【千と千尋の神隠し】坊(ぼう)のモデルや声優は?名セリフも紹介!

スタジオジブリといえば「千と千尋の神隠し」が真っ先に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

邦画の中でも歴代興行収入が1位という記録は未だ破られておらず、日本だけではなく世界でも愛される作品の1つです。

この記事では、千と千尋の神隠しに登場する湯婆婆に息子の坊(ぼう)のモデルや名シーンについて解説していきます。

赤ん坊の姿もネズミの姿も愛らしい坊について振り返っていきましょう。

坊(ぼう)の基本情報

坊の基本情報についてまとめていきます。

【千と千尋の神隠し】坊(ぼう)のモデルや声優は?名セリフも紹介!

(C)スタジオジブリ

坊のそれぞれの項目について解説していきます。

坊の見た目や性格

坊の見た目は赤ん坊という割に180㎝という大きな体をしており、言葉もはっきりと話せてちゃんと自分の足で歩くこともできます。髪の毛は生えておらず、「坊」と抱えた赤い前掛けをしているのが特徴的です。

特にお菓子が大好きで、ご飯よりもお菓子をたくさん食べているため肥満体型です。

性格は湯婆婆に甘やかされて育てられているため、わがまま。自分の思い通りにならないと泣き喚いて部屋の一部を壊してしまうほどの凶暴です。

年齢についても赤ん坊であるため0歳から2歳の間であるとは思いますが、ここまで大きく成長したとなるともっと年齢は上の可能性があります。

坊の正体

坊はなにかの動物が湯婆婆によって姿を変えられたというわけではありません。湯婆婆に育てられている赤ん坊です。

しかし、母親である湯婆婆のことを「ばぁば」と呼んでいたり、父親に関しては何の情報もないことから、今でも多くの謎があるキャラクターです。

もしかしたら、坊が赤ん坊の姿のままでいるのは湯婆婆に魔法をかけられているからなのかもしれません。

坊と銭婆(ぜにーば)の関係

坊と銭婆の関係は伯母と甥という関係になります。

銭婆も湯婆婆の息子が坊だと知ってはいるようですが、湯婆婆がかなりの過保護であることまでは知らないのか「あんたはちょっと太り過ぎだね」といってネズミの姿に変えます。

初めて銭婆と対面したときは「ばぁば?」と銭婆と湯婆婆の見分けが付かない様子でしたが、千尋とともに銭婆に会いにいったとき、銭婆のお手伝いをしたり別れ際に鼻へキスをしている場面からは銭婆との関係が悪くないことがうかがえます。

坊の声優

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(C)スタジオジブリ

坊の声優を担当したのは、神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんです。

子役時代から芸能界で活躍している人物であり、「ハウルの動く城」や「借りぐらしのアリエッティ」などジブリ作品の声優として多くの作品に出演していることでも有名ですが、坊がジブリ作品初参加で、声優としても初めての仕事となりました。

神木さんが坊の声優を担当したのが8歳のときで声変わり前ということもあり、幼いながらもしっかり言葉を発することが出来る坊にぴったりです。

坊(ぼう)の名シーンや名セリフ

坊の名シーンや名セリフについて解説していきます。

作中ではわがままな赤ん坊だったり、銭婆によってネズミにされたりと姿を変えますが、どちらの姿も可愛らしいのが特徴的です。

ダメ今遊ぶの!

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千尋がハクを追って湯婆婆の部屋に入り込んだとき、咄嗟に隠れた場所が坊のベッドで、千尋に対して遊んでほしいと駄々をこねるシーンでのセリフです。

自分がこの暗い空間にいるのは湯婆婆が「外の世界はばい菌がたくさんいる」と言っていたからであり、自分が泣けば湯婆婆はどこにいても飛んでくることを知っているため、遊び相手もいない状態でした。

そんなときに湯婆婆ではない千尋が訪れたことで、新しい遊び相手になってくれると思った坊は、千尋を脅しなんとしても遊んでもらおうとします。わがままではありますが、坊にとって千尋は初めて出会った存在だったのかもしれません。

自分の足で歩くシーン

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(C)スタジオジブリ

銭婆にネズミにされたあと、千尋とともに「沼の底」銭婆に会いに行くとき、疲れてしまって坊ネズミを持ち上げられなくなったハエドリを見た千尋が「肩に乗っていいよ」と声をかけますが、無視をして自分の足で歩きはじめるシーンです。

人間の姿ではわがままだった坊が、油屋から一歩出るだけで誰の手も借りずに自分の足で歩けるようになったことが一番の成長だと思います。

湯婆婆が過保護だった分、今まで自由に生活できなかった坊に対して、銭婆がここまで自立することが分かった上で魔法をかけたのかそこまでの描写は作中では出てきません。ですが、銭婆が魔法で姿を変えてくれたおかげで、ネズミの姿になってからは人間の姿だった頃に比べて自由に伸び伸びと生きていることが伝わってきます。

ばぁばのケチ。もうやめなよ。

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(C)スタジオジブリ

銭婆の元から帰ってきて坊ネズミから赤ん坊の姿に戻ったとき、湯婆婆に対して初めて千尋を庇ったときのセリフです。

今まで坊は湯婆婆の部屋という狭い世界だけで生きてきました。しかし、銭婆が姿を変えてくれて千尋とともに銭婆の元へ行き、その道中で見た景色の一つ一つが坊にとって新鮮な世界だったのです。出会ったときから仲が良い2人ではありませんでしたが、自分の目で新しい世界を知った坊は千尋に感謝をし、千尋のことを気に入ります。

坊にとって千尋が大切な存在となったからこそ、「自分には湯婆婆だけがすべてじゃない」と知った坊の初めての反抗的なセリフです。

坊(ぼう)のまとめ

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(C)スタジオジブリ

わがままで湯婆婆の言うことがすべてだった坊ですが、ネズミとなっていろんな世界を見ていくうちに自分の意思を持てるようになります。

外の世界を知ることをできたのも千尋のおかげで湯婆婆としても複雑な心境のようですが、心のどこかで千尋に対しても感謝の気持ちを持っているのかもしれません。

初めは苦手だったけれど、作品を何度も観ていくうちに坊のことが好きになったという方もいるのではないでしょうか。