【銀魂】紫雀提督はハタ皇子の兄弟だった!?気になる過去や声優、名場面までまとめました!

漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『紫雀』。アルタナ解放軍を旗揚げした名手である彼。

アルタナ解放軍で有名な『紫雀』は、実は央国星という星で皇子として生まれていました。そんな『紫雀』の気になる過去や家族、声優、名場面など解説します!

紫雀のプロフィール

【銀魂】紫雀提督はハタ皇子の兄弟だった!?気になる過去や声優、名場面までまとめました!

紫雀の特徴

紫雀は宇宙中のアルタナを狙う「アルタナ解放軍」の一人で、解放軍の結成にも関わった提督です。戦闘での腕も立ち、「艦隊戦の名手」とも呼ばれている大物人物です。

本名は『バルカス』。一人称は「私」で、口調は丁寧です。部下からは「提督」と呼ばれています。

薄紫の長めの髪で耳の先端が尖っていて、綺麗に整えられた髭を生やしています。白い上下の服に紫のを羽織っていて、がっちりした体形です。額に突起物がありますが、金属製のヘアバンドのような物で隠されています。若い頃の紫雀は、かなりの男前です。

紫雀の生い立ち

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紫雀は央国星の第二皇子として生まれました。才気溢れ、人格も王として申し分ないと言われていて次期国王に推薦されていました。唯一の欠点が、央国星の人々の額に生えた「チダンネクスコ(通称・チンコ)」が小さい事です。「チダンネクスコ」は大きければ大きいほど優秀であるとされています。

そして当時の国王である父が亡くなって、次期国王を決めなければならなくなった時、紫雀は心優しくて「チダンネクスコ」も大きい弟・ハタに国王を継がせるため権利を破棄して央国星を去ります。

そして自分の居るべき国を探すように、他の星々で戦場に身を置き『圓翔(えんしょう)』と出会います。『圓翔』と紫雀は共に戦い関係は良好でした。その後「アルタナ解放軍」を結成した二人ですが、ある時より変わってしまった『圓翔』と意見の相違から違う道を歩みます。

紫雀の家族

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紫雀は三兄弟の次男で、長男に「ドラゴニア」三男は「ハタ」と言います。父親は紫雀がまだ若い頃に亡くなっています。初め長男の「ドラゴニア」は死んだと思われていましたが、後に生きて登場します。

ハタは央国星(おうこくせい)の皇子で、心の優しいキャラクターです。宇宙中の、生きとし生けるかわいい生物(変わった生物)を愛しており、度々地球にも足を運んでペット集めをしています。

ドラゴニアは過去に事故で記憶喪失になり彷徨っていました。そのため死亡したと伝えられてきたのですが、攘夷志士・桂小太郎(かつらこたろう)と行動を共にしている「エリザベス」に突如、巨大な「チダンネクスコ」が生えている事が判明します。そこでエリザベスは自分が「ドラゴニア」という名前である事を思い出します。

アルタナ解放軍

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アルタナ解放軍は、天人(地球外生命体)達の連合軍です。地球に攻め入ってくる為、「銀魂」の作中では敵という立場です。

古くから星の膨大なエネルギーである「アルタナ」を管理してきた「天道衆」が秘密裏に殺害され、その犯人でもある『虚(うつろ)』が宇宙中のアルタナを暴走させて星々を破壊します。「天道衆」が好き勝手していると思い込み、これに恨みを持った者たちが集まって出来ました。アルタナ解放軍の目的は、その名の通り「アルタナ」を誰かの管理下に置く事を廃止させて、解放することです。

アルタナ解放軍を立ち上げた一人で中心人物である「紫雀」は、解放軍のいくつもある戦艦の中で、母船である天鳥船(あめのとりふね)に搭乗しています。敵として登場した「紫雀」ですが、「天道衆」が既に死んでいる事実を知り、地球人による説得もあった為に最終的に地球側に着きます。

紫雀の声優

アニメ「銀魂」で紫雀の声を担当したのは『津田健次郎(つだけんじろう)』です。代表作は海馬瀬人(遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)、御子柴清十郎(Free!)、尾形百之助(ゴールデンカムイ)等です。

低音で渋い声質の『津田健次郎』は、話題のアニメ「呪術廻戦」の七海健人の声も担当している人気な声優です。

紫雀の名言・名シーン

冷静で大人な紫雀提督の貴重な名場面、名セリフをご紹介します。

「あれが侍たちのリーサルウェポンハラキーリ」

【銀魂】紫雀提督はハタ皇子の兄弟だった!?気になる過去や声優、名場面までまとめました!

アニメ「銀魂」第343話で、江戸の将軍「徳川喜喜(とくがわのぶのぶ)」が交渉のために紫雀に会いに来ているシーンです。

便意を我慢して腹痛に襲われしゃがんでいた徳川喜喜を見て、なんらかの兵器が出ると勘違いした紫雀は皆を退避させて自分だけが残ります。そして対抗するために同じポーズを取り踏ん張ります。まぬけな一面が見える名シーンです。

「平和な国には優しき王が似合う」

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アニメ「銀魂」第348話の回想シーンでのセリフです。

国王である父の死後、次の国王を決めることになった際に第二皇子である「紫雀」と第三皇子である「ハタ」のどちらが国王になるのかで内輪揉めになりました。紫雀は王としての才も持ち合わせていましたかが、「ハタ」が国王になるべきだと、自ら央国星を出ます。運命を分ける大事な名シーンです。

冷静な判断力で頼れる紫雀提督

声優・津田健次郎の落ち着いた大人の声がぴったりの紫雀は、物事を理解する能力に長けていて、決断力や仲間を想う気持ちを持ち合わせています。「銀魂」では珍しい真っ当な存在で、非常に頼れる存在であると言えます。