【千と千尋の神隠し】リンの性格や正体は?名セリフや名シーンを紹介

数多くの作品を世に送ってきたスタジオジブリの中でも特に名作と言われている「千と千尋の神隠し」。

第75回アカデミー賞にて長編アニメーション賞を受賞し、日本国内で歴代興行収入1位を獲得した作品としても有名です。

この記事では、千と千尋の神隠しに登場する湯女の1人であるリンの正体や名シーン、名セリフについて解説をしていきます。

早速、姉御肌で頼りがいのあるリンについて振り返っていきましょう。

リンの基本情報

リンの基本情報についてまとめていきます。

【千と千尋の神隠し】リンの性格や正体は?名セリフや名シーンを紹介

(C)スタジオジブリ

それではリンのそれぞれの項目について解説していきます。

リンの見た目・性格

リンの見た目は油屋に勤務する他の湯女のような麻呂眉毛にといった容姿ではなく、千尋と同じ普通の人間のような容姿をしています。また、リンと同じような見た目をしてる湯女は他にもおり、リンと同じ仕事をしている湯女が該当すると言えます。

年齢に関しては14歳とされていますが、あくまでもこれは見た目の年齢が14歳であるだけで、ちゃんとした年齢については明かされていません。

サバサバした男勝りな性格で口調も荒っぽく、一人称は「おれ」もしくは「アタイ」と言っています。

千尋を湯婆婆の元へ連れていくときに出会った蛙男を撒くために使用したイモリの黒焼きは「お姉さま方に頼まれている」という言い訳をしていることから、自分よりも先輩の湯女のことは「お姉さま」と慕っていることが分かります。

また、普段の湯女としての仕事中の他の従業員とのやり取りや、気を良くしたカオナシが油屋の従業員に金を振りまいているときに他の湯女に誘われて金を貰いに行くシーンなど、裏表のない性格から男女問わず慕われていると分かる場面もあります。

自分よりも年下の千尋に対して面倒見のいい一面があります。リンよりも年下なのが千尋しかいないからなのか、先輩として厳しいながらも優しくしっかり仕事を教えています。

リンの仕事・職業

リンの仕事は湯女として床の雑巾がけを始めとする油屋全体の掃除はもちろん、浴場の清掃を主に担当しています。

どちらかというと、お客様対応がメインではなく営業中も空いた浴場の清掃を行い、次のお客様が入浴するまでに準備を完了させるという体力メインな仕事内容で、千尋とともに大浴場の掃除を任されている場面を見ると一通りの仕事は出来ることが分かります。

同じ部屋で生活している湯女たちもリンと同じピンクの狩衣を着ていることから、先輩後輩関係なく同じ部屋割りであるようです。

リンと千尋の関係性

リンと千尋は姉妹みたいな関係性です。2人とも近い年齢と言うこともあり、千尋が油屋の中でも特に気の許せる相手だと言えます。

もちろん仕事のときは先輩後輩としての上下関係がしっかりありますが、大湯での仕事の途中で千尋の分の朝ごはんを持ってくるシーンやオクサレ神の正体を見抜いたシーンでは、お姉さんのように千尋をサポートしています。

ずっとリンに対して敬語だった千尋が物語の終盤では砕けた口調になっており、「おまえのことどんくさいって言ったけど取り消すぞ」というやり取りだけで、リンが千尋に対する信頼と千尋がリンに対する信頼がしっかり築かれていることが分かります。

リンの正体

リンの正体はおそらく白狐だと言われています。

作中では明かされていませんが、設定資料として白狐のイメージ画が描かれていたため、そうではないかという噂が元となっています。

また、人間である千尋に対して始めは嫌そうな反応を見せたもののすぐに優しく接したこと、自分が油屋で働いていることが嫌だという話から、動物ではなく元々人間なのではないかという噂もありました。

しかし、あくまでも噂程度の話であるため真偽は明らかになっていないことと、リンのキリッとした目元や他の湯女とは違う顔立ちから考えても白狐説が有力であると言えます。

リンの声優

リンの声優を担当したのが、玉井夕海さんです。

大学生のときに受講した宮崎駿監督が主催の「東小金井村塾2」というアニメーション講習に参加したことがきっかけとなり「千と千尋の神隠し」のリン役に選ばれました。その後は声優としての活動はあまり行っておらず、歌手活動をメインとしながら、他にも女優や脚本家などマルチに活動をしています。

声優初挑戦とは思えないほど違和感のない堂々とした演技で、ハスキーボイスが特徴的なカッコよくも優しいリンを見事に演じ切っています。

リンの名シーン・名セリフ

リンの名シーンや名セリフについて解説していきます。

姉御肌なリンは男っぽい喋り方ですが、そっけない喋り方でも千尋のことを一番に気にかけているリンの優しさが伝わってくるセリフを紹介していきます。

おまえトロイからさ、心配してたんだ。油断するなよ、わかんないことはおれに聞け?な?

【千と千尋の神隠し】リンの性格や正体は?名セリフや名シーンを紹介

(C)スタジオジブリ

千尋が湯婆婆を説得し、油屋で働くことを認めてもらったときにこっそりリンが千尋にかけたセリフです。

釜爺に頼まれて最初は嫌々千尋の相手をしていたリンでしたが、湯婆婆にひるまなかった千尋の度胸と勇気をリンも認めたのです。そして、自分よりも年下であること、なによりも自分の部下として千尋が一緒に仕事をすることが決まり、元々の面倒見の良さがここへきてしっかりと描かれています。

言葉は乱暴でも見知らぬ異国の世界で心細かった千尋はリンのこの言葉で少し救われた部分があり、油屋で働く決意をしたシーンでもあります。

おれいつかあの街に行くんだ。こんなとこ絶対やめてやる。

【千と千尋の神隠し】リンの性格や正体は?名セリフや名シーンを紹介

(C)スタジオジブリ

千尋の活躍で油屋を訪れたオクサレ様が実はすごい川の神様だったということが分かり、千尋としても初めての大きな仕事を終え、リンが持ってきた夜食とともに一息落ち着いたときの会話で出たセリフです。

リンは自分で望んで油屋で働いているわけではなく、致し方なくこの油屋で働いているのです。千尋やハクみたいにおそらく事情があって油屋で働いているのかもしれませんが、残念ながら詳しい事情などは語られていません。

いつ油屋を出れるかは湯婆婆次第であることはリンも知っていますが、「絶対に辞めてやる」という強い意志が込められているセリフです。

カオナシ!千に何かしたら許さないからな!

【千と千尋の神隠し】リンの性格や正体は?名セリフや名シーンを紹介

(C)スタジオジブリ

千尋が釜爺から電車の切符を貰い、ハクの代わりに銭婆に謝罪に行く際、線路まで船で送っていった帰りにカオナシに向かって放った一言です。

カオナシが千尋のことを狙っていたことをリンも知っており、千尋はカオナシも連れていくと言いますが、リンとしてはイマイチ信用がならない様子でした。今まで妹のように可愛がっていた千尋が心配だからです。

しかし、油屋へ来たばかりのオドオドした千尋ではなく、リンは千尋の強さを一番近くで見ていたからこそ千尋を信じ、自分は油屋で千尋の帰りを待つことを決めたシーンでもあるので、このセリフの重みが伝わってきます。

まとめ

【千と千尋の神隠し】リンの性格や正体は?名セリフや名シーンを紹介

(C)スタジオジブリ

油屋の中で千尋の精神的支柱であった存在がリンです。

姉のように優しく時には厳しく千尋を見守り、千尋もリンにはすぐ心を開いていました。それだけではなく、自分の夢である街へ行くために、なんとしても油屋を辞めるという意思をしっかり持っているのは油屋の中でもリンだけで、他の従業員とは違った存在であることも分かります。

特にリンは女性のファンが多く、リンの面倒見の良さが心に刺さった方もいるのではないでしょうか?