警視庁刑事部捜査二課知能犯捜査系の警部である、中森銀三(なかもりぎんぞう)。通称中森警部。
「名探偵コナン」だけでなく「まじっく快斗」にも度々登場しており、最近では怪盗キッドが出演する劇場版に必ずと言っていいほど登場するようになりました。
作中では怪盗キッドの逮捕に燃えていますが、いつも怪盗キッドの手の平で踊らされてしまい、未だに逮捕は出来ていません。
見た目からも分かるように少し気が強く、乱暴な性格をしています。
一番分かりやすいのは、怪盗キッドが化けていないか確かめるために疑わしい者には容赦なく頬を抓るという場面です。
そういったことから周りの人から反感を買うことも少なくはありません。
しかし、そんな中森警部にも実は娘がいます。
それは「まじっく快斗」のヒロインである中森青子です。
家では父の顔を見せる中森警部。今回は厳しくも裏には優しさがある、敏腕刑事の中森銀三について紹介します。
中森銀三の基本情報
中森銀三がどういう人物なのか、見た目や性格から紹介していきます。
性別 | 男 |
年齢 | 41歳 |
見た目 | 毛利小五郎に似た見た目 |
職業・所属 | 警視庁刑事部捜査二課知能犯捜査系警部 |
家族構成 | 娘:中森青子 |
声優 | 石塚運昇(2018年まで)、石井康嗣(2019年以降) |
見た目や性格
中森警部は毛利小五郎によく似た見た目をしています。
中には中森警部なのか、毛利小五郎なのか分からなくなってしまう人もいるかと思われますが、よく見ると毛利小五郎とは少し違う部分がいくつかあります。
一番分かりやすい特徴は髭です。
毛利小五郎の場合、鼻の下の髭は真ん中で少し切れていて二つに分かれていますが、中森警部の場合はそうではありません。
よく見てみると中森警部は一直線につながっているのです。
性格は正義感がとても強い反面、少々荒い性格でもあります。
荒い性格だということが良く分かる場面は怪盗キッドの変装を見破ろうとした時に、疑わしい者には容赦なく頬を抓り怪盗キッドかどうか確認するというところです。
その行動から周りの人間に少し引かれてしまったり、反感を買ってしまったりということがよくあります。
しかし、荒い性格ではありますが、とても優秀な頭脳を持っているため怪盗キッドの謎の解明に貢献したりと警察仲間に信頼されているところもあります。
職業・所属
中森警部の職業は警視庁刑事部捜査二課知能犯捜査系に配属する警察官です。
階級は警部になります。
いつも怪盗キッドのことを逮捕できず怪盗キッドに遊ばれてしまいますが、部下に的確に指示をしたり怪盗キッドに恐れることなく真っ向から対峙する姿より部下からは厚い信頼を得ている。
また、同じ警部である目暮十三とは仲が悪く、中森警部は目暮警部を「目暮のタヌキ」とタヌキ呼ばわりしています。
家族構成
そんな中森警部の家族構成ですが、娘がいることは確認されています。
それが「まじっく快斗」のヒロインである中森青子です。
中森青子はとても明るく元気な女の子で、怪盗キッドである黒羽快斗の幼馴染でもあります。
声優
中森警部の声優は初期~2018年までは石塚運昇さん、2019年以降は石井康嗣さんとなっています。
石塚運昇さんは「ポケットモンスター」のオーキド博士で有名な声優さんです。
石井康嗣さんは「HUNTER×HUNTER」のシルバ=ゾルディックで有名な声優さんです。
中森銀三の名シーン・名台詞
中森銀三の名シーンはどのようなものがあるのでしょうか。紹介していきます。
怪盗キッドを信じる中森警部
『怪盗キッドと四名画』で、怪盗キッドに殺人容疑がかけられたときの中森警部の名言です。
何度も怪盗キッド逮捕の為に彼を追ってきた人間だからこその発言です。「宝石の盗みはしても命は盗まない」と怪盗キッドを信頼しているようにも感じます。
怪盗キッドの逮捕が第一
劇場版「世紀末の魔術師」で怪盗キッドの逮捕に燃える中森警部です。
大事なエッグを守るよりも怪盗キッドを逮捕することしか頭にないといった様子です。中森警部自身も「エッグは二の次だ!!」と言ってしまっています。
中森銀三のまとめ
中森銀三はお宝を守ることよりも怪盗キッドの逮捕に人一倍燃えている警部です。しかし、怪盗キッドが殺人の容疑がかけられたときは誰よりも怪盗キッドを信じたりと、自分の信念を持ち、それに向かって突き進んでいくという人物です。
怪盗キッドとのやり取りはこれからも増えていくことでしょう。
それに比例するように中森銀三の見どころも増えていくはずなのでとても楽しみですね。これからも注目していきましょう。