キングダムに出てくる龐煖(ほうけん)は武道だけではなく、彼は心技体の鍛錬も欠かさず行い文武どちらにもに優れた人です。
戦わずして勝つことを目標にしていました。
それでもまだ自分が求める完ぺきな強さを手に入れておらず、山奥で修業を積み続けた結果、強くなったのです。
求道者という表現がぴったりな深みのある人物が龐煖の特徴です。
龐煖(ほうけん)は史実に実在したのか?
先に回答をいうと実在しました。
史実で龐煖という武将は趙にいました。
しかし、キングダムの龐煖とはまったく異なる人物です。
まず史実の龐煖は山籠もりをする人物ではなくどちらかというと武術はしないタイプです。
史実の龐煖は文武に優れた人物として紹介されています。
哲学などに知識が深く優れており、文官が向いているはずなのに大将軍になったという異色の経歴の持ち主です。
最初は文官あがりの将軍と舐められたそうですが、燕の劇辛将軍を討つなど大物を討っていき、その後に着実に武功を重ねていきます。
漫画でも劇辛将軍は龐煖によって討たれています。
龐煖の来歴
龐煖を語るうえで重要なのが秦国の将軍王騎との関係です。
最初に秦と趙が戦いを始めたときに最初に総大将に任命されたのは違う人でしたが急に王騎に変更されます。
これは相手に龐煖がでてくるという情報をつかんだので王騎がでることになりました。
実は王騎は昔、自分の将来の伴侶になる予定だった女性を龐煖に殺されています。
女性は実は先代の王、昭王の隠し子でした。
訳あって王騎が引き取り養女として育ててきましたが先代の昭王の武才をうけついでおり、その才能を戦場で発揮します。
彼女は100個の城を落としてときに、王騎と結婚すると約束をしていましたが、99個目の城を落とし次に100個目を落塗装とする前の晩、龐煖の奇襲にあい亡くなってしまいます。
こうして復讐劇を繰り広げるようになった2人ですがだんだん龐煖との戦いは秦国の王騎優位にすすめていました。
しかし、ギカと呼ばれる弓兵が背後から放った矢を受けたことにより、結局は龐煖に重傷を負わせられることになります。
龐煖は趙国の大将軍という位置づけです。
しかし、上に従うような扱いやすい人物ではなく基本的に彼は自らの実力をもっと高めるため山にこもって修行しています。
さて、龐煖はストーリー上においていつ出てくるかわからず、いきなり現れては戦場をめちゃくちゃにするという特徴的シーンもあります。
王騎を討った秦との戦いでも最初は戦場に姿を現わさなくて、最初は趙軍は一方的に負けていました。
しかし、単独で野営地を単独で襲い、相手の戦力を壊滅させる貢献をしたことで立場は大きく変わります。
結果的に王騎をたおしましたが王騎を超えた実態を得られずに戦後も再び山の中こもり、修行を続ける毎日を送りました。
戦いの終わりに信との一騎打ちで重傷を負ってしまい、彼との決着を着けずに名前だけ覚えておくようにと姿を消します。
王騎より強いわけではなく、しかも信すら重傷を負わされるというまさかの展開で彼の今後にとってある不安がよぎることとなったのです。
キングダムの中で強い武将として常に話題に上がる「龐煖」ですが、実はファンの間で死亡フラグが立っているのを知っていますか?
当初は最強をほしいままにしているような活躍を見せていた龐煖ですが物語が進むにつれて武神と呼べないようなか活躍・展開が起こります。
王騎に負けそうになり逃げてきたり、信との戦いで決着をつけるどころか重傷を負わされてしまいます。
これからの戦いから「自分勝手で命令を無視し、攻撃が遅い」という弱点を見抜かれてしまいます。
そのため、龐煖が「王騎の敵として信に討たれる」という成り行きや結果について前もって見当をつけることが現実味をおびにてきたとファンの間ではうわさされるようになっています。
もともと、王騎を討った相手として憎しみの標的にされる実現する見込みはありましたが、それでもかっこよく、強さとしては問題はないので死ぬようなことは考えにくいというものがありました。ですから死亡フラグが立ち、近いうち死ぬと予想されています。
龐煖(ほうけん)の名シーン・名場面
龐煖の名シーンや名場面について紹介していきます。
我 武神 龐煖也!
この言葉だけでどれだけ強いかわかりますね。
武神っぽくて好きです。
ただのまぐれにしてもこの龐煖が三度も戦うものとは珍しい男だ。
しかし、四度目はない。
今すぐその魂魄ごと真っ二つにして王騎のもとへ送ってやる。
自信の表れですね。
因縁でしょうか?気になりますね。
まとめ
龐煖は、史実には登場しますが、漫画とは全く違う人物のようですね。
そして、とても武神にふさわしい人物だとおもいます。
それは血も涙もないようにも感じました。
そして常に、NO.1になることだけを考えています。
王騎から受けた屈辱を忘れられず、龐煖は結果的に王騎を討ちますが満足できていません。
弱点を見つけられて死亡フラグが立っている今、どのような活躍をするのか楽しみですね。