【名探偵コナン】楠田陸道(くすだりくみち)はかわいそうな黒の組織の一員

コミック第57巻「偽りの患者」で登場する楠田陸道(くすだりくみち)。

脊椎捻挫により杯戸中央病院で入院する患者です。

「そんなに重要な人物なの?」と思われる方も多いと思われますが、実は楠田陸道は黒の組織の一員だったのです。

杯戸中央病院に入院していたのは、キールこと水無怜奈の居場所を見つけるために送られたスパイだったからです。

今回は黒の組織の一員の楠田陸道のプロフィールや登場シーンなど紹介していきます。

楠田陸道 の基本情報

楠田陸道 はどのような人物なのかを性格や見た目などの観点から紹介していきたいと思います。

【名探偵コナン】楠田陸道(くすだりくみち)はかわいそうな黒の組織の一員

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

見た目・性格

楠田陸道の見た目は襟足が長めな黒髪に面長な輪郭をしており、アゴに髭を生やしています。

登場が杯戸中央病院で入院中だったため、水色の入院着に首にはコルセットを付けていますね。

性格は、赤井秀一の追跡に恐怖し自殺してしまうシーンがあり、臆病者のようです。

職業・所属

楠田陸道は黒の組織の構成員です。

黒の組織はコナンの宿敵であり、世界規模の犯罪組織です。

構成員は世界中に存在し、各界の著名人も在籍しています。

幹部クラスになると酒の名前のコードネームが与えられるそうですが、楠田陸道は組織では末端のようで、コードネームはありません。

組織の一員のキールこと水無怜奈が事故で負傷し、行方不明だったため、病院で匿われていると判断した組織は、各病院にスパイとして患者に装ったスパイを潜入させました。

杯戸中央病院には楠田陸道が潜入しますが、コナンの推理により黒の組織のスパイだったことが判明し逃走します。

その後FBI捜査官の赤井秀一の追跡に恐怖した楠田陸道は自身の所持する拳銃で頭部を撃ち抜き自殺しました。

声優

【名探偵コナン】楠田陸道(くすだりくみち)はかわいそうな黒の組織の一員

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

楠田陸道の声優は岩田光央さんで「ONE PIECE」のエンポリオ・イワンコフとしても有名です。

楠田陸道 の名シーン・名台詞

楠田陸道 の名シーンはどのようなものがあるのでしょうか。紹介していきます。

このC4を破裂させてなァ!!

【名探偵コナン】楠田陸道(くすだりくみち)はかわいそうな黒の組織の一員

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

杯戸中央病院で黒の組織のスパイだと見破られてしまった楠田陸道の決死の逃走場面。

杯戸中央病院の中に黒の組織のスパイが紛れ込んでいると推理したコナンは容疑者を近日に入院してきた3人に絞りました。

コナンは楠田陸道が首を痛めているのに首を回す姿を目撃し、見事にスパイだと見抜きました。

事件が解決したと思われたその時、楠田陸道は自身の首に巻いてあったコルセットを外し、首に巻き付けた爆弾を見せ、病院内の人々を道連れにするという強行手段をとりました。

爆弾を前にコナンやFBI捜査官も太刀打ちできず、楠田陸道は車を使い逃走します。

楠田陸道の最後の秘密兵器ですね。

赤井秀一に怯える楠田陸道

【名探偵コナン】楠田陸道(くすだりくみち)はかわいそうな黒の組織の一員

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

杯戸中央病院から逃走した楠田陸道は追跡中のFBI捜査官の赤井秀一と顔を合わせました。

赤井秀一はFBI捜査官として黒の組織に潜入した過去があり、組織内では「シルバーブレット」として恐れられています。

楠田陸道も赤井秀一の恐ろしさを知っていたようで、赤井秀一からの逃走を諦め、自身の拳銃で自殺してしまいました。

この自殺は後の伏線回収につながる重要なシーンです。

水無怜奈に射殺される赤井秀一

【名探偵コナン】楠田陸道(くすだりくみち)はかわいそうな黒の組織の一員

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

楠田陸道は登場しないシーンですが重要なシーンなので紹介します。

黒の組織に復帰した水無怜奈はCIA調査官のスパイだったことが判明しました。

組織の一員のジンは水無怜奈に銃を押し付け、赤井秀一を呼び出すように脅します。

ジンの命令により水無怜奈は、赤井秀一を殺害し、車に爆弾をしかけ、その場を去りました。

赤井秀一は殺害された後、車ごと燃やされ焼遺体として発見されるのでした。

しかしこのやり取りはコナンが考案した作戦で、赤井秀一は死んではいませんでした。

では車ごと燃やされた遺体は誰?と思われますが、遺体は自殺した楠田陸道の遺体だったのです。

楠田陸道は自殺後、赤井秀一の死体役として燃やされるという、少し気の毒なシーンです。

安室透の言葉の中で登場する楠田陸道。

【名探偵コナン】楠田陸道(くすだりくみち)はかわいそうな黒の組織の一員

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

File888話「ギスギスしたお茶会」より安室透の発言から楠田陸道が再登場します。

妃英理が杯戸中央病院で手術されることを知った毛利小五郎とコナンは杯戸中央病院に向かいます。

杯戸中央病院で偶然会った安室透はコナンに楠田陸道という男は知らないかと尋ねます。

普通の人なら、知らない人間の名前を尋ねられると、どういう人物なのか聞き返すはずなのに、コナンは知らないと言い切っていることから、楠田陸道はコナンと接触したと安室透は確信したのでした。

楠田陸道が再び登場するワンシーンですね。

楠田陸道のまとめ

【名探偵コナン】楠田陸道(くすだりくみち)はかわいそうな黒の組織の一員

『名探偵コナン』(C)青山剛昌/小学館

楠田陸道は黒の組織として杯戸中央病院に潜入していたスパイでした。

作中では自殺し、その後遺体を利用されるといった気の毒なキャラクターです。

ネット上で「楠田陸道」と検索すると「楠田陸道 かわいそう」と出るほど、悪役ですが同情してしまうほどかわいそうなキャラクターです。

楠田陸道は既に亡くなってしまっていますが、黒の組織の一員のため、今後、重要なキャラクターになることも無いとは言い切れません。

今後の楠田陸道の再登場を期待していきましょう。