【BLEACH】愛川羅武の斬魄刀の能力や強さは？名言や名シーンも解説！

「BLEACH」に登場する愛川羅武。星形のアフロや髭が特徴的ですよね。出番はあまり多くはありませんでしたが、彼の事が好きだという方は意外と多いです。

今回はそんな愛川羅武について解説。能力や名言などについても詳しく解説していきます。

愛川羅武の基本情報

愛川羅武の特徴

羅武は仮面の軍勢（ヴァイザード）の一人です。平子達と共に一護が虚（ホロウ）化を身につける為の特訓に付き合いました。見た目はかなり特徴的で、四角いサングラスに星型のアフロヘア―というもの。

他の仮面の軍勢たちと同じように、元は護廷十三隊の死神をしていましたが、藍染の策略によって虚を身体に宿してしまいます。その為、尸魂界えお追放され現世で暮らす事を余儀なくされました。

空座町決戦篇では、ローズと共に第一破面（プリメーラ・エスパーダ）のスタークと戦闘。一時的にスタークを追い詰めた二人でしたが、戦闘の中盤で彼に吹き飛ばされてしまい戦線離脱。代わりに京楽がスタークと戦闘しました。

愛川羅武の性格

尸魂界を追放され、現世で生活している羅武でしたが、彼自身はかなり現世での生活を満喫している様子。特に漫画にハマっていて、作中ではBLEACHと同じジャンプ作品である北斗の拳の台詞「お前はもう、死んでいる」が好きだと明かしていました。

また、武士道的な精神も持っており、何事に対しても正々堂々としています。スタークとの闘いの際も、途中で乱入しスタークに不意打ちを決めた京楽に対して、少し不満を抱いていました。ただ自分自身は、ジェラルド・ヴァルキリーと戦った時に、彼に不意打ちを仕掛けるという一面も。

愛川羅武の能力

羅武の斬魄刀は「天狗丸（てんぐまる）」解号は「打ち砕け」です。開放と同時に斬魄刀の形状が巨大なトゲ棍棒に変化。さらに、この棍棒は炎をまとう事が出来ます。天狗丸はかなり頑丈で、スタークの虚閃（セロ）を耐え忍んでいました。本人の怪力も相まって、天狗丸の火力は相当なものだと考えられます。

卍解の有無は不明ですが元は隊長だった為、会得していると考えられています。仮面の軍勢の中で、卍解を披露していないのは羅武のみでした。

また、虚化もする事が出来ます。発動と同時に、鬼をイメージした仮面が顔に装着されます。作中では身体能力の向上は勿論、特に攻撃性が増しているような描写がみられました。

愛川羅武は結局どうなった？

仮面の軍勢のメンバー達は、藍染との戦いが終わった後は元いた尸魂界に戻りましたが、羅武だけは違いました。「ジャンプの無い世界に興味はない」そう言って羅武は現世に残り、浦原商店の店員として勤務しています。

BLEACH最終章、千年血戦篇にて瀞霊廷がピンチになった時は死神として、滅却師たちと戦いました。しかし、この戦いが終わった後は再び現世に滞在。かなり現世然り、現世の漫画にハマっている様子はうかがえました。

愛川羅武の声優

羅武の声優は稲田撤（いなだてつ）さんです。稲田撤さんは青二プロダクションに所属しています。BLEACHでは羅武の他にも、狛村左陣の役も担当しています。

代表作は「ジョジョの奇妙な冒険」のタルカス役、「僕のヒーローアカデミア」のエンデヴァー役、「鋼の錬金術師FA」のロア役などがあります。また、特撮番組での声優も多く担当。仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズでは多くの役を担当しています。

愛川羅武の名シーン・名台詞

「3分しか持たねえんだよ。ヒーローだからな」

空座町決戦篇にて、羅武は仲間のローズと共に破面であるスタークと戦闘します。戦いの途中で虚化が解け、スタークに「いいのかい。仮面取っちまって」という問われた際に返した言葉です。

ヒーローと言うワードを選ぶところから、彼が本当に漫画などの文化にハマっている事が分かりますね。虚化が解けても負けないという余裕も現れていて、とてもかっこ良い台詞です。しかし、この台詞の後、羅武とローズは吹き飛ばされてしまいます。一見情けないいように見えますが、そこが良いという読者も少なくはないです。このシーンを見て、羅武のファンになったという方も多いと思います。

一護の特訓シーン

これは、羅武に限らず仮面の軍勢全員の名シーンとも言えます。一護が自身の中の虚をうまく扱う特訓をする際中、体を虚に飲まれ暴走しそうになってしまいます。そこに羅武たちがとびかかり、動きを止めます。このシーンのコマは、仮面の軍勢が登場するコマの中でかなりかっこいい部類のものだと言われています。

愛川羅武は漫画を愛する渋い死神！

出番が少ないながらも、人気の高い羅武。隊長レベルの力を持っているのにも関わらず、漫画の為に現世に残たっというのは衝撃的でした。仮面の軍勢と共に戦うシーンはかっこいいシーンが多くとても魅力的なので、注目して見てみると面白いかもしれませんね。