【魔女の宅急便】魔女の大先輩、キキの母親コキリについてのまとめ。

主人公、キキの母親であるコキリ。

登場するシーンは少ないけれど、その存在は大きくキキの大切な人です。

この記事では、コキリについてまとめてみました。

キキのお母さんってどんな人?

【魔女の宅急便】魔女の大先輩、キキの母親コキリについてのまとめ。

(C)スタジオジブリ

性別 女性
年齢 37歳
スタイル 黒のドレスに大きなエプロン 優しい笑顔
仕事 魔女 薬草で薬を調合
声優 信沢三恵子

主人公キキの母親であるコキリも、古い血筋の魔女であります。

魔女として優れた力をもっていますが、「空を飛ぶ魔法」と「薬草から薬を作る魔法」しか使えません。

草花に囲まれた家で薬草から薬を調合していますが、その姿はまさしく魔女です。

しかし、お薬の調合具合は一筋縄ではいかないようで、上手くいかなかった時はちょっとおどけてみせたりしてチャーミングな一面もあります。

真剣に取り組んでいる姿も見受けられ、薬の調合の難しさを感じます。

肝っ玉母さんとまではいきませんが、暖かく包容力のある優しいお母さんです。

夫のオキノと娘のキキと三人で暮らしています。

コキリの名前と年齢

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(C)スタジオジブリ

劇中では名前を呼ばれる事はなく、自宅前の案内に「魔女にご用の方は ベルを鳴らしてください コキリ」と書かれているので、キキの母親はコキリとわかります。

年齢は37歳。夫は人間のオキノ。

黒いドレスはコリキの魔女スタイル

コキリもキキ同様に、魔女のシンボルでもある黒のドレスを着ています。

薬草を調合したり、家事もしなくてはならないので大きな白いエプロンを黒のドレスの上に着用しています。

この大きなエプロンが、コキリの包容力の大きさやふんわりとした優しいお母さんのイメージを強くしていますね。

コキリのお仕事

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(C)スタジオジブリ

コキリは魔女の力を使って、町の人々にお薬を作ってあげることを仕事としています。

コリキの作ったお薬は町の人たちにはとても評判がよく、薬の調合に忙しくしています。

作ったお薬は箒にまたがって空を飛び、町の人に届けています。

古い血筋を持つとても優れた魔女ですが、時代の流れとともに魔女が使える魔法というのは数が減ってきており、コキリも空を飛ぶこと、薬草を使って薬を作ることのふたつしか魔法を使う事ができません。

また、娘のキキが空飛ぶ魔法しか使えず、薬草を作る魔法を覚えさせられなかった事を心配しています。

コキリの中に人は?

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(C)スタジオジブリ

コキリを演じるのは、声優の信沢三恵子氏です。

大学在学中はアナウンス研究会に所属し、卒業後はテレビドラマや舞台で活動されていました。
1971年にテレビドラマでデビュー。
声優としてテレビアニメの作品で役を演じたのは1976年からでした。

2009年に上映されたサマーウォーズからは、作品に関わった情報がありません。

主な作品:未来少年コナン(ラナ)・魔女の宅急便(コキリ)・野球狂の詩(水原勇気)・サマーウォーズ(陣内万理子)

コキリの名シーンとセリフ

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(C)スタジオジブリ

「そんなに形にこだわらないの 大切なのは心よ」

キキの出発の準備を手伝いながら、キキに言ったセリフです。

魔女のドレスが真っ黒であることが気に入らなそうなキキに、コキリはこのセリフを彼女に投げかけます。

大切なのは表面を着飾ることではなく、内面を磨くことである事を娘に伝えたかったのです。

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(C)スタジオジブリ

「いつも笑顔を忘れずにね」

大変なことや辛い事があっても、決して笑顔を忘れないことは大切だとキキに教え、笑顔こそが人々を幸せにする最高の魔法という事を伝えます。

笑顔でいると福を呼びますものね。

キキの幸せを祈る言葉でもあるかもしれません。

原作のコキリ

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(C)スタジオジブリ

原作では、キキは一両親の元に戻りコキリから「くしゃみの薬」の作り方を教わります。

箒で空を飛ぶ魔法しか覚えなかったキキが、魔女としてまた成長する場面でもあります。

くしゃみの薬ってどんな薬なんでしょうね。

また、コキリが病に倒れ、キキはふるさとに戻る事にするのです。

風邪程度の軽い病なら、自分の作った薬で治してしまるコキリですが、老化で魔女としての力が弱まってきているのか、薬を煎じても一向に良くなる気配がありません。

とうとう危篤状態になってしまったコキリを、キキは懸命に看病します。

母として、魔女として

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(C)スタジオジブリ

キキと同じ魔女のコキリも、13歳の時に今住んでいるこの町に修行にやってきます。

彼女もまた、この町でいろんなものを見て、触って、町の子供たちと楽しい思い出を育みながら、いろんな事を体験したことでしょう。

一人娘のキキが、自身と同じように魔女として成長する事を心から喜び、また、いろんな体験をするであろうという事を理解しているので、キキの不安を取り除いてあげる言葉や仕草がとてもおおらかで頼もしいです。

自身が長く使ってきた箒を、旅たちの日にキキに手渡したのは、魔女を継ぐキキに少しでも力になれるようにと、おかあさんはあなたの側にいつもいますよという意味を込めて贈ったお守りなのかもしれません。

母としても、日常のささやかな出来ごとを送る中で、さまざまな生きていく上でのノウハウやマナーをキキに教えます。

芯があってとても優しい、愛情深いお母さんです。