【ワンピース】ベポがかわいい！兄のゼポや声優、誕生日を紹介！

ベポはワンピースの人気キャラクターのチョッパーと同じく、その可愛さから様々なグッズも出されている、愛されるべき白熊のキャラクターです。しかし、その見た目からは想像もできないほどの苦労人でもあります。

今回は、そんなベポの生い立ちや声優をご紹介します。

ベポの基本情報

口癖は「アイアイ！」の可愛いキャラクターベポ。

メンタルが弱く「熊のくせに」といわれるとすぐに落ち込みます。これまた可愛いキャラクターという位置を確立している一因なのでしょう。

ベポの生い立ち

ゾウ出身のベポには、歳の離れた兄『ゼポ』がいます。ベポは兄であるゼポを探すためゾウを出たものの、間違えてトラファルガー・ローの出身地である北の海に行く船に乗ってしまい、スワロー島にたどり着きます。

そこで、当時悪ガキだったシャチとペンギンに会い、虐められてしまいます。その時、偶然通りがかったローに助けられ(実際はシャチとペンギンがローに因縁をつけてきたため、返り討ちにしただけ)、シャチ、ペンギンとともにベポはローを慕い、ついていくようになります。

そしてローを中心にベポ、シャチ、ペンギン、はハート海賊団を結成し、ベポはゾウに帰るべく航海術を学び始め、結果、航海士としてハート海賊団に定着しました。

航海士としての腕は確かで、海図を書くことはもちろん(ただし字は汚い)、ジンベエ付き添いの元、カームベルトを抜けることのできる腕前。

ベポの戦闘スタイル

主に体術を主体としたカンフーによる近接戦闘を得意とします。「アチョー！」という掛け声とともに繰り出す飛び蹴りや回し蹴りは強力。シャボンディ諸島編ではその体術を発揮し、敵を蹴散らしました。

また、ミンク族ということもあり、作中ではまだ描かれてはいないものの、『エレクトロ』という敵に強力な電流を流す技も持つ種族です。さらにミンク族は生まれながらの戦闘種族で、赤子ですら身を守る術を持つといわれるほど、実は強い種族なのです。

そしてミンク族の真骨頂といえるのが、満月を見ることにより『月の獅子(スーロン)』と呼ばれる姿に変身することです。これにより、一時的に身体能力が飛躍的に上がり、本能の奥に眠る野生の力が発揮されて強くなります。

しかし、その凶暴性は半ば暴走のようなもので、一晩で戦い疲れて死んでしまうという面もあり、訓練をして制御できるようにならなければなりません。ベポは今のところ月の獅子形態には変身していないので、今後のベポの戦いにも注目です。

ベポの声優

担当声優は高戸靖広さんで、高戸さんは人外キャラクターを多数演じているため、違和感なくベポの声優として定着しました。それも、ベポの人気の一端を担っているのでしょう。

ベポの名シーン・名セリフ

ベポはやっぱりミンク族

ハート海賊団が女ヶ島について会話しているシーン。女ヶ島は女性のみ入国を許される男子禁制の島。男性からすると、女性だらけの島とは楽園のように思われますが、実際には強い(戦い馴れた戦士)女性に即座に捕らえられ、死刑にされます。それを知った上でも男性にとっては興味深い島らしく、ハート海賊団の船員が「夢の女人国、のぞいてみてェなァ」「死ぬぞ、お前バカだな」と語尾にハートマークを付けて妄想を膨らませています。

しかし、ベポだけは「メスのクマいねェかな」と頬を赤らめて言います。明らかに一人違う妄想をしているベポを見る限り、やはりミンク族であり、人間の女性ではなく、メスの熊に興味があることが伺えます。またそこもベポが可愛いと言われる所以なのかもしれませんね。

ベポはローからの信頼厚い仲間

ベポは初登場時、トラファルガー・ローの大事にしている刀『鬼哭』を預けられていました。この時点でベポは他の仲間以上にかなりの信頼を得ていると思われます。

それが伺えるのが、ワノ国でのシーン。ベポ達が敵に捕らえられ、拷問されて秘密を暴露したのではないか、と疑われた時、ローは激怒し否定しました。結果、ローの信頼した通り、ベポ達は一切口を割らなかったのですが、ローは「おれの仲間達を疑った事を忘れるなよ」「信頼し合えねェ者同士が死線で背中を預けられるとは思わねェ！！」と発言します。

信頼し合えない者同士が死線で背中を預けられない、とはまさにワンピースの世界らしい言葉で、常に命がけの戦いを強いられてきたローにとって、いつ背中を刺されてもおかしくない状況下、その背中を預けられるのは信頼し合える仲間だということを述べていますよね。

もちろん、この言葉はベポだけに限った言葉ではありませんが、自身のハート海賊団の絆を示し、また、その絆の中でも最も信頼しているのがベポであることがこのシーンからは読み取れます。

ベポは皆から愛されるキャラクター

ベポはトラファルガー・ローからの信頼も厚く、ハート海賊団の皆からも愛され、さらに枠を超え、ワンピースのキャラクターとしても人気の高い存在です。

シロクマ、という実際には凶暴な動物でありながら、このワンピース世界ではミンク族として人間らしく、時折、クマとしての可愛い部分も垣間見えます。そんなベポは、今後もローの元で活躍することでしょう。