【ハウルの動く城】マルクルの変装がかわいい!ハウルの弟子ってどういう関係なの?

ハウルの動く城」に登場するまじないを使える少年のマルクルは、とても不思議な部分の多い子ですね。

今回はそんなマルクルとハウルの関係性や性格など、マルクルについて具体的に紹介していきたいと思います。

マルクルの基本情報

【ハウルの動く城】マルクルの変装がかわいい!ハウルの弟子ってどういう関係なの?

(C)スタジオジブリ

マルクルの性格

最初は急に現れたソフィーに対して疑問を持ち、女の子にでたらめを行ったり部屋をうろちょろしたりするソフィーに怒りそうになっていました。しかし、カルシファーに言うことを聞かせたソフィーを見た時には関心するという素直さを見せました。

次第に城の家事を担当してくれるソフィーに親しんでいき、後に結果的にソフィーが連れてきたと言えるカカシのカブ荒地の魔女や犬のヒンに対して疑問も持たずに受け入れるという対応力の高さを見せます。また、荒地の魔女には本当のおばあちゃんかの様に、気にかける場面もあり優しいです。

マルクルの行動

カルシファーはハウルがいないと火を使わせてくれないので、今まで自分では料理は出来なかったようで、しっかりした朝食は久しぶりだと言いました。その朝食を食べる際にはおかしなフォークの持ち方をしていて、皿に齧り付くようにして食べるなど、その食べ方はとても汚いです。

自分の部屋が掃除されてしまうという時には大慌てで自分の部屋に向かうという子供らしい場面もありました。食べ物に関しても幼さを感じる部分があり、イモと魚が嫌いであると主張しています。

マルクルの特徴

マルクルに関しては映画では、何故ハウルの弟子になったのか、ハウルにどのようなことを教わったのかということが一切不明ですが、恐らくマルクルの使うまじないなどはハウルに教わったと思われます。また、マルクルはまだあまり大きくないのにも関わらず、両親の存在すらも仄めかされません。

実は原作ではマルクルという名前ではなく、名前もマイケルで年齢も15歳と、設定が大きく異なります。また、マイケルにはソフィーの妹の彼氏でありました。ハウルの弟子となった理由や両親が不在の理由も明かされており、マイケルの母は病死して父は行方不明になってしまったことで、結果的にハウルの弟子となったようです。映画でも恐らく同じ様な理由があるのではないでしょうか。

マルクルの仕事

マルクルは師匠であるハウルに代わって、来客の対応やまくと船に良い風の吹くまじないの薬の調合などを行います。また、ハウルの城の不思議な扉で面した2つの場所である港町とキングスベリーでは、前者はジェンキンズの弟子で後者はペンドラゴンの留守を預かる者として同じおじいさんの変装をした格好で応接しています。マルクル曰く、これは変装ではなく魔法だそうです。

一方で、恐らくマルクルの担当でしたが家事はあまり得意ではないようです。ソフィーがやってきた最初の朝食には、比較的に綺麗なスプーンとフォークは合わせて3つしかありませんでした。また、城全体が非常に汚く、カルシファーの周りは灰だらけで机には物だらけで管理が行き届いていませんでした。

マルクルの声優

マルクルの声を担当したのは、神木隆之介さんです。今はすっかり声変わりしてしまいましたが、マルクルの時はまだ小さかった様で幼い声です。幼少期から様々な映画やドラマに出演しており、映画初主演を果たした「妖怪大戦争」では、日本アカデミー賞にて第29回新人俳優賞を受賞しました。声優としても2017年に第11回声優アワードにて「君の名は」が評価され、主演男優賞を受賞しました。

代表作は、俳優としてはドラマ「探偵学園Q」の主人公キュウや映画「桐島、部活やめるってよ」、声優としては「サマーウォーズ」の主人公の小磯賢治などがあります。

ジブリ作品では、マルクル以外には「千と千尋の神隠し」の、「借りぐらしのアリエッティ」のを演じてます。

マルクルの名台詞・名シーン

「ソフィー、ハウルさんなら心配いらないよ。前も何日もいなかったことあるから」

新しい家になってハウルがソフィーの為に作った庭でサリマンの下っ端に遭遇してしまった後にハウルはしばらく家に帰って来ませんでした。

ハウルを心配しているソフィーを気遣って声をかけた、優しく思いやりのあるマルクルの言葉でした。

「ソフィー行かないで!僕、ソフィーが好きだ、ここにいて!」

【ハウルの動く城】マルクルの変装がかわいい!ハウルの弟子ってどういう関係なの?

(C)スタジオジブリ

戦争によって疎開して空いたと思われるソフィーのいた帽子屋に新しくハウルが部屋が作ると、そこにソフィーのお母さんが訪れます。お母さんと一緒に行きたいのではないかと思ったマルクルがソフィーに言った台詞です。

初めは荒地から来た謎のおばあちゃんであるソフィーを疎ましく思っていましたが、いつ間にか城の家事全般をやってもらっていて家族も同然になっていました。マルクルはまだ幼いので、もしかしたらソフィーをお母さんの様に思っていたのかもしれませんね。

魔法使いの弟子、マルクル

【ハウルの動く城】マルクルの変装がかわいい!ハウルの弟子ってどういう関係なの?

(C)スタジオジブリ

マルクルは魔法使いハウルの弟子としてまじないなどを使いながらも、年齢に相応する子供らしい言動や行動の多い少年でした。

それでも優しいところがあり、いつの間にか居着いたソフィーを家族として城に迎え入れるまでになりました。