警視庁捜査一課の警部で放火事件などを主に担当する火災犯捜査第1系に所属しているある弓長警部(ゆみながけいぶ)。
そんな弓長警部は実は毛利小五郎からは「火事オヤジ」とも言われています。
刑事の中でも何度か作中に登場する弓長警部は四角い顔と目の周りの皺、そして顎に生えている髭が特徴です。
弓長警部はとても正義感の強い警部で、必ず自分の信念に基づいて捜査をします。しかし、自分の信念が強いせいか自然発生した火災でも「放火なのではないか」と疑ってかかるため度々消防から注意を受けることもあります。
今回は正義感が強く、自分の信念を貫き通す刑事、弓長警部について紹介します。
弓長警部の基本情報
弓長警部とはどのような人物なのでしょうか?見た目や性格などの観点から紹介していきたいと思います。
性別 | 男 |
年齢 | 不明 |
所属・職業 | 警視庁捜査一課火災犯捜査第1系の警部 |
見た目 | 四角い顔に目の周りの皺、そして顎の髭が特徴 |
性格 | とても正義感が強く、自分の信念を貫き通す性格 |
家族構成 | 不明 |
声優 | 徳弘夏生 |
見た目・性格
弓長警部は四角い顔に目の周りの皺、そして顎に髭が特徴です。一見、松本清長警視正に似ているような気もしますが、松本警視正は四角い顔に左目の傷、そして鼻の下の髭が特徴なので注意です。
弓長警部はとても正義感の強い人で、犯人が99パーセント容疑者だったとしても残りの1パーセントの真実を追い求め、捜査するという自分の信念を貫き通す性格でもあります。
しかし、その性格が裏目に出てしまうことがよくあり、自然発生した火災でも「放火なのではないか」と疑ってかかり現場を荒らしてしまうことがあるため、消防から注意されてしまうこともあります。
- そんな弓長警部ですが刑事ということもあり、実力があるのも事実で、作中では江戸川コナンの助言を受けながらも東京都内で起た放火殺人事件を解決に導いています。
家族構成
弓長警部の家族構成は作中では明らかになっておりません。
また、弓長警部の下の名前も明らかにはなっておらず、弓長警部の本名もまだ作中では明らかにはなっていないのです。
所属・職業
弓長警部は警視庁捜査一課の警部で放火事件などを主に担当する火災犯捜査第1系に所属しています。
実は弓長警部と毛利小五郎は上司部下の関係にありました。毛利小五郎も探偵を始める前まではこの警視庁捜査一課の火災犯捜査第1系に所属していました。
前でも既述したように弓長警部は自分の信念を貫き通す性格であるため、消防から注意を受けることもありました。元部下であった毛利小五郎も「火事だと分かるや否や放火だと決めつけ現場の遺留品を踏み荒らしていた」と話しているため昔からその性格が変わっていないことが分かります。
声優
弓長警部の声優は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード」に登場する堂ヶ島少佐でも有名な徳弘夏生さんです。
弓長警部の名シーン・名台詞
弓長警部の名シーン・名台詞はどのようなものがあるのでしょうか。ご紹介します。
火災事件には強い思い入れが…?
このシーンは弓長警部がある事件についてコナン達に話しているシーンです。
父親を火事で亡くした容疑者に公園で事情聴取をし、弓長警部が立ち去った後に必死で草むらを漁る容疑者の行動に不信感を覚えた弓長警部。しかし、実は容疑者が探していたのは弓長警部が吸っていた煙草の吸殻だったのです。それを知った弓長警部は容疑者に心を打たれます。その容疑者が別の事件で放火の容疑を掛けられた際、その行動を知っていた弓長警部はただ一人、「あいつが放火をするはずがない」と信じていたのです。
このシーンから弓長警部の放火事件に対する強い思いが垣間見えると思います。
リセットなんかさせやしねぇぞ…
弓長警部は正義感が強い人ですが、それを表す名台詞があります。
それは
リセットなんかさせやしねぇぞ…お前さんの人生ゲームはまだまだ終わっちゃいねぇ…たっぷりと償わせてやるから覚悟しとけ!
という台詞です。火事で殺害されてしまった被害者を思い、容疑者に向かって声を震わせながらこの言葉を吐きました。
この言葉から弓長警部はやはり正義感の強い人だということが分かりますね。
また、正義感が強いだけでなく、簡単に人を殺害し簡単に命を終わらせてしまった容疑者が簡単に罪を償おうとするその姿に激怒し説教をする姿から人情のある人だということも分かりますね。
弓長警部のまとめ
弓長警部は自分の信念を貫き通す性格から事件現場に深く入り込み過ぎて事件現場を踏み荒らしてしまうこともあり、周りの人から厄介者扱いをされることもあります。しかし、とても正義感の強い人であるからこそ出来る行動でもあると思います。
99パーセントの真実よりも1パーセントの真実に重きを置く弓長警部。その信念は誰にでもマネできるものではありません。
現に、部下であった毛利小五郎も弓長警部の捜査に対して悪態を吐きながらも信頼をしている様に見えました。
まだまだこれからも作中で弓長警部の活躍する姿を見る機会があるかもしれません。
正義感が強く自分の信念を貫き通す火事オヤジの弓長警部にこれからも注目していきましょう。