【BLEACH】リジェ・バロは強すぎ!チート能力や鳥の姿、名言、声優も解説!

BLEACH最終章、千年血戦編に登場する滅却師で、ユーハバッハ親衛隊の一人であるリジェ・バロ。高い戦闘能力を持つ見えざる帝国の滅却師たちの中でも、高い実力を持つ彼は一体どういった人物なのでしょうか?

その人物像や能力、来歴、名台詞や名シーンまでご紹介していこうと思います。

リジェ・バロの基本情報

リジェ・バロの特徴

リジェ・バロは星十字騎士団に所属する黒人の滅却師です。もこもこの帽子と、ノースリーブの軍服のような服を着ています。また、左目にXを丸で囲んだような傷跡が特徴的です。武器は「ディアグラム」と名付けられたライフル型の霊子へ兵装を使用します。

一人称は「ボク」

星十字騎士団の中でも高い能力を持つユーハバッハ親衛隊に所属しています。

リジェ・バロの性格

「ユーハバッハの最高傑作」である事を自負しており、傲岸不遜で自信過剰な性格をしています。また、自身の力に絶対的な自信を持っており、「神の使い」を自称しています。物語が進むにつれて口数が多くなり、自信過剰な性格やそれゆえの油断が目立つ言動が増えていきます。

リジェ・バロの聖文字と能力

リジェ・バロの聖文字は「X」能力は「万物貫通(The X-axis ジ・イクサクシス)」

彼の武器である「ディアグラム」の車線上にある全てのモノを等しく貫通する能力です。ディアグラムの銃口の先にある物体を等しく貫通させる能力であるため、射程内にいる限りはどんな防御壁や斬魄刀でもリジェ・バロの攻撃は防げません。

また、自身の身体にも能力を適用できます。その場合、リジェ・バロの身体が全てのモノを貫通させる状態になるため、相手の攻撃が全てすり抜けてしまいます。

この能力には「両目を開いている間だけ発動できるが、戦闘で危機に陥った瞬間にしか発動できない。しかし、３回能力を使うと常に開眼状態で戦うことができる」という制約があります。

ちなみに、彼の武器である「ディアグラム」は自身の霊子で構成している「弓」です。そのため、破壊されてもすぐに再構築できます。

リジェ・バロの滅却師完聖体

リジェ・バロの完聖体の名前は「神の裁き(ジリエル)」

三度目の開眼と共に発動します。リジェ・バロの姿、は頭上に光輪(ハイリゲンシャイン)を頂き、凹凸のない石造のような体に穴の開いた四対の羽背負った異形の天使に変化します。

この姿になったリジェ・バロはあらゆる攻撃を一切受け付けません。また、翼の穴から放たれる「万物貫通」の能力を持つ光線で相手を攻撃します。防御不可の攻撃と絶対防御に加え、光と共に瞬間移動も可能であり機動性も兼ね備えたこの形態はまさにチート能力と言えます。

技「裁きの光明」

振りかざした腕から「万物貫通」の光を広範囲に放ち、周囲を消し飛ばします。

技「神の喇叭(トロンペーテ)」

ラッパのような霊子を頭上に構成し、リジェ・バロがラッパを吹くような動作をすると発動します。音を鳴らしながらリジェ・バロの射線上にある全てのモノを消滅させます。

リジェ・バロの変化

後述する享楽春水と戦闘で、享楽の卍解をの能力を受け頸を断ち切られ水底に沈みました。しかし、死の淵から異形の姿に変化し復活。享楽に深手を負わせました。その後、享楽の副官である伊勢七緒の加勢に入ります。彼女の斬魄刀の能力により、リジェ・バロは自身の大技「神の喇叭(トロンペーテ)」を跳ね返され敗北、体が四散しました。

しかし、地上に落下したエネルギーから複数の鳥のような姿に変化し復活しました。

リジェ・バロの人間関係

ユーハバッハ親衛隊

様々な能力を持つ４人の中で、自他共に認めるリーダーです。しかし、親衛隊の一人であるジェラルドに「馬鹿者!」と叱られている様子もあり、あまり威厳は無いようです。

ユーハバッハ

リジェ・バロはユーハバッハから最初に聖文字を与えられた滅却師です。それ故に、自身を「ユーハバッハの最高傑作」と自負し絶対的な自信を持っています。

リジェ・バロの声優

担当声優はアクセルワンに所属されている日野聡さん。リジェ・バロはアニメ見登場ですが、ゲームにボイスありで登場しています。

同じ声優さんが演じているキャラクターとしては、銀魂に登場する神威、ナルトに登場するサイ、遊戯王ZEXAL美登場するベクター、鬼滅の刃に登場する煉獄杏寿郎などがいます。

名シーン・名セリフ

続いてリジェ・バロの名シーン・名台詞についてご紹介していこうと思います。

名場面  VS零番隊

ユーハバッハが他の親衛隊と共に霊王宮に召喚し、登場しました。初めは零番隊の一人である修多羅千手丸の脳天を打ち抜き、霊王宮を守る零番隊の離れ小島を全て撃ち落とす活躍を見せます。しかし、それは千手丸の作り出した幻影でした。その後、曳舟桐生が作り出した大木の檻に閉じ込められ、二枚屋王悦に瞬時に懐をはいられ腕を切り落とされて敗北しました。

しかし、ユーハバッハの聖別で他の親衛隊と共に復活します。

本人曰く「出すヒマがなかった」という万物貫通の能力で、王悦の体に穴をあけ、零番隊を一掃し勝利しました。

名場面 VS享楽春水

ユーハバッハが真世界城を建設させた後、他の親衛隊と共に死神たちを迎撃しました。そこに享楽春水が現れ交戦します。

春水の斬魄刀の能力に翻弄されますが、左目が三度目の開眼をしたことにより滅却師完聖体になます。万物貫通と絶対防御の能力を駆使し享楽を追い詰めますが、享楽が卍解を発動させ形勢が逆転します。享楽の卍解による攻撃には万物貫通が通じず、最期は首を断ち切られ水底に沈みました。

名場面VS享楽春水、伊勢七緒

享楽の卍解を受けて敗北したに見えたリジェ・バロ。しかし、異形の姿となり復活し再び享楽を追い詰めます。そこに、享楽の副官の伊勢七緒が加勢しました。享楽は彼女に「神剣・八鏡剣」を渡します。この剣には「神」の力を跳ね返す力があり、油断していたリジェ・バロは七緒に切られダメージを受けます。激昂したリジェ・バロは大技「神の喇叭」を使いますが、この技も八鏡剣によりリジェ・バロに跳ね返され彼の身体は爆発四散しました。

い　いいいいいいいいいい　いいいい　いたいたいた　痛みがひどい

四散したリジェ・バロの身体は、その身体の破片一つ一つが鳥に似た異形な姿に変化しまた復活します。しかし、光輪(ハイリゲンシャイン)や神の力を失ってしまいます。地に落とされたことに対し「僕が罪深いみたいじゃないか」と憤り、その屈辱を晴らさんと無数の鳥が尸魂界に攻撃を仕掛けようとします。しかし、そこに涅マユリの手により復活した吉良イズルが現れ戦闘になりました。

「チョコラテ・イングレス」

享楽の斬魄刀の能力である「遊び」の一つ、「だるまさんがころんだ」のルールを聞いた後の台詞です。「チョコラテ・イングレス」とはスペインにおける「だるまさんがころんだ」の名称と掛け声のようです。

何度倒しても復活するチート天使、リジェ・バロ

突き抜けた能力や異形の姿を持つ者が多いユーハバッハ親衛隊の中でも、ずば抜けたしぶとさとチート能力、そして多くの変化を見せたリジェ・バロ。人間体の姿も軍人のような渋いかっこよさがありますが、異形の姿になる完聖体も不気味な魅力があります。さらに、神の使いを自称しながらも敗北するにつれて傲慢でどこか人間臭い言動を見せるのも、彼のキャラクター性を感じる上で欠かせません。

そんなチート能力と不気味な魅力、そして人間臭さを併せ持つリジェ・バロに魅かれる人は多いのではないでしょうか?