる時は、ウィンリィはおかえりと言います。
作中でも何度かおかえりという言葉が出て来るほどです。
エルリック兄弟の成長を見守る
エルリック兄弟を近くから見てきたからこそ、2人のことをよく理解しています。
アルフォンスが自分の記憶はエドワードによって作られたものではないかと疑った時は、エドワードの人体錬成後のことやアルフォンスに対しての想いを見たり、聞いたりしてきたことを伝えて仲直りするきっかけを与えたり、アルフォンスが寝れない体になったことなど、ずっと近くで2人を見てきました。
またエドワードの成長も機械鎧の調整を通してだけでなく、背中からも感じたりと2人の成長を心身ともに見守ってきました。
プロの機械鎧技師
機械鎧オタクとして機械鎧に詳しいだけでなく、技術も心意気もプロです。
機械鎧の聖地ラッシュバレーに着いた時は、女性が普通は宝石に目を輝かせるのに対し、昔の機械鎧に目を輝かせます。
またラッシュバレーではエドワードの国家錬金術師の証の銀時計を盗んだ女の子も機械鎧を着用していることに気づき、そこからは自分の世界に入り機械鎧を見ていきます。
そこでは昔ピナコの知り合いだったドミニクに修行を申し入れるも、最初は断られますが、そこで修行生活をします。
また機械鎧技師として出張することもあります。
ブリッグズで機械鎧が凍ってしまった時は自ら赴いてエドワードの機械鎧を直したりもしました。
その際もバッカニアの機械鎧に興奮して、凍結に強い機械鎧にいろんなことを教えてもらいます。
とても勉強熱心で、ただのオタクではなくプロの機械鎧技師としてのプロ意識がすごいです。
キンブリーも関心するほどです。
父と母を殺した人
父と母を殺した人物との遭遇は思いがけないタイミングでした。
たまたまエドワードと傷の男の会話を聞いてしまったことで、ロックベル夫妻の殺人犯が傷の男だと知り近くにあった銃を拾い、銃口を向けます。
傷の男はウィンリィにも復讐する資格があると言うも、1度攻撃したら敵とみなすと脅します。
エドワードの必死の説得により、傷の男を撃つことはありませんでした。
エドワードを1人の男として見るようになる
ウィンリィはエドワードの成長を見守る幼馴染から1人の男としてみるようになり、いつしか惚れていきます。
そして、ついにエドワードからエドワードらしいプロポーズをうけて最終的には子供を2人授かるのでした。
ウィンリィ・ロックベルの声優は高本めぐみさん
ウィンリィの声を担当した高本めぐみさんは他のアニメ作品として、おおきく振りかぶっての深見役やSKET DANCEの丹生美森役など人気作品のみならず、ナレーションもやられております。
実写版では本田翼さん
実写版ではモデルとしても、女優としても活躍されている本田翼さんがウィンリィ役をされました。
元気でパワフルな感じがあってますね。
ウィンリィ・ロックベルの名言、名シーン
ここではウィンリィの作中での活躍や名シーンを解説していきます。
名言①:「理不尽を許してはいないのよ」
一時は傷の男が親を殺した敵として銃口を向けたりもしましたが、ウィンリィはそんな男も助けます。
傷の男が怪我を負った時は相手が誰であろうと関係なく、怪我の手当てをしました。
傷の男は復讐相手に傷の手当てをするウィンリィを理解できませんでしたが、ウィンリィは傷の男の今までの行為を許してきた訳ではなく、ただ目の前に傷ついた人がいたから助けただけだと言います。
ロックベル夫妻同様、娘のウィンリィも親と同じことをしているのでした。
名言②:「肚括ってください」
ラッシュバレーでドミニクの息子夫婦の奥さんが豪雨で外から医者を呼べない時に、赤ちゃんが産まれそうになります。
ドミニクは馬に乗り、医者を呼びに行くも間に合いそうにない時、ウィンリィが立ち上がります。
その場にいたエルリック兄弟達は、慌てふためいていましたが、ウィンリィは赤ちゃんを取り上げたこともありませんでしたが、昔読んだ本の記憶をたよりに実行していきます。
いつもサポート役として登場することが多いですが、ウィンリィは時として大事な場面では先頭に立ち、勇気を持って実行していくタイプの人です。
昔からエルリック兄弟を見てきた幼馴染
作中を通してずっと登場し、キーパーソンでもあったウィンリィはエルリック兄弟をずっと見てきたからこそ、彼らの成長のためのサポートができた人物です。
またヒューズ殺害や傷の男、ラッシュバレー、ブリッグズなどずっとエルリック兄弟達と関わってきました。
鋼の錬金術師のヒロインです。