「名探偵コナン」に53巻から登場する愛らしさを感じる東尾マリアについて、ネット上では様々な意見が書かれています。その内容から改めてどのような人物だと考えられるでしょうか。情報は更新され、様々な説も今の段階でどこまで信憑性があるのかを検証します。そして東尾マリアの初登場からわかる範囲で、彼女の特徴や性格などについて紹介していきたいと思います。
東尾マリアの基本情報
名前 | 東尾マリア(ひがしお まりあ) |
年齢/誕生日 | 6歳から7歳 |
身長/体重 | 不明 |
容姿 | 金髪ツインテールに丸メガネ |
性格 | おとなしい |
家族構成 | 両親とマリア |
声優 | 白鳥由里(しらとり ゆり) |
初登場 | 53巻 |
その他 | クラスは1年B組 |
東尾マリアの特徴
初登場は原作53巻のFILE.5「怪人二十面相」で、最近1年B組に関西から転校してきた女の子と紹介されています。物語冒頭からも分かるように、最初はクラスに馴染めていなかったところがあ理ましたが、小林先生の出した問題をクラスみんなで解くことによって、クラスに馴染めるようになっています。
外見の特徴は金髪でツインテール、丸メガネ。身長は歩美ちゃんと同じくらいとわかります。関西弁を言うところから、大阪府辺りから転校してきたのではないかと推測されます。ここには他に裏付けがあって、『ゼロの日常』3巻からパン作りの際に、マリアはお好み焼きに見えるようなものを作っています。
性格は控えめでおとなしい。今回の事件を通じて、同じく入学後から10月まで休んでいた坂本たくまとも仲良くなり、友達になったのではないかと考えられます。それは「ゼロの日常」3巻からも分かります。
東尾マリアの趣味
すごろく好きと思われます。原作53巻内で、小林先生が残した紙の裏にある絵からサイコロが関係あると言ったときに、「ウチ、スゴロクむっちゃ好きやもん」と言っているので間違いないと考察できます(53巻より)。また安室透にスポットを置いた『ゼロの日常』3巻より、クラスメイトの坂本たくまが、マリアに対してスゴロク好きであることを確認していることからもクラスメート内にはスゴロク好きが周知されているのが分かると言えます。
マンガ好き。95巻で、東尾マリアの祖母の家に訪れた際に、マリアの好きな漫画が床に置いてあるのを見て、歩美ちゃんの発言から漫画好きと分かる。ただ好きな漫画の名前やジャンルは不明。
東尾マリアの家族構成
判明している範囲で、両親は共働き、祖父母は亡くなっている。(95巻より)
東尾マリアの黒幕説
そもそもこの黒幕説が浮上したのは、作者である青山剛晶先生のこの発言からである。それが2006年1月13日の朝日新聞夕刊のインタビューで、「実は、ボスの名前はすでに原作のどこかに出ている。捜してみて下さい」である。この時の連載やコミックから、53巻までに登場しているとして、読者が考察し始めたのである。ネット上にも誰が「あの方」なのか様々な意見が出てきている。ただ95巻では「あの方」について言及され、烏丸蓮耶が組織のボスということが分かってしまったので、東尾マリアの黒幕説は否定されたと言えるのではないか。
東尾マリアの登場回
漫画本
『名探偵コナン』53巻FILE.5「怪人二百面相」・FILE.6「1年B組大作戦」、91巻FILE.7「スキュタレー暗号」、95巻FILE.3「じっとしてなさい!」・FILE4「焦ってんだよ」・FILE.5「ホラ(ハート)」
『名探偵コナン・ゼロの日常(ティータイム)』3巻TIME.1「サバイバル教室」、4巻TIME.10「パン教室」
アニメ
460話「1年B組大作戦!」、941話「マリアちゃんをさがせ!前編」・942話「マリアちゃんをさがせ!後編」
東尾マリアの声優
東尾マリアの声優は白鳥由里さんです。事務所は81プロデュース所属で、神奈川県出身です。
主な代表作として「地獄先生ぬ~べ~」のゆきめや、「るろうに剣心」の三条燕、「GTO」の浅倉恵などがあります。
なんと白鳥由里さんは、名探偵コナン作品の中で他の役でも声優として関わっていたのです。それが、深津はるみと久瀬未紘である。深津はるみの登場回が379話の「秘湯雪闇振袖事件(前編)」。久瀬未紘の登場回が575話の「黒きドレスのアリバイ(前編)」。
東尾マリアの名シーン・名セリフ
やはり初登場回での「ウチ、スゴロクむっちゃ好きやもん(ハート)」が印象的である。そこに至るまで、口数も少なく、関西弁も出ていなかったが、ここで彼女が関西から来たことを印象付けることができたのではないかと考えられる。
東尾マリアのまとめ
登場回数は少ないですが、これからも少年探偵団が関わる事件や、小学校を舞台にした話の中ではまだまだ登場する可能性は高いと考えられます。台詞なしで絵だけの登場や、また事件の中心人物として登場する可能性もあります。さらに「ゼロの日常」など本編より離れたところに登場して、読者を楽しませてくれる可能性は考えられます。これからも彼女の登場を楽しみにしていたいと思います。