【ハウルの動く城】ハウルのプロフィール、名シーン・名台詞まとめ!

ジブリ作品「ハウルの動く城」に登場する魔法使いのハウルはとても不思議な存在で、プロフィールについて詳しく知らない方もいるのはでないでしょうか。

今回はそんなハウルの性格や特徴、カルシファーとの関係など様々な観点からハウルを見ていきたいと思います。

ハウルの基本情報

【ハウルの動く城】ハウルのプロフィール、名シーン・名台詞まとめ!

(C)スタジオジブリ

ハウルの性格

美しくなければ意味がない、生きていても仕方がないと思っています。髪の色が変わってしまった時には闇の精霊を呼び出してしまい、マルクル曰く以前にも女の子に振られて呼んだことがあったようです。このように美意識がとても高い様で、帰ってきた際にはカルシファーに熱いお湯を入れるようにと、言ってお風呂に入っています。

また、見栄っ張りなようでペンドラゴンやジェンキンスといった偽名を使い分けています。それを活用して嫌なことから逃げる臆病な性格でもあります。荒地の魔女のことも恐ろしく感じているので、ハウルの部屋には大量のまじないのグッズが揃っています。

ハウルの行動

急にやってきたソフィーが、ハウルの言うことしか聞かないカルシファーを従わせたり、掃除婦として働くことに対してそこまで気にしてないようですが、城の大掃除でカルシファーの周りの灰を掻き出すのに躍起になってカルシファーに薪を与えないでいると、いじめないようにと忠告します。

これは契約で、カルシファーが死んでしまうとハウルも死んでしまうと分かっているからです。

ハウルとカルシファーの契約

ハウルはまだ少年だった頃に、星の様な光の様な存在だったカルシファーと契約を結びました。その方法は、カルシファーをハウルが飲み込んで心臓を与える代わりに、カルシファーを使役するものでした。

サリマンは、ハウルが悪魔と長年取引をすることは悪魔に身も心も食い尽くされてしまった荒地の魔女になってしまう、と考えていました。カルシファーの方はサリマンとは別で、ソフィーに契約を解除してもらおうとしていました。それはカルシファーは城から出ることもできずにハウルの命令に従って城を動かしたり、火を使ったりというありきたりな日々ばかりだったからです。

そんなカルシファーは、火の悪魔であるにも関わらずソフィーによって水をかけられても死にませんでした。そして、そのカルシファーを祈りと共にソフィーがハウルの胸に押し当てるとカルシファーの契約は解けてしまいました。映画ではその理由は分かりませんが、原作ではソフィーに不思議な力があることを言及されているようです。

ハウルの声優

ハウルの声優は一時期話題となったので知ってる方も多いと思いますが、国民的アイドルグループであったSMAPのキムタクこと、木村拓哉さんになります。SMAPとして数々のミリオンヒット曲を歌い、ツアーコンサートや音楽番組に出演しました。同時に、俳優としてもドラマや映画に多く出演し、木村拓哉が出れば視聴率がとれると言われたこともありました。

代表作は「HERO」シリーズや「あすなろ白書」、「華麗なる一族」「南極大陸」などがあります。受賞歴には、1995年エランドール新人賞、2007年に第20回日刊スポーツ映画大賞主演男優賞などがあります。また、第11回から15回までベストジーニスト賞をとり、殿堂入りを遂げています。

声優としては、「花より団子」のドラマCD版や「クレヨンしんちゃん」では本人役で登場しています。ハウル役に関しては、なんて木村さんご自身から出演を希望したというエピソードがあります。

ハウルの名台詞・名シーン

【ハウルの動く城】ハウルのプロフィール、名シーン・名台詞まとめ!

(C)スタジオジブリ

ソフィーが町で2人組の兵士に声をかけられて困っている時に、ハウルが助けてくれて魔法で空を歩くシーンです。実はハウルの方も荒地の魔女に追われていたので、ソフィーを連れることで誤魔化そうとしていました。

ワルツの音楽と共に、眼下には大勢の人がいる中で建物よりも高い場所を優雅に歩く姿はとてもロマンチックですね。また、ハウルの紳士的な姿を観られるこのシーンは、特に女性では好きな方が多いのではないでしょうか。

「ようやく守らなければならない者が出来たんだ……君だ」

【ハウルの動く城】ハウルのプロフィール、名シーン・名台詞まとめ!

(C)スタジオジブリ

「ハウルの動く城」の中でも屈指の名シーンと言えるのではないでしょうか。戦争の真っ只中に行かなくてもいいはずのハウルが行って傷づきながらも、1度家に帰ってきます。

しかし、ソフィーは体を傷めるハウルに対して、カルシファーが家を守ってくれるから戦わずに逃げようと言いますが、ハウルは違いました。大切な存在であるソフィーの為に戦うと言い放ちます。これはソフィーへのプロポーズともとれる名台詞でした。

優秀な魔法使いハウル

【ハウルの動く城】ハウルのプロフィール、名シーン・名台詞まとめ!

(C)スタジオジブリ

自身が臆病者であると認識していて、荒地の魔女やサリマンから逃げ回っていたハウルは大きく成長しました。ハウルにとってかけがえのないソフィーによって、逃げることをやめて困難にも懸命に立ち向かっていける様になりました。

木村拓哉さんの声と共に、変化していくハウルをじっくり映像で観たい方は、「ハウルの動く城」を観てみたら良いと思います。